エピソード3『地獄の門』“Ye Who Enter Here”
あらすじ
レクサは空の民のリーダーと会談を開いてクラークを仲間に引き渡すと言い、その条件として、空の民がレクサ率いる同族連合の一員になることを要求する。一方、ベラミーの元にはマウント・ウェザーで知り合ったグラウンダーのエコーが現れ、会談はワナだと告げるが・・・
ネタバレ感想
あんな野生的だったグラウンダーなのに、総帥は近代的でデザイン性の高い家具に囲まれえらく文化的な暮らしをしていたんですね(笑)
レクサはやはりワンヘダとして狙われるクラークを助けるために捕らえさせただけで殺すつもりは毛頭なく、空の民と会談を開いて仲間の元へ引き渡す予定だそうです。
マウント・ウェザーでは裏切ったくせにと噛み付くクラークは珍しく正論だし、自力で勝っただろうというレクサの返しはすり替えの結果論でしかないのが残念。
クラークを返す条件として、空の民に自分の連合軍の13番目の一族として支配下に入ることを要求するというのもなかなか図太いな。
もちろんクラーク様が素直にこれを受け入れるはずがありません。どこを見ても女リーダーだらけでそのどれもが最高峰のプライドの高さを持っているからややこしい(笑)特にグラウンダーはアーニャに始まり、レクサや氷の国の〈ナイア女王〉と、女性をトップに置くしきたりでもあるのでしょうか?
氷の国の大使を塔の上から唐突に蹴り落とすレクサ。塔の下は町のようになっていて一般人が生活している様子なのに巻き添え食らったらどうすんだ。
会談のため、グラウンダーの生活圏の首都“ポリス”へ入るアビーやケイン達。
ファーム・ステーションの生存者をマウント・ウェザーに入れたアビーの判断は、仲間を大勢殺されたいわく付きの場所なだけあってグラウンダーの反発を買い交渉が難化すると懸念しているケイン。またアビーは勝手なことをやらかしたのか。
パイク達は我が物顔でマウント・ウェザーを使っており、こりゃあグラウンダーのみならずここで死闘を繰り広げたアルカディア勢すら複雑な気分になることでしょう。
クラークを無事に送り届ければ追放を解くという約束を反故にされたどころか囚人として軟禁状態のロアンは、帰るために手を組まないかとクラークに近付きます。どうやらレクサ暗殺を企んでいるようです。
マウント・ウェザーの外でオクタヴィアとベラミーが話していると、付近で捕らえられたグラウンダーが連行されてきました。
グラウンダーの女性はマウント・ウェザーでベラミーの隣のオリに入っていた氷の民の〈エコー〉で、会談はワナだ、暗殺者が潜んでると恩人でもあるベラミーを見捨てた償いとして、行軍を抜け出して伝えにきたようです。
やはりファーム勢はややこしい存在と化しており、パイクはこれを聞いて反撃にマウント・ウェザーのミサイルを使えば互角に戦えるとかとんでもないことを言い出しました。こいつヤバすぎるだろ。処刑!
シンクレアは「発射コードも分からない」とそりゃそうだけどもそうじゃないだろ的なとぼけた返答で、何故か横から「私がいるでしょ」と乗り気なレイヴン。いやいやいや、ここにきてミサイルを使うなんて絶対許されんだろ。なんで誰も止めない。ベラミーすらですよ。えぇ?
ポリスに到着したケインは活気溢れる首都を見て心底嬉しそうだし、しっかりと習得しているグラウンダーの言語を使って現地の人と交流をしております。
そんなケインを見て「和平の交渉に必要なのはあなたのような人よ」と言って議長バッジを返したアビー。初めてアビーに共感できたかもしれません。しかしケインはこれを受け取らず、「議長の座は皆が決めるべきだ」とのことで、アルカディアに戻って選挙をするまでは暫定アビー議長のままに。ケインがまとも過ぎる。
クラークはロアンがベッドに仕込んでいたナイフを使ってレクサを襲うも、やはり彼女を殺すことはできず、「追い詰めてすまなかった、母親の部屋に案内させるからもう帰っていい」とアッサリ釈放されかけたところで「考えがあるの」と呼び止めます。
レクサにどういう提案をしたのか分かりませんが、アビーとケインの部屋に現れて氷の国に対抗するため、アーク人が13番目の配下に入ることが条件になったと伝えるクラーク。結局自分のことしか考えていない短絡的なアビーの反発をひと言ずつまともな意見で諭すケイン。介護かよ。
ケインはこの案を飲むことに賛成し、アビーも一応は納得の姿勢を見せます。
配下に入った後に氷の国を打ち負かすのはワンヘダだと自分で言っており、グラウンダーの化粧を施し、厳かな生歌をバックにレクサの前へ跪くクラーク。正式に空の民が連合に加わり、その証としてリーダーに印が与えられると聞き、それが焼きごてだと知ってか知らずか「あなたが受けて」とケインに譲るアビー(笑)
ポリスに入る前の地点で見張りの衛兵が殺されているのを見つけたベラミー達は、エコーの案内でトンネルから先を急ぎます。
見張りを倒しながらエレベーター跡の梯子を塔の最上階まで登り切ったベラミー、オクタヴィア、パイク、エコーは武器を持った状態で会談の場に躍り出て罠だと叫ぶも、情報源のエコーがいつの間にか消えているではないですか。
その頃、氷の国の暗殺者はポリスではなくマウント・ウェザーの7階で行動を開始しました。
自信満々だったわりにコード割り出しに難航しているレイヴンやシンクレアに対し、素人ならではの閃きで、12桁のコードなんて大統領も覚えてはいなくてどこかにメモしてるんじゃ?と部屋を探しに行ったベラミーの恋人〈ジーナ〉が居る階です。
ジーナは刺され、何故か12桁のコードを腕に書いていた刺客がパネルを操作して自爆モードを起動してしまいました。氷の民がコードを知っているのも謎だし、澱みなくパネルを操作するあたりもおかしいだろ。
ジーナからの無線連絡で怪しい人影に気付き後を追うシンクレアとレイヴン。シンクレアを殺そうとしている刺客を後から追いついたレイヴンが射殺し、腕のコードを確認するもジーナは既に息絶えており応答なし。
中へ戻って解除しようと走り出したレイヴンをシンクレアが止めている間にマウント・ウェザーは大爆発を引き起こして中に居た人々は犠牲に。そういう感じ?
またしてもベラミーやオクタヴィア、レイヴン、シンクレアという主要メンバーが助かりポッと出のファーム勢はまとめて消される、と。
レイヴンから無線で現状を知らされるベラミー。
無線はその場に居た全員が聞いており、氷の国から会談に出席していた大使は開き直って「あの施設に戻るからだ。弱い総帥に代わって氷の国が制裁を加えた!」と宣言。
もはや開戦したようなもので、空の民も一度アルカディアに戻って兵を集めることに。空の民の大使としてポリスに残れと命じられたクラーク。
ベラミーは自分の民を優先する裏切り者の総帥ではなく仲間の元へ戻れと諭すも、クラーク自身もこの場に残る決断をして一旦お別れです。
連合に入った場合、空の民も総帥の民として扱ってもらえるんですかね?なーーんて思っていたら、皆が帰った後にレクサがクラークの前に跪き「空の民クラークに忠誠を誓う」と言い出しました。真逆の意味で「お前の民は我が民だ」だそうです。どうしてそうなった。
怪しかった自爆コード発動刺客は最後のマウンテン・マンだったそうで、それがどうして氷の民と繋がっていたのか。もともとマウンテン・ウェザーにスパイとして潜り込んでいたのでしょうか?
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▼次回、エピソード4
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