
エピソード1『非情な炎』“Brazen”
あらすじ
2019年の大みそか。LA中で人々が新年を祝う中、イーストハリウッドにあるアパートで火災が発生し、10歳の少女を含む数名の住人が死亡する。放火だったことが判明。刑事ハリー・ボッシュが現場に到着するが、そこに相棒のジェリー・エドガーの姿はなかった。
ネタバレ感想
ナンバリングタイトルとしては、いよいよこのシーズン7がファイナルです。
シーズン6最終話から4ヶ月後の2019年大晦日。
マディとアントニオはチャンドラーのパーティーに来ています。
そしてなんとボッシュは、ドナ・ソベル判事と良い仲に(笑)
ビレッツ警部補宅でも年越しパーティーが行われており、凸凹コンビのムーアとジョンソンは相変わらず健在で、マンクやピアス、エッジウッドといったいつものハリウッド署メンバーは変わりませんが、ヴェガは少し雰囲気が変わりました。
ビレッツ警部補はパートナーの〈アン〉と仲睦まじい関係ですが、エドガーとベネットは微妙な感じ。関係は続いているものの、憎き敵のアヴリールを射殺した精神的ストレスから立ち直れていないエドガーが参っているようです。
新年早々、イーストハリウッドで火炎瓶を投げ込む放火事件が発生し、複数の死者が出たと報告を受けたボッシュは判事とのデートを切り上げて現場へ。判事と刑事って付き合ってもいいのか。
現場へ向かう道中、エドガーにもメッセージを残しましたが、年越しを1人きりで過ごし泥酔して眠ってしまったエドガーは応答できず。普段が誰よりもきっちり屋なだけに、この堕落ぶりは非常に心配です。
火炎瓶をアパートの2階に投げ入れる男の姿は複数の目撃者がおりますが、現場周辺は暗くて容疑者二人の容貌や乗ってきた高級車を特定できるだけの有益な情報はまだありません。
火元になった管理人室の管理人は無事だったものの、死者3人のうち1人は妊娠8ヶ月の妊婦で、もう1人は借主の〈マリア・ヘルナンデス〉で、火災発生当時別の部屋にタマレを配りに行っていた10歳の娘〈ソニア・ヘルナンデス〉を捜しに出て死亡。
更にソニアは、非常扉の前で横たわっているのが発見され、ボッシュが目の前の扉を確認すると施錠されており開かないという絶望的な状況で死に至ったことが分かります。
病院へ向かい、管理人の〈エデュアルド・ロハス〉に話を聞こうとするも、1時間前に発作が起きて亡くなったと聞かされるボッシュ。
チーフと妻のジュンは思いがけず病院で新年を迎えることに。
どうやら生まれて来た赤ん坊が未熟児で保育器に入っているようです。無事に育ってくれるといいのですが。
ボッシュは現場に現れなかったエドガーのことを聞かされた際、ビレッツ警部補には重度の胃腸炎だと誤魔化していましたが、エドガー本人にアヴリールの事件以後ずっと沈んでいると指摘してもほとんど逆ギレの状態で返される始末。
アパートの住民は大半が不法滞在者で、証言することにより当局への引き渡しや逮捕を恐れて誰も警察と話したがりません。
ただ、1人だけマリアには夫がいて、ソニアの父親だという〈ヘクター・ヘルナンデス〉は一年前メキシコに送還されたと教えてくれる者も。
新しい家主が管理人を雇って売人を一掃していたらしく、売人達のボスは問屋“ラ・マヨリスタ”という通り名で呼ばれているそう。女ボスか。
大勢が放火犯の男2人を見ていたのに『フードと黒い車』だけで正体が不明なんて話があるわけがなく、住人達の怯えた様子からして犯人が何者なのかは確実に知っているはずだと踏んだボッシュは、ギャング担当の〈コリンズ〉からも話を聞くことにします。
“ラ・マヨリスタ”こと〈グラディス・ロドリゲス〉は売買を仕切っており、ビジネスの鬼で普通の女じゃないとのこと。
ロドリゲスがクスリを仕入れるパルマスのボスは終身刑でペリカン・ベイ刑務所に収監されており、実権は未だあるものの弱っていて、若手の〈エマニュエル・トレホ〉と〈ミゲル・ペニャ〉が下剋上による王位を争っているそうです。
ソニアは“タマレの少女”としてネットで話題になっているようで、非常扉が開かず、扉の前で亡くなっていた情報を早くも掴んでいるアンダーソン。相変わらずです。
チーフの後押しもあってか、市長になったロペスですが、市長選でほとんどチーフに裏切られる形となったジェンはいまやロペス付きになっているんですね。
アヴリール射殺の件で懲罰委員会がエドガーに下した罰は、警察学校での戦術改善の研修受講で済み、恐れていた解雇は免れてホッとした様子。確か以前に撃たれた際に莫大な年金が入ったとかで、最悪クビでも大丈夫そうですけどね。ボッシュもエドガーも、仕事人間にとっては生きていけるかどうかという金銭面での問題ではなく、やりがいある仕事で忙しくしていることそのものが人生の生き甲斐なのでしょう。
とりあえず正式な処分は下されたということで、区切りをつけて腐らず真っ当にやれるかとボッシュに問われ、エドガーも「前に進む」とのこと。
新しい家主である“NKR不動産管理”の責任者によれば、売人の排除を最優先するためロハスを雇ったそうで、ここまでギャングの反発が大きいとは思わなかったそう。
非常扉の施錠の件を聞くと、住人達の仕業で自分達はこの不運な事故に無関係だと主張。
ボッシュとエドガーは、移民だらけの現状から高級化を狙って自社物件に放火させた可能性も考えております。
ヘッジファンド経営の〈ヴィンセント・フランゼン〉が何百人もの投資家が騙した詐欺師として逮捕されたという報道が。
テレビと会話するマンクは癒やしです(笑)
マディの務めるチャンドラーの事務所では大規模な案件が始まったそうですが、詐欺で逮捕されたフランゼンからの依頼がこれか。
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▼次回、エピソード2

