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海外ドラマ≫≫The 100 The 100/ハンドレッド シーズン3 9話ネタバレ感想

THE 100 / ハンドレッド <サード> 後半セット(2枚組/9~16話収録) [DVD]

エピソード9『プロメテウスの火』“Stealing Fire”

あらすじ

クラークは〝闇の血″にまつわる衝撃の事実を知ることに。一方、オクタヴィアは胸を引き裂かれるような決断を強いられる。死刑を宣告されたケインには、アビーとの面会が許される。

プロメテウスの火

プロメテウスの火

  • イライザ・テイラー
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ネタバレ感想

次期総帥の選抜が始まろうとしている中、未だ党の一室に閉じ込められているクラークとマーフィー。

昨晩はクラークを暗殺しようとしていたはずのタイタスも、総帥にだけは徹底して忠実で、二度とクラークに手を出すなというレクサの遺言を守って二人を外に出してくれました。

今なら群衆に紛れて逃げられるとのことですが、なんとしてもレクサの意思を継ぐエイデンを総帥にしなければと躍起になっているクラークはエイデンに会わせろと無茶言ってます。よそ様の部族の神聖な儀式にまで口を出すなよ(笑)

しかも、なんだかんだのゴリ押しで清めの儀式中のエイデンに会わせてもらっております。この世界では自我が強い者勝ちか?

空の民が守られるという確約さえあれば後はどうでも良さそうなクラークですが、直接紹介されたエイデンのみならず、その場に居る総帥候補の全員が、総裁になった暁には空の民を守るとレクサの前で誓っていたそうです。

ただ一人、レクサ達には闇の血を隠して氷の国の女王に支えていたオンタリだけは、クラークがレクサに主人を殺させたという恨みもあって「空の民を一人残らず殺してやる」と挑戦的。

クラークを襲おうとしたオンタリにめちゃくちゃ負けてたけど、エイデン大丈夫か?

 

ケインと同じ罪を犯したという扱いで留置場にいるシンクレアやグラウンダー達も死刑にすると宣告するパイク。法を厳守するとか言ってましたが、シンクレアは反逆罪で納得にしても、ほとんど捕虜状態のグラウンダーまで同じ扱いはどうなのでしょう。逃亡を謀って暴動を起こしたからアウトか……まぁそうか。

微妙なラインではありますが、自分だけの罪で他の仲間は逃げようとしただけだと仲間を庇うリンカーンの嘆願に応じて、ケイン、シンクレア、リンカーンの3人だけにクーデターを起こした罪を問う、命で償えと言うパイク。見方によってはかなり甘いというか、アンチグラウンダー気質が強いだけに問答無用で全員処刑でもおかしくないところなのに融通がきく男にも見えてきました(笑)

ベラミーとモンティは、ハーパーとミラーが居る部屋をこっそり訪ねて関与がバレないよう話さずミラーの制服に仕込んでいた盗聴器を取り出します。

盗聴器の信号を遮断し、リンカーンとシンクレアまで処刑されることになったと話し、手引きするからケイン達を逃がす作戦を教えてくれと言うベラミーとモンティ。

盗聴器まで仕掛けられていただけにこれは罠かもしれず、ミラーもハーパーも下手なことは言えません。

散々変わってしまったベラミーを見ているし、モンティも母親がゴリゴリのパイク一派なのでいくら共に戦ってきた仲間でもミラー達が信用し切れないのは当然です。

ベラミーは妹に1時間後に昔の船で待ってると伝えてくれとオクタヴィアへの伝言を頼んで部屋を出て行きました。

兄と再会したオクタヴィアは隙をついてベラミーに薬を打ち眠らせてインドラの元へ連れて行きます。オクタヴィアは相当ベラミーに見切りをつけている感じ。

処刑を控えたケインはアビーとの最後の面会を許されます。そう言えばこの二人デキかけていたんでしたっけ。

 

いくら都で訓練を受けていなくても闇の血を持つオンタリにはフレームの継承権があるそう。

エイデンを勝たせるために八百長でもせんばかりのクラークでしたが、レクサが選んだのがエイデンなら彼が勝つだろうとフラグを立ててしまうタイタス。

その直後、勝利の角笛が鳴り響き駆けつけてみるとエイデンの首を取って惨殺したらしいオンタリが総帥の玉座についていました。あーあ。

もはや氷の国が天下を取るのは秒読みで、クラークに激しい恨みを持つオンタリがトップに君臨した今、いつまでもここにいるのは危険で、決闘でレクサに助けられた借りを返すためにロアンがクラークとマーフィーをこっそりポリスから逃がしてくれます。この絶好のチャンスでもどうしても人に与えられた道は歩きたくない性分なのか、「フレームを奪う」とマーフィーが拷問されていたポッドの部屋へ戻ってしまうクラーク。

一族の最も大切な品を盗み出そうなんて大それたこと、クラークしかできないでしょうね。

タイタスに見つかって伝統的な継承方法にまでケチをつけて首を絞められるクラーク。そりゃそうだ。

候補者は皆殺しにされた今、他の誰かを総帥にしようとしても、闇の血でない者がフレームを使えば命を落とすそうです。ほー。

レクサと寝た際に彼女の背中には奪った命の数だけ円が彫られており、総帥候補者8人に対して7つの円しかなかったのを思い出したクラークが8人目の闇の血が生き残っているはずだと聞けば、1人逃げ出した者が居るとすんなり話してくれるタイタス。

タイタスとて、オンタリを総帥とは認めたくはないのが本音で、儀式から逃げ出した臆病者であってもオンタリよりはマシなのではないかとクラークが詰め寄っている最中にオンタリ本人がフレームを求めて部屋に入ってきて、タイタスは咄嗟にクラークを隠してくれます。

そして、オンタリよりは〈ルナ〉の方がマシだと認め、リンカーンが言っていた名前に聞き覚えがあったクラーク。タイタスから彼女を捜すよう言われて大切なフレームや初代総帥の日誌まで託されました。なんでやねん。ルナが見つかったら即位の儀式を執り行うのまでクラークだそう。なんでやねん。余所者やぞ(笑)

歴代総帥の防具まで選ばせてもらって隠し通路から逃してもらうクラークに対し、オンタリの時間稼ぎで使われているマーフィーはまたしても貧乏くじで逃げ遅れるハメに。

 

処刑場への連行が始まり、オクタヴィア達も動き出しています。

ミラーは盗聴器を仕掛けた恋人に自分かパイクかどちらにつくか選べと迫り、ブライアンはミラーを選んで協力しただろうし、モンティのすぐそばで母親が無線の盗聴を聞いていたのは誤算だったにせよ、どこからが急な対処でどこまでが作戦の内なのか分かりませんが、床下で育ったオクタヴィアならではのやり過ごし方で囚人3人は衛兵の目から隠れられている様子。

モンティも最後の最後で母親の前で偽情報を通信して衛兵を仲間のいない方へ追いやってくれて、母親も息子が処刑されると分かっていて密告するのは憚られたらしくパイクには誤報を掴まされただけだったと誤魔化しています。

逃亡の手引きをしていたアビーは誰かが道を示さなければならない、と自分はキャンプ内に残るようです。

パイクの方もなかなか小狡く、行方が分からなくなった逃亡者に自ら出て来させるよう残っているグラウンダーを処刑すると無線で宣言。

これを聞いてリンカーンが自分一人逃げられるはずもなく、それなら自分も残って戦うと言ったオクタヴィアを薬で眠らせてケインに彼女を託しました。リンカーンの男気は本当に半端ないな。これで殺されでもしたら大損害ですよ。

 

タイタスはオンタリの前でフレームをクラークに託したと言い、ほとんど自殺する形で死んでしまいます。オンタリに儀式をさせないためなのかもしれませんが、いや、あんたは死んだらややこしいだろ。どんだけレクサ推しなんだよ。

 

そして、ハンドレッド史上最大の衝撃が。

なんとリンカーンに救済措置はなく、パイクの手で処刑されてしまいました。

えぇ……圧倒的良キャラをここで!?信じられない……。ここで見るのやめた勢少なくないのでは?

ウォーキング・デッドのグレンの死以来の衝撃と胸糞です。そんなぁ……リンカーンは殺しちゃいかんだろ!!!

THE 100/ハンドレッド

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The100 / ハンドレッド  セカンド・シーズン

▼次回、エピソード10

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