何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫Reacher ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~ シーズン3 5話ネタバレ感想

リーチャー ~正義のアウトロー~

エピソード5『奇策』“Smackdown

あらすじ

思わぬ悲劇が招いた事態により、作戦の続行が危うくなったため、リーチャーとダフィ、ヴィラヌエヴァは奇策に打って出る。

ネタバレ感想

工場の固定電話に連絡したエリオットのナイスアシストもあって、ギリギリアウト感もありますが、マケイブことクインの手下が迫っていることがスーザンに伝わり、銃撃戦が始まります。

駆け付けてきたリーチャーを見て、仲間だと思っている手下を油断させ、背中を見せたところを秒で撃ち抜くリーチャー(笑)本当に一瞬の躊躇いもなく悪人を殺す男です。

もう1人はスーザンが仕留め、あと1人も狙い撃とうと構えていたところで背後から近付いたリーチャーが「また自分だけが生き残ったら怪しまれる」と止めてラップトップを捨てて別出口からの脱出を指示します。

「競合相手は女と年寄りは雇わないし、使っていたグロック26は連邦捜査官が使う銃です」と電話でクインに報告する手下。

マフィア系のこの男〈ハーリー〉は、ベック邸のすぐそばにある崖下の海流を熟知しているらしく、リーチャーに仲間の死体を運ばせて海の中へ投げ捨てるよう指示。こうして今までも何人もの人間が存在を消されていたのでしょう。

今回の件に捜査官が絡んでいるという報告を聞いたマケイブは手下を2人送り込んできていて、ベックはその2人に警備主任としての説明責任を果たせとリーチャーに要求。というか、マケイブことクイン本人が来たらリーチャーは顔バレしているので色々とおしまいです。

右腕ともなれば今後はマケイブに会う際に同行しろと命じられても不思議ではないし、その場でクインを仕留めることはできてもテリーサの居場所も分からない現状ではやはり隠し通す必要がありそうですが、大丈夫なのか?

手下にも大した説明はしないどころか、行儀が悪くメイドに下品な絡み方をした男に行き過ぎなお仕置きをして終わるリーチャー。報告されて目を付けられたらどうするんだ。

それにしても、スーザンが落としたバッジを次に会う時まで預かるというのはかなりのハイリスクですよ。ハウスキーピング中の〈アネット〉に見つかるも、築いてきた信頼関係のおかげで黙っていてくれるに100ペリカ。ベタ過ぎますかね?

 

甘過ぎるエリオットはいつやられるかハラハラしていましたが、留守番中ついに監禁していたクーパーにやられてしまいます。

小屋に帰ってきたスーザンはエリオットの変わり果てた姿を見つけることに。本来着信はしないはずの衛星電話が鳴り、よほどの緊急事態を察しながら電話に出たリーチャー。

「クーパーが逃げて、ベックに連絡が行くだろうからすぐにそこから逃げて!」と言われますが、いまだにポーリーが乗り込んできていないし、別室に保管してあった携帯電話を持たずに逃げていることを聞き、非公開のベックの連絡先を覚えていないだろうから報告のため邸宅に直接乗り込んでくるはずだと計算。

エリオットのスマートウォッチから分かるおおよその死亡推定時刻が10分前だと聞き、瞬時に計画を立てるリーチャー。

別ルートから戻る途中のヴィラヌエヴァにも連絡して逃亡計画のための要件を簡潔に伝えます。そして、スーザンはリーチャーが邸宅から出る口実を作るため、あたり一帯を停電させる担当です。

人里離れたこの屋敷に居ると近隣地域ごと停電しても確認のしようがないことを利用し、突然電源が切れたことを「エンジェルの仲間の報復だろう、リチャードが危ない」と言って不安を煽り、「ここへ到着するためには必ず通る必要がある一本道を確認してくる」とベックに伝えて難なく敷地外へ。

ヴィラヌエヴァと合流し、まずは彼の乗ってきた車を協力して道の真ん中で引っくり返します。事故車のドライバーを装ったヴィラヌエヴァがくる横転した車の中へ入り、クーパーに助けられるのを待ち、茂みに潜んだリーチャーが仕留めるという算段ですが、ヴィラヌエヴァの顔や風貌はクーパーに思いっきりバレているというのが不安なところ。

この不安は思いっきり杞憂で、横転した車に気付いてドライバーを覗き込んだクーパーを背後から撃ち抜いて始末したリーチャー。

怪しまれないよう急いで戻るリーチャーですが、屋敷では使用人を調べろというマケイブからの指示で片っ端から使用人部屋の捜索が始まっているのです。リーチャーの部屋も例外ではなく、枕カバーに隠したスーザンのバッジが〜!!!

リーチャーが帰り着くと、ベック、ポーリー、ハーリーの3人が書斎でコソコソと話しており、「潜入捜査官を家に招き入れてしまっていた」と言うではないですか。

ジワジワとした挙動で臨戦体制に入るリーチャーですが、その裏切り者というのはアネットのことで、彼女の部屋から出た携帯にはメールで事細かくベックの情報を流していた形跡があり、ATFの捜査官だったのです。

自分は軍警察にいたプロだから彼女への尋問を担当させてくれと申し出るも、既にポーリーが素手で殴り殺してしまったそう。

リーチャーですら平手打ちをされて脳震盪を起こすようなバケモノに殴り殺されたなんて。

やむを得ず彼女の遺体を処理するため海に投げなければならなかったリーチャーはポーリーへの恨みを募らせています。

潜入していたアネットがATF“火器取締局”の捜査官ならベックが売っているのは麻薬ではなく銃だったと考えたリーチャー。

ベックは職業柄足のつかない銃が必要となる麻薬密売組織のプラドに会っていたのです。

整備係を常駐させているのも車ではなく武器の動作チェックをさせるためで、エンジェルのPCに入っていた取引先リストに潤滑油の会社があったことも、麻薬探知犬が反応しなかったことも辻褄があいます。

 

翌朝、マケイブからの倉庫への呼び出しでベックと警備主任のリーチャーは必ず来い、と。

捜査官の侵入を許した責任を取らされて殺されるおそれもあると連絡を受けたスーザンはヴィラヌエヴァと倉庫を張り込むから携帯を繋いだままにしておけと言いますが、リーチャーはこのチャンスを使って今度こそクインを仕留めるつもりです。

早くもクインと対面することになるのでしょうか?体感あっという間ですが、全8話中の5話なのでもう折り返しているんですよね。

アネットへの仕打ちを見たリーチャーは、テリーサのことはもう死んでいるとスーザンに現実を突き付けており、リーチャーがそう言うのならそうかもしれないと思えてくるし、生存ルートはないのでしょうか?回想ではコールとフラスコーニ、現在進行形ではアネットもエリオットも死んでしまったし今シーズンは身内の犠牲が大きいような気がします。

宿敵(上)(講談社文庫) [ リー・チャイルド ]

Amazonプライム・ビデオで視聴できます。

プライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

▼次回、エピソード6

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー