エピソード16『人類の未来』“Perverse Instantiation - Part Two”
あらすじ
最後の対決に備えるクラークたち。人類を取り巻く悲惨な現実と向き合い始めた彼らに、衝撃の結末が訪れる。
ネタバレ感想
レイヴンの作ってくれた電磁パルスを使ってアビーからチップを取り除いたクラーク。
アリーに操られた時の自身の記憶が残るというのが辛いところです。
いくら脳死状態でオンタリに使っても無駄とは言え、一度しか使えない電磁パルスを誰に相談することもなく母親に使ってしまいましたよ。クラーククオリティだなぁ。
パイク達も上がってきて、エレベーターとハシゴは爆破し、追っ手は来ないのはいいけれど自分たちも塔の上で孤立してしまいました。
ここに来てクラークは、即位の儀式をして自分の頭にフレームを入れると宣言。
オンタリの血液を循環させて闇の血を取り入れ、クラークにフレームを入れる、そのためにはアビーの技術が必要、これならまぁ、納得です。
痛み知らずのアリーの手下は塔の外側からハシゴを使って登り始めており時間に余裕もありません。そしてケインお前、生きとったんかい!インドラは???
モンティとレイヴンのインテリチームもハーパーを助けるため、レイヴンが話をしてジャスパーの気を引いている隙にモンティが別サイドの出口から出てジャスパーの足を撃ち抜きます。
さすが衛兵なだけあってすかさずジャスパーを転かしたハーパーとのコンビネーションはバッチリで、体幹弱男のジャスパーを縛り上げることに成功。
オンタリの血を取り込んだクラークにマーフィーが即位の儀式を行なってフレームを埋め込みます。
フレームの埋め込みは成功し、闇の血を身体に入れても普通に生きているクラーク。
停止コードが分かったクラークは目覚めてすぐに光の町へ行って停止装置を捜すからチップをのむと言い出しました。
意識が死ねば肉体も死ぬ、つまり光の町で誰かに見つかった瞬間に殺されることになるらしいのですが「フレームの加護が」と説得力に欠ける確信でアビーを説得するクラーク。どこまでもクラークに対して盲信的なベラミーは即断でクラークにチップを差し出します。
とうとう光の町へ入り込んだクラークは、核爆発が起こる前のビル群でさっそく大勢の住人とでくわしました。その中には呑気にアイスを喰らうジャスパーの姿も。
しかし、住人の誰もクラークのことが見えていません。これがフレームの加護か!
更には囁くようにクラークを呼ぶ声やシンボルを通したヒントが現れて導かれているかのよう。チート級です。
外壁からの侵入者を迎え撃つはずが、目先の協力よりリンカーンの復讐に走ってしまったオクタヴィア。
パイクの足を切り付けて侵入者にボコボコにされる様子を眺めるという微妙な覚悟です。隙をつくなら即死で殺すこともできただろうに。
妹とパイクが2人きりになっていると飛んできたベラミーが助けに入りますが、おかげで第一の総帥の部屋は突破されてしまいました。エモリやケインも入ってきております。
現実世界ではオンタリが発作を引き落とし心停止寸前で、体がフレームを拒んでいるクラークに送る闇の血が足りなくなり、仮想世界でのクラークもアリーに存在を気付かれてしまいました。
同じ頃レイヴンもクラークが光の町へ入ったことに気付き、アリーがクラークのコードを全員に送って捜させていることから、チップをのんだにしても支配下には置かれていないことまで把握。
住人に見つかりボコボコにされるクラークを颯爽と現れて助けたのは二刀流のレクサでした。いや、ゲームやん(笑)そもそも光の町が出てきた時点でゲーム感増し増しか。
マーフィーぐらいのピンチに登場が一番ちょうどいいのよ、これはやり過ぎなんよ(笑)
フレームの中でレクサが生きてる論で分からなくはないのですがね。
再会を喜ぶより前に早く逃げてくれ。
現実世界のクラークの肉体が死にかけ、心臓マッサージも効かないオンタリの心拍数を上げるため胸を切り開き心臓を直に押し始めたアビー。そばに居た医療従事経験もないマーフィーは問答無用でこの役をやらされ、また貧乏くじ引いてて笑えます。おかげでクラークは光の町で目を覚まします。
ベッカが与えてくれる様々なヒントを頼りにレクサと協力して停止装置を捜すクラーク。
金網で表現されたファイアウォールに阻まれ、背後からは仮想ジャスパーが。その背後からはジャハ達も現れてフレームの加護はなくなったとのこと。
絶体絶命のピンチで突然壁に扉が現れます。我らがレイヴン姐さんの助け舟だとクラークもすぐに悟り、レクサが敵を引き留めている間にクラークは扉の中へ。
扉の中はベッカの宇宙船に繋がっていて、ようやく初代総帥のベッカとご対面です。
ベッカ曰く、アリー2と融合しても意識を制御できているクラークなら停止装置を操作できるとのことで、アリーを停止させるレバーに案内されたクラーク。
ここでアリー1が現れ、レバーを引けば前人類を殺すことになると揺さぶりをかけてきます。
アリーは4ヶ月前、残存する原子力発電所がメルトダウンを起こし始めたのを発見していたらしく、世界中で十数ヶ所が危険な状態、汚染レベルも世界規模で上昇しており半年足らずで地表の96%はアーク人を含む人間が生存できない環境になるというではないですか。
光の町で意識として生き続けることだけが人類を救う唯一の手段だと話すアリー。
クラークが迷っている間にも、現実世界では最後の部屋が突破されてしまっています。
クラークとオンタリの肉体を守りながら戦うベラミー達も限界が近付きつつある中、クラークはアリーの誘惑に打ち勝ち「痛みは消さない、乗り越えるの。皆の力で」という名言と共にレバーを引きました。
瞬間、ベラミーの首を絞めて殺しかけていたケインを始めとする鍵をのんだ者達が正気に返ります。ジャハが痛みに呻いていてザマァですよ。
元に戻ったエモリを無条件で抱き締めるマーフィー、ええ奴やな。
クラークはすぐにフレームを取り除いて命に別状も無さそうですし、殺されかけていたところをパイクに救われて赦しの心に気付いたであろうオクタヴィアも前に進めるのでは?
アルカディアではどうなったのか分からないままでしたが、ジャスパーが元に戻ったことでアリーを壊せたと伝わります。それにしても親友まで刺しておいて開口一番「楽になれたのに……」とまだ被害者ぶっているジャスパーにモンティは平手打ちくらいしてもいいのでは?
刺したのと撃ったのとでおあいこということになる2人は本物の親友ですが、その大部分はモンティの心の広さと包容力のなせる技だと思います。
改心したかと思われたオクタヴィアでしたが、全てがカタをつき自分を助けてくれたパイクを不意打ちで刺し殺すという残念な結果も。いやぁ、確かにパイクはかなりアレでしたし、300人虐殺は許されんよなぁ……それにしてもなぁ。
アリーを消したシーズン3に続き、シーズン4はメルトダウンを止めるというこれまた壮大な壁に立ち向かうのでしょう。オクタヴィアはこのまま出て行ってしまうんですかね。
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▼次回、S4エピソード1
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