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海外ドラマ≫≫The 100 The 100/ハンドレッド シーズン3 5話ネタバレ感想

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エピソード5『報復の連鎖』“Hakeldama”

あらすじ

氷の国の女王が倒され、グラウンダーとの和平を取り戻そうとするクラークの希望は、新たな脅威によって打ち砕かれる。一方、アルカディアに戻ったジャハは、脚のせいで仕事を失って苦しむレイヴンに目をつけ、マーフィーは危険な詐欺を繰り返す。

報復の連鎖

報復の連鎖

  • イライザ・テイラー
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ネタバレ感想

アルカディアの新議長となったパイクは早速グラウンダーに武力行使で攻撃し、更なる支持者を集めておりますが、返り血は浴びていてもグラウンダー相手に10対300で誰1人負傷者が居ないという不審な戦果を上げてきています。

300人もの軍隊が皆殺しにされ死体がゴミのように辺り一面に転がっているのを目にしたのは、氷の女王の死体を土産にアルカディアへの帰路についていたクラークとレクサ達。

こんな状態でもやはりインドラは重傷を負いながら生き延びていました。見張りが氷の国を警戒していたところを空の民に奇襲されて負傷者まで殺された、パイクの仕業だと告げるインドラ。

インドラが助かったのは偶然ではなく、伝言役として残せとベラミーがパイクを説得したのだそう。

『空の民は連合には加わらない、ここは我々の領土だ。撤退しなければ死ぬことになる』というメッセージを伝えられたレクサはその場で12の同族に挙兵させアルカディアに攻め込み空の民を滅ぼすと伝令を出させます。自分が説得に入ろうと動き出したクラークももはや敵の重要人物でしかないはずですが、インドラの無線機を使ってケインと話すチャンスだけは許されました。

インドラからの合図を受けたケインは、自分はパイクに監視されているからと秘密の抜け道を使ってオクタヴィアを自分の代理として送り出します。

 

議会ではパイクがエスカレートして、水の確保と防御しやすい環境に畑を作るため領土を広げるつもりで、その範囲内にあるグラウンダーの村は反撃の拠点にもなるし最優先で排除すると言い出しています。

村を排除するなんてさすがにやり過ぎだとパイクに意見したベラミーですが、戦争ではやるしかないだの、失われた命より救った命のことを考えろだのそれらしい言葉で丸め込まれ、ケインに諭されても逆上する姿にリンカーンも我慢の限界が来たようです。

 

そして、なんとこの面倒な時にジャハがオタンを連れてアルカディアに帰ってきてしまいます。

アリーの入ったバッグを必死に守ったオタンはファームの衛兵に撃たれてしまい、それでも顔色一つ変えずに「光の町に行け、アリーが待ってる」と耳元で語りかけるジャハ教祖。

ジャハから逃げたマーフィーはすっかりエモリと上手くいっているようで、エモリ流のやり口で盗賊のようになっております。こっちもこっちで大丈夫か。

エモリとオタンは血の繋がった兄弟だったらしく、やはりオタンを追いたいと必死でマーフィーを説得しますが、マーフィーはどうしてもキャンプに戻ることは避けたい様子。

 

パイクの独裁政権は続き、氷の民にやられて治療にきていた重症者を含むグラウンダーまで医療品は使わせないどころか拘束すると言い始め、リンカーンが暴れ始めると彼の仲間であり重病で動けない〈デナエ〉に銃を向けて脅し、リンカーンまで留置所へ。

一応はアルカディアに受け入れられると、教祖というより伝道師として光の町の布教を始めているジャハ。

アビーからのドクターストップで生き甲斐の仕事も奪われてやさぐれているレイヴンはアリーに目を付けられて、ジャハは「これをのめば痛みは消える」と例のチップを差し出します。もちろんその場で受け入れるほどレイヴンは馬鹿ではありませんが、ジャハは時間をかけてでも説得するつもりらしく、レイヴンがターゲットになってしまいました。

 

野営地でグラウンダーが皆殺しになっている惨状を目にしたオクタヴィアは、ベラミーと話したいというクラークに協力して彼女を秘密裏にアルカディア内へ連れてきて兄と引き合わせます。

氷の国の女王は死に、マウント・ウェザーの制裁は終わった、グラウンダーとの関係を修復しないと総帥と12の同族が攻めてくると教えても好戦的な態度を崩さないベラミー。地上に着いた頃のベラミーに戻ってしまった感があります。ただ、ベラミーの悲痛な叫びは聞けば聞くほどまぁこうなっても仕方ないか、という感じも。

確かにクラークは罪の意識に耐えかねて民を捨てて出て行ったわけでもうリーダーじゃないというのも、妹を爆撃させて自分は裏切り者の総帥と手を組んで逃げたというのもその通り。皆が自分を信じてくれていたのに大勢を死なせてしまったと必要以上に罪悪感を背負い込んでいるのは、それだけベラミーにリーダーとしての自覚と責任があるからなんですよねぇ。

珍しくクラークが しおらしくなって「出て行ったのを謝るわ、あなたがいれば大丈夫だと思ったの」と言って項垂れると、思わずクラークに寄り添ってしまい「俺も謝るよ」と囁いたベラミーには騙されました。なんだかんだ優しい男だよなぁ、と思ったところでクラークに手錠をかけるベラミー。やるな。

パイクの部屋に連れて行かれる寸前で、オクタヴィアの助けが入り、油断したベラミーを電撃棒で無力化するクラーク。アビーとケインもオクタヴィアから話を聞いて脱出に協力してくれてクラークとオクタヴィアはキャンプの外へ。

留置所に入れられているリンカーンを助けるためにも、内と外に別れた方がいいというケインの案で無線機を渡されました。

レクサの元へ戻ったクラークは、暴力の連鎖を断ち平和をもたらす一歩を踏み出して欲しいと頼みますが、それはそれで都合の良い話です。そしてあっさりこれを受け入れて、血で血を洗え派のインドラに「平和という困難な目標を目指すべきだ」と説教口調のレクサ。ダメ元で言ってみるもんだなぁ。クラークの出現はグラウンダーの世界からしてみても大打撃でしょうな。

 

総帥の領土内で盗みを働けば死刑に値するらしく、また死体のフリで通りすがりの人間をカモろうとしていたマーフィーはグラウンダーに捕らえられ殺されかけます。

しかし、マーフィーが持っていた荷物の中にあったチップを見て「聖なる印だ!」と叫ぶグラウンダー。どこで手に入れたか吐くまでは殺されないと踏んだマーフィーは黙秘し連行されるのですが、マーフィーは誰よりも波瀾万丈な人生だよなぁ。

 

脚の痛みに苛まれ、仕事も奪われ失うものがなくなったレイヴンは早くも光の町の鍵となるチップを口にしてしまいました。レイヴンもまた、虚構の世界に魅入られてしまうのでしょうか。

チップを口にしたことでアリーが見えるようになったのまではギリギリ分かるとして、あの光の町にトリップしなくても現実世界で痛みを感じなくなるというのはどういう原理?

THE 100/ハンドレッド

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▼次回、エピソード6

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