エピソード10『非情の選抜』“Die All, Die Merrily”
あらすじ
オクタヴィアは、人々が生き延びるために決戦に挑むが、誰もが正攻法で戦おうとしているわけではなかった。
ネタバレ感想
オクタヴィアは空の民代表として選抜で戦ってくれるようです。
空の民なんてクソ喰らえみたいな感じだったのになぁ。
計算外だったのは、樹海の民の代表にイリアンが選ばれていたこと。オクタヴィアを追ってきたのはいいとして、一人が生き残るまでは戦いが続くんですよね?良い結果にはならんぞ。
殺さなくても一族の印を差し出せば敗者扱いになってOKルールですか?
海の民代表として名乗りをあげるルナまで意気揚々と参戦してきました。誰か止めてくれ(笑)戦意を取り戻したルナなんて相当強いぞ。
しかし…民としては敵であっても「お前は仲間だ」と言ってオクタヴィアに剣を渡すインドラの師弟関係は胸熱ですな。
戦士一人につき助言者は二人まで、ということでベラミーとケインがオクタヴィアのそばに残ります。
何故ケイン?と思いましたが、これから戦う他の代表戦士の弱点を的確に抑えてオクタヴィアに戦い方を指南しているのを見ると、妹にかける言葉が見つからないベラミーよりよほど役に立つ人選に思えてきました。まぁ、出来る限り安全であって欲しいという思いからの敵同士が潰し合うのを隠れて待てというベラミーのアドバイスは合理的ですけどね。
さっそく角笛の音を合図に選抜が始まりましたが、闘技場のような囲われた開けた場所で全員が放り出される、というわけではないようで、これは確かに隠れてやり過ごすこともできそうです。
早々に見つかりながらもアークの床下で鍛えた隠れ方で俊敏に身をこなし敵を撒いたオクタヴィアは、瓦礫の隙間からロアンが戦う様子を観察。
さすがに王なだけあって強いし躊躇のないロアンは1人、2人と敵を殺し、平原の民と森の民が早々に敗退です。森の民がこんな序盤でやられるとは……。
ルナに見つかってしまったオクタヴィア。リンカーンが生きてさえいてくれればこんな展開は無かったんだろうなぁ。
本気の殺し合いになり、劣勢のオクタヴィアは命からがら逃げ出したところをイリアンと再会。
殺す気はないから協力して戦おうと誘ってくれたイリアンを突き放すオクタヴィア。頼ればいいや〜ん。
結局敵にバレて挟み撃ちにされたオクタヴィアを助けるためイリアンが飛び込んできてくれたおかげで敗北は避けられました。
爽やか救世主のイリアンは次の瞬間、ロアン勝利のため不正行為で加担しているエコーの矢に射られます。なんちゅうことを……!!!
首を貫通した矢のせいで脚の感覚がなくなり「殺してくれ」と懇願するイリアンを涙ながらに楽にしてやるオクタヴィア。
エコーの不正に気がつき即座に止めに向かったベラミーのおかげで狙われていたオクタヴィアも助かります。
この不正は自国の民を救おうとしたエコーの独断で、ロアンの知るところではなかったというのが救いです。
「恥ずべき行為でルナに優位し一族の名誉を汚すのは許さん、お前は追放だ。氷の民を名乗るな」とやり過ぎなぐらいの制裁をエコーに与えるロアン。誰よりも忠実だったのにちょっと可哀想なほど。
エコーを出て行かせた後、自分の生死についてロアンとベラミーがやり取りするのをこっそり聞いていたオクタヴィアは、思いがけず兄からの底無しの愛情を受け取っております。
あっという間に残すところ、氷の民のロアン、海の民のルナ、湖の民の〈グアラ〉、そして空の民のオクタヴィアの4人に。
ロアンはかつて自分にフレームは壊されたと嘘をついたオクタヴィアに休戦を提案し、どちらの民だとしても人類を後世に残すため協力してルナを倒そうと持ちかけ、オクタヴィアもこの申し出を受け入れました。
グアラを始末していたルナはすぐに見つかり、オクタヴィアに回り込ませたロアンが正面からルナに挑みます。
合流した2人がかりでルナを押し、いよいよロアンがとどめの一撃を刺そうとしたタイミングで黒い雨が降り出してしまいました。
そうでした、ルナにはこの雨も効かないんでしたね。形勢は逆転し、ロアンは殺されとうとう残ったのはルナとオクタヴィアの2人だけに。
決着は早く、なんてことのない騙し討ち?で背後からルナを一突きにしたオクタヴィアの勝利です。
誰もが予想していなかった勝者が決まり、「初代総帥の墓地は空の民のものだ」と宣言するガイア。
しかしこれに対してオクタヴィアは「違うわ。空の民のための戦いじゃない、皆のための戦いよ。シェルターは空の民だけのものじゃない。皆で平等に共有しましょう、我々は平等な1つの民よ。一緒にプライムファイアを乗り越えるの、共に。」と。他の民の心も掴んだオクタヴィアは総帥に相応しい器なのかもしれません。
記念すべき地上での統一記念日です。
しかし、ロアンと別れてから塔に戻る前に何者かに連れ去られたベラミーの姿がないことにも気が付きます。誰の仕業かと思えばオクタヴィアが負けると踏んだクラークとジャハで、シェルター内で目を覚ましたベラミーに対して「助かる民が1つならそれは我々だ」とのこと。
神殿の間に駆け付けたケイン、オクタヴィア、インドラ、ガイア達はシェルターの守りがガスで制圧されており、内側からロックがかけられていると気付きますが、ケインやオクタヴィアまで締め出す気なのでしょうか?
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▼次回、エピソード11
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