エピソード14『不戦の志』“Red Sky at Morning”
あらすじ
クラーク、ベラミー、オクタヴィア、そしてジャスパーの旅は惨劇に見舞われ暗礁に乗り上げる。その間、レイヴンとモンティは重大な発見をするが・・・
ネタバレ感想
それにしても、マーフィーって鍵をのんだわけじゃないのにアリーのことを認識しているのは何故なのか。閉じ込められていたシェルターで見た映像からアリーのヤバさは分かっていたとしても、わりと初っ端から鍵をのむことでアリーとリンクすることを理解していたような?勘と頭が良いだけか?
定期的に牢の中に入ってきて鍵をのむ者は居ないかと確認してくる見張りを殺して手錠の鍵を奪うインドラ。
マーフィーからジャハが操られているのはバッグの中のAIの女だと聞いて、 バッグが神殿に置かれているはずだと言及したインドラ。パイクは敵の裏をかいて逃げたフリでバッグを奪おうとインドラに協力をもちかけ、マーフィーもこの案に乗ると、他の脱走者とは分かれて3人で神殿へ。いつの世も、共通の敵が居れば犬猿の仲の人達は結託するのですね。
しかし既に脱走したグラウンダーが1人磔にされて光の町送りになったことで、3人のバッグ奪取作戦もアリーにバレてしまいました。
アリーはエモリを送り込んでマーフィーを止めることに。
ルナのところにいるグラウンダーは皆、戦いや殺し合いと決別した者たちだけだそう。
オクタヴィアにも救いではなく戦いを求めているだけでそんなことはリンカーンも望まない、と伝えるルナ。戦い無しで総帥を引き継ぐというのは現実的に厳しそうなんだよなぁ。
アルカディアに残ったレイヴンとモンティはアリーのシステムの解読を進め、彼女が既にポリスまで征服して勢いを強めていることを掴みます。
ハーパーはモンティに気があったのかー。マウント・ウェザーでも一緒でしたしね。なんとなく爽やかさのあるカップルです。2人がくっついたのを見て「やっとね」のひと言で済ませるレイヴン姐さんがカッコ良い(笑)
ジャスパーはルナのところにいる〈シェイ〉という女性とお近づきに。マヤの傷を癒してくれるのはシェイとかそういう感じですか?余所者と惹かれ合いがちなジャスパーです。
ベラミーもオクタヴィアもルナの意志を尊重して諦めているのに、クラークは黙ってルナにフレームを埋め込むことを考えています(笑)
ベラミーはすーーぐクラークに丸め込まれるなぁ。
ルナに騙し討ちをしかけたクラークですが、ルナの強さは圧倒的なもので見事なまでの返り討ちにあっています。レクサにも余裕で勝ってしまう実力の持ち主だったのか……戦わないなんて勿体ない。
レイヴンはアリーのコードの中にセキュリティが何層にもなっている“要塞”を見つけ、ここに何かが隠されているはずで内部に侵入すればコードを変えられるし秘密を探れると主張。
モンティは、自分達はあくまでも外部から解読するだけでクラークの帰りを待つべきだと断固反対。どちらが正しいのか微妙なところですが、ろくに休まず働き通しのレイヴンは心配です。
パイク達の目的はバッグを壊すことで、既に神殿に先回りしていた見張りを倒してバッグに手をかけようとしたマーフィー。
しかし、バッグの中には核燃料電池が入っていて無理に壊せば町全体が汚染されるとエモリから聞かされ手を止めます。
強制送還されるクラーク達でしたが、アリーのチップの影響はいつの間にかルナの居る場所のグラウンダーにまで入り込んでいたようで、アリーがフレームを見つけてしまいました。
クラーク、ベラミー、オクタヴィアはコンテナに閉じ込められ、シェイは矢で射られて一緒にいたジャスパーは捕まってしまいます。
ルナもアリーに支配された仲間から拷問を受け鍵をのむよう強要されています。まずは鍵をのませて支配下に置き、それからフレームを入れてすべてを知ろうというのです。
毎度毎度、強制的に鍵をのませるなんて簡単そうなんですけどねぇ。自らの意思でのませることが重要なのだとしたらどういう仕組みなんだ。
ここに来てようやく、ナイラのところからドローンでつけてきていたのだと気付くベラミー。時既に遅し過ぎるし、さすがはワンダへ。行くところ行くところに死をもたらします。
ルナへの拷問を見ていられず、鍵をのむからやめろと受け入れた〈デリック〉ですが、鍵をのんだが最後、自分の意思など消え失せて自分を犠牲にしてまで守ろうとしていたルナに鍵をのむよう迫るという負の連鎖が。
AIを取り出す場に居合わせたマーフィーはクラークが拒んだ時のための保険として生かされているのは分かりますが、ジャハはその前からマーフィーにやたらと固執していた理由が別にあるのでしょうか?
モンティが寝てしまった隙に、ベッカの残したパスワードを使って管理者アカウントでアリーのメインフレームに侵入を試みるレイヴン。
アリーにはすぐにアルカディアからのアクセスが伝わりますが、現状では簡単に追い出せないようです。メインフレーム無しでは唯一の動力源であるバッグのモバイルも危険だとか。
要塞も突破したレイヴンは行く手を阻む人がいて先に進めなくなり、アリーが操るハンナの意識が目を覚ましたモンティに語りかけてきます。ここに来て肉体のみならず母親の意識まで消すことなどできないのではないかと思われましたが、ファイル削除のためのエンターキーを押せるとは……モンティ、お前、漢だな。モンティはいつも正しい。リンカーンの次くらいに信じられる存在ではないでしょうか?
しかし、モンティの覚悟も虚しく、見つけた停止装置を作動させる前にアリーはメインフレームから姿を消してすべてが無駄に。
さすがのモンティも独断で行動してしまったレイヴンを責め立てます。
バッグの中身を開いて、燃料電池を避けてAIを壊しにかかるマーフィー。自分も永遠に消えてしまうというエモリの必死の嘆願で、意外にもモンティではなくマーフィーの方が「ムリだ」と戦意喪失。マーフィーに代わってパイクが破壊するも、既に移行は済んでおりあと少しのところでアリーを破壊できそうだったのに……!
矢が刺さり瀕死の状態でクラーク達が閉じ込められているコンテナを開けに来てくれたシェイ。
機械室にジャスパー達が捕らわれていると言い残して亡くなってしまいました。ジャスパーもなかなかの厄病神体質なのかもしれません。
子どもを人質にとられたルナはとうとう不戦の志を曲げて敵を排除。圧倒的強さでデリックまでも瞬殺です。デリックの死に嘆き悲しむルナの悲壮感ったらない。
しかしこれで吹っ切れたのか、即位の儀式を受け入れる決意をした…のではなく、飲み物に仕込んだ薬で4人を眠らせ、フレームとともに積み石の場所へ送り返したルナ。
闇の血は他にいないというのに、ここまでルナが頑なならどうすればいいんだ……。
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▼次回、エピソード15
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