エピソード4『反乱分子』“Watch The Thrones”
あらすじ
ケインがグラウンダーとの和平を守ろうと必死になる中、マウント・ウェザーを爆破させた黒幕が明らかになる。一方、マヤを失った悲しみのあまり自暴自棄な行動を繰り返すジャスパーは、キャンプからある物を持ち出す。
ネタバレ感想
早々に罪人として総帥の前に連れて来られている氷の国のナイア女王 。クラークは49人もの仲間の命を奪われた空の民代表として厳罰を求め、ナイア女王は秒で死刑を言い渡されます。
この状況からナイア女王は総帥に退陣を要求。
ナイア女王があっさり捕まったのは勝機があったからなのか、次々と総帥の退陣を求める声が上がり、クーデターが起こってしまいました。
満場一致の決定か死によって総帥は権力を失うというグラウンダーのルールがあるも、連合に加わったばかりのクラークは賛同しておらず満場一致とはいきません。
退陣要求は否決で、クーデターを企てたものは全員処刑すると鼻息の荒いレクサの右腕でしたが、「そうなれば我らの軍が報復するまで」とナイア女王。結局武力に出るのならわざわざクーデターを企てたりせず攻め込めばいいような気もします。
ナイア女王はレクサに言われるがまま決闘を申し込み、レクサも受けて立つとのこと。
決闘って申し込んだ本人じゃなくて指名された戦士がするんかーーーい!!!!ナイア女王は息子ロアンを指名し、レクサは代理など必要ないと啖呵を切ってしまいました。
闇の血と呼ばれる訓練中の子供達の中にいた〈エイデン〉という少年にすら押し負けていたのに大丈夫か?思う壺やん。
アルカディアでは、いまや連合となって総帥の支配下になったわけでマウント・ウェザー壊滅の件に関する報復はしないし、総帥の処罰に任せると判断していたアビー達ですが、案の定アンチグラウンダーでファームの仲間を大勢失ったパイクが黙っていません。すぐにでも総攻撃をしかけて皆殺しにしてでも分からせるべきだのなんだの言っていますが、そもそも武力的に完敗してそうでは?
自分が施設を離れたせいで49名の仲間が死んだ、と自責の念に駆られているベラミーは衛兵の制服をケインに返します。ケインの言う通り、ベラミーのせいではないんだよなぁ。
一方で、追悼式に出ないと言い張るジャスパーは厳戒態勢のアルカディアを取り囲むように塞いでいる鉄板を一枚剥がして外へ。不安定なジャスパーを気にかけ続けているモンティはこの行動を見つけて止めようとするも、そのまま出て行ってしまったジャスパーを一人にさすことはできずにしょうがなくついて行くことに。
最も有望な総帥候補としてエイデンをレクサから紹介されるクラーク。万が一にでも自分が死んだ時に跡を継ぐ少年が、自分同様に空の民に忠誠を誓うことを示させてクラークを安心させたかったようです。
自分が死んでも空の民は守られるから受け入れろと言うレクサに、冗談じゃないととにかく素直に言うことを聞く気にはなれないクラーク。
決闘を控えているロアンに近付き、女王に捨て駒にされ追放されたのなら勝ってもいずれまた見捨てられるから王になれと唆してみると、一族は自分を認めないから王にはなれないけれど手は貸せるとのこと。
総帥が送った300人近い平和維持軍がアルカディア付近で野営していることが追悼式の最中に発覚し、まーたパイクが声を大きくしてアビーやケインを非難。
自分達の身は自分で守れる、怒りこそが信条、だそうです。
パイクに感化されて、グラウンダーの敵扱いでリンカーンに文字通り石を投げつける者まで出てきて憎悪の感情が高まってきている感じ。よろしくないですねぇ〜。
結局、リンカーンの強い希望で石を投げたファームの男はお咎めなしで、総帥からの抹殺命令が解けたからアルカディアから出て近くに居るインドラの軍に合流しようと説得するオクタヴィアにも、ここに残らなければ氷の民との違いを示せない、と諭しています。こんなに忍耐強い誠実な男になんてことすんだ。
ここまでくるとリンカーンも心配だけどそれ以上にオクタヴィアのメンタルももたなさそうだし、マヤの?遺灰を持ち歩くジャスパーも、親友を気遣い続けるもどうにもできないモンティも、皆ダメになってしまうのでは…。
自分がエコーを信じたばかりに恋人まで失ってしまうことになってすっかり陰気になったベラミーに目をつけたパイクは擦り寄って行って過激派仲間を作ろうとしているし。
グラウンダーは必ず進撃してくるし、平和維持軍は300人居るけれど銃を持つ者は居ないから自動小銃で武装した兵が10人もいれば事足りる、兵士は揃っているから銃を調達しろ、とパイクから指示されて頷くベラミー。フィンの末路を思い出せ……。
そういえば、ジャスパーが持って出たのはマヤではなくフィンの遺灰で、アビーがクラークに渡そうとしていたのを盗んできて散灰するとぬかしています。
モンティがいくらまともなことを言っても繊細ヤクザのジャスパー相手では話になりません。
『闇の血を引く者』というのは文字通り血が黒いのか(笑)
氷の女王を暗殺しようと近付き、側近に見抜かれたクラークですが、側近の〈オンタリ〉という女性も闇の血で、ナイア女王は次の総帥をオンタリにしようと考えていることが分かりました。
レクサ陣営的に、氷の国に闇の血がいるというのはアワアワするような事態だったらしく、危険過ぎるから決闘の代理を指名するよう言われるも頑なに拒否するレクサ。
とうとう決闘は始まり、互角の争いの末にレクサがロアンにトドメを刺せるところまできました。見物席のナイア女王は倒れた息子に「立て!今死ねばお前は王子ではない、ただの腰抜けだ!」と痛烈な野次を飛ばし、それでも潔く観念しているロアンを見たレクサは持っていた槍をナイア女王に投げ付けて殺し、目の前で倒れている新たな王を祝福します。決闘のルール違反だけどいいの?笑
銃を調達したパイク達が夜間の奇襲に出ようとしたところを見つけ、ベラミーを信頼しているモンローとハーパーは早々に道を譲るもリンカーンだけはたった1人で立ち向かいます。
あわや門の中で死人が出るぞというタイミングで警報が鳴り、パイク率いるファーム勢とベラミーは拘束されますが、アンチグラウンダー派は連合に入る決断をしたアビーやケインを腰抜け扱いでパイクを支持。議長選に出馬してくれというパイクコールまで響きます。
あんなのがリーダーなんてロクなことにならんぞ。
しかし、アーク人の多くはグラウンダーを信用しておらず、パイクが圧勝して議長の座に就く事態になってしまいました。
議長となったパイクは、民意を尊重してバッジを持ってきてくれたケインに対し「13番目の一族の焼き印を連合に返上する」と宣言し、敵とみなしたグラウンダーに早速攻撃を仕掛けるつもりです。
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▼次回、エピソード5
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