エピソード2『神の赦し』“Heavy Lies the Crown”
あらすじ
クラークとベラミーは、それぞれ困難を乗り越えるために、誰が生き、誰が死ぬかを決定することを強いられる。リーダーとしての責任が、2人の心に重くのしかかる。
ネタバレ感想
クラークとベラミーがポリスを発つ9日前。
アリーに支配された〈イリアン〉という青年が自分の父と兄弟を殺して縛り上げた母親に鍵をのめと迫っていました。光の町の布教のためにイリアンを操っていたアリーでしたが、クラークに対処するためイリアンから離れます。停止装置の押し問答があったあたりでしょうか?
鍵をのんだ者は常にアリーの下僕的思考になるのかと思っていましたが、アリーがそばを離れると影響力は薄れて正気に戻ることもあるのか。
母親はそのまま亡くなってしまい、絶望したイリアンの手にはアリーのチップが。
イリアンは現在ポリスにおり、空の民の言いなりのロアンは腰抜けで、新大使として王に一騎討ちの決闘を挑んで分からせてやると意気込む男と話しています。「悪いのは王ではなく空の民です」と反論するイリアンはアンチ空の民か。
彼らは樹海の民で、下剋上計画を盗み聞きしているオクタヴィアの姿も。
どうでもいいけど、アビーのベッドシーンは生々しさが凄くてなんだかなぁ。
オクタヴィアとケインは、樹海の民の〈ラフェル〉が決闘を謀っているとロアンに報告。ロアンは病み上がりの身体でありながらこの決闘を代理無しで受けると言い張ります。
「ケガがなくても落差に負けた」と辛辣なオクタヴィア(笑)
クラーク達が世界を救う手立てを見つけるまでここでロアンの玉座を守るのが自分の使命だと考えているケインは、大使と直接話し合いの機会を持たせてくれと頼み込んでロアンの許可を貰いました。
一方で、クラーク達は何の手立てもない状態でせめて仲間にくらいは公表すべきだとするレイヴンと解決策が見つかるまでは隠しておくとするクラーク、ベラミーで意見も割れています。
3人が言い合いをする中、雨漏りする施設内を見て、汚染レベルの上昇や急激な温度変化に耐えながら宇宙で97年もったこのアルファ・ステーションを修復しようと閃くモンティ。
計算の結果、1ヶ月あれば船は修復できるらしく、500人分の食べ物と酸素浄化装置は確保できても水が不足することは明らかで、ファーム・ステーションから水の生成装置を回収するため氷の国に向かう必要が出てきました。
ブライアンに案内を頼んだベラミーでしたが、過保護なミラーも割って入り結局2人ともファーム・ステーションに向かうことに。
半年で皆死ぬと分かってすっかりゴキゲンになったジャスパーはこれはこれでウザいものがあり、同時に不安定さが心配で躁状態とでも言うのでしょうか。
ファームに向かうのはベラミーをリーダーとする、モンティ、ミラー、ブライアン、ハーパーの5人で、クラークやレイヴンはアルカディアに残って別仕事。
氷の国の領土は入って早々氷の民に捕まったベラミー達。ロアンから預かった印を見せても、問答無用で族長の所へ連れて行かれました。
ファーム・ステーションに棲みついているようなので一石二鳥か?
それにしてもロアンは氷の国を代表して空の民を守ると言ったのなら自分の仲間のところにくらいその事実を伝える使者を送っといてくれてもいいのに。
「3年間国に戻らなかった追放された王子を王とは認めない」らしく、使者があろうがなかろうが結局ダメかもですが。
何故だか装置だけは持って行くことを許されるのですが、装置のある部屋では大勢の奴隷が働かされており、その中にブライアンの友人で死んだと思っていた〈ライリー〉の姿まで。
頭を丸めた坊主ジャハは1人でアルカディアまで帰ってきたのでしょうか?
人手不足で嘆くレイヴンとクラークの前に現れ「私は元技術者で第5地区の再設計の統括をした」と自分が敵役アピールをし始めます。
アビーに鍵をのませるために自分に手首を切らせたジャハを許す気はないレイヴンは取り合いませんが、クラークは人手が必要だと説得。
エコーから一体ワンヘダにどんな取引を持ちかけられたのか聞かれ、再び来る“プライムファイア”を止めて地上の全員を救うことが空の民を守る条件だと明かしたロアン。
氷の民は一度プライムファイアを生き延びたんでしたっけ?
クラークが嘘を言っていることを証明するからアルカディアに行く許可をくれと頼み、決闘の訓練の末に真偽を確かめに行くことになりそうなエコーです。
ラフェルのところへ行って決闘は考え直して欲しいと直談判するケイン。そばにいたイリアンは自分に家族を殺させた、と空の民を逆恨みしており、光の町を滅ぼした功績も認めて欲しいと言っても受け入れてはもらえません。
一旦装置を回収した後にライリー達を奪回しようと相談していたベラミー達の所に、奴隷にされた者の1人が『明日移動する、助けて』というメッセージが書かれたボロ布を落とします。
つまり、助け出すなら今しかないということになり、装置ごと爆破させて混乱を起こすという本末転倒な案が出て軽く揉めることに。
仲間の心配だったり、囚われの身の恐怖を知っているからこそ今ここにいる仲間を助けたいと言うブライアン、ハーパーに対し、25人のために500人を犠牲にするわけにはいかないから装置を持って帰ろうとするミラー、モンティ。ベラミーがそれぞれの意見を聞いた上で、やはり目の前に居る仲間は見捨てられないような雰囲気を出しながら装置を運び出します。
結局、複製が可能かどうかも分からない生命線の装置を奴隷部屋の外で爆破させることで氷の民を一網打尽にする策にうって出た5人。
爆発を起動させて急いで隔壁の中に逃げ込み、見張りのためにいた氷の民も数の力で押さえ込みます。トドメを刺そうとしたミラーを止めたブライアンが「こいつを殺すのはモンティだ!君の父親を殺した」と余計なことを明かし、本来暴力や復讐とは縁遠い存在のモンティを駆り立てて、モンティも奴隷にされていた仲間の鎖を解放することで自分に代わって父の仇をとらせるという微妙な手の染め方をしておりました。
ラフェルに最後の警告をしたオクタヴィアは、ロアンへの決闘を取り消す気がないと分かり、空の民を狙うことが真の目的の樹海の民の大使を瞬時に暗殺。
翌日決闘の場にラフェルが現れず、エコーが入ってきてラフェルが死体で見つかったことを伝えます。一部の人間はオクタヴィアの仕業だと薄々分かっている感じですね。
アルカディアに解放した奴隷達を連れ帰ったベラミー御一行。
奴隷解放の際に意見が分かれたことでブライアンはミラーから離れて行っておりましたが、ブライアンは度々感情論に走って暴走しそうな、いわゆるジャスパー的不安感があったキャラなのでなんだかなぁ。
ベラミーが水生成装置を犠牲にしたことを伝えるとクラークもレイヴンもお怒りですが、人手が増えたことが後々に良い方向へ転ばないものか。装置がなければ生き残れるのは100人以下だと厳しい現実を話すレイヴン。
レイヴンから何度も言われていた真実の公表をここにきて受け入れたクラークは全員を集めさせます。
しかし、空の民にメルトダウンを明かしたクラークが伝えたのは安全なアルファ・ステーションにいれば1人残らず全員が助かるという嘘の情報でした。
そのためには全員の協力が必要だと人手を募り、生き残るだけでなく栄えるとまで希望をもたせます。誇張が過ぎるな。
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▼次回、エピソード3
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