エピソード6『守るべき存在』“His Sister''s Keeper”
あらすじ
オクタヴィアを捜すため、ベラミーが仲間を連れてグラウンダー(地球人)のテリトリーに入っていく。一方レイヴンは、フィンとクラークが深い関係になっていることに気づく。そんな中、ベラミーは、自分とオクタヴィアがアークで過ごしたつらい子供時代を思い出していた。
ネタバレ感想
誰にも隠れて2人目のオクタヴィアを産み落とした母親ですが、唯一幼かったベラミーは出産にも立ち会う形となって妹の誕生を見届けていたのですね。兄弟を持つこと自体が禁止されている世界で、血の繋がりがある妹を持つというのは普通の世界での関係以上に特別な存在になるのでしょう。しかも名付け親でもあったのか。そう考えると、ベラミーが最高権力者を撃ってまで妹を守りに地球行きのロケットに潜り込もうとしたのも納得できます。
そんなオクタヴィアの不在にようやく気が付いたベラミーはキャンプ中を探し回り、夜中に大規模な捜索隊を出すことに。
三角関係が始まりそうな状況ですが、クラークをフィンとくっつけさせるためにレイヴンを殺すような展開だけはやめて欲しい。
あのクラークが素直に縋り付くはずもなく、話し合おうと言うフィンに対して「彼女がいるんでしょ、話すことはない」と拒絶気味で、フィンもこのまま無かったことにしてレイヴンと丸く収まればいいのにやはり去る者は追いたくなるかー。現状、レイヴンよりもクラークに惹かれていそうな気配が感じられて、絶対やめておいた方がいい地雷女なのに何でだよ、と言いたくなります。
地上から空を見上げると発光している無数の流れ星が見え、あれは流れ星ではなくアークから放出された遺体だと話すクラーク。
おかげでオクタヴィア捜索前でバタバタしている時にレイヴンが無線機を水没させたベラミーに食ってかかりややこしい雰囲気ですよ。
送信機を修理するために居残り組のクラークはレイヴンを“画材店”に案内して使えそうな部品を探すようですが、あの場所を見て他に誰にも教えていないと知ったレイヴンは二人の仲を勘繰るのではないでしょうか?
フィンにキスして『愛してる』 と言い合う場面を間近で見せられているクラークよりも、決死の覚悟で恋人のためにここまで来たレイヴンが裏切りを悟ってしまうことの方が同情レベルが大きいなぁ。
見知らぬ土地で目を覚ましたオクタヴィアもやはりジャスパーの時と同じく太ももの傷を治療された形跡が。
グラウンダーが何をしたいのか、アークから来た若者達のことをどう考えどう扱おうとしているのかは未だ不明です。
オクタヴィアの手掛かりを追いながらグラウンダーのテリトリーに辿り着いたフィン達は、吊るされた骸骨に『入るな』のメッセージがあると気が付きますが、妹のためならなりふり構わないベラミーと、オクタヴィアに恋心を寄せる病み上がりのジャスパーは迷わず中へ。そんな2人を見てフィンとその他数名も仕方なく後をついていきました。
夜が明けて手掛かりが途切れた森で途方もなく歩く御一行でしたが、先ほどまでそばにいたはずの仲間が突如消え、次の瞬間には首を掻き切られた遺体が降ってくるという状況になって初めてヤバさを実感し始めております。
周りを見渡せばいつの間にか囲まれており、走って逃げるという無策さ(笑)
あまりにも殺意の高い罠に誘導されており、まんまとかかった別の仲間もお亡くなりに。
育ってきた環境のせいか、脆さと逞しさを併せ持っているオクタヴィアは自力で森へ這い出してきたものの、自分を連れ帰ったであろう坊主頭のグラウンダーに見つかって口を塞がれます。
ただ、オクタヴィアを黙らせたのは目の前で殺される仲間と同じように標的にされることを避けるために助けたかのような気配を感じますねぇ。
結局、殺されることは避けられたものの元いた地下牢のような場所に戻され、今度は鎖で手を繋がれ本格的に監禁されることに。
かつてのアークで、抜き打ちの査察に怯えながら部屋からは一歩も出られず十数年生きてきたオクタヴィアに、統一記念の仮面パーティーで警備を務めることになったから外に出られるぞとこっそり妹を連れ出すサプライズ計画を立てたベラミー。
このパーティーでジャスパーとオクタヴィアのファーストコンタクトがあったのが小粋ではないですか。
しかしこのパーティー中に大規模な太陽フレアが発生して避難区域への退避命令が出ます。それに伴い仮面を外して身分証を提出するようにとの指示が出され、〈シャムウェイ大尉〉に見つかり道も分からないまま逃げようとしたオクタヴィアは捕まってしまったのです。
後に中佐となったシャムウェイが訪ねてきて、母親を処刑した張本人ながら、ジャハ議長の決定により妹を含めた若者の囚人100名が地上へ送られるという極秘事項を聞かされ、密航を手配してやるから議長を殺せと銃を受け取っていたベラミー。
そうまでして妹を守ろうとしていたベラミーは拉致監禁されたオクタヴィアも見つけ出します。
その直前にこれまたオクタヴィアは自力で様子を見にきたグラウンダーを殴り倒して手枷の鍵を奪い取っておりましたが。
感動の再会も束の間、目を覚ましていたグラウンダーから隙をつかれて刺されてしまうフィン。また瀕死の怪我人が出てしまいましたよ。
レイヴンはフィンとクラークが関係を持ったことを悟ってしまい、クラークとも気まず過ぎる状態にありましたが、フィンがどえらい状態で運び込まれてしまったのでそれどころではなくなります。
医者の母と話さないと助けられないから早く無線機を修理しろという無茶振りにも全力で応じるレイヴン。
逆なベラミーとオクタヴィアの仲は最悪なものに。自分を助けてくれたグラウンダーをオクタヴィアは庇おうとし、「お前を救ったのは俺だ!」と3人も仲間が死んだ現状でも敵を擁護する妹に声を荒げるベラミー。
「悪いのは兄さんよ、私を責めないで!さっさと去ればよかったのに、フィンが死んだら兄さんのせいだわ。転落の始まりは兄さんよ」とパーティーに連れ出されたことがきっかけで投獄されたし母さんは殺されたという恨み節まで出始めるオクタヴィア。
ベラミーもロクな奴ではないけれど、ただただ妹のことを想って大切にしてきたことが伝わるアーク時代の眼差しを見てしまった後なので、オクタヴィアの言い方は酷いというか幼稚に感じます。しかし、売り言葉に買い言葉で「お前に人生を奪われた」と思ってもない罵り方をするベラミーもなかなかなもんで、似た物兄妹でしかありません。
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▼次回、エピソード7
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