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海外ドラマ≫≫The 100 The 100/ハンドレッド シーズン4 11話ネタバレ感想

THE 100/ハンドレッド 4thシーズン 前半セット(1~5話・1枚組) [DVD]

エピソード11『扉の向こう側』“The Other Side”

あらすじ

マーカス・ケイン役のヘンリー・イアン・キュージックが監督したエピソード。クラークは自分の重大な選択がもたらした結果に直面する。

ネタバレ感想

選抜の勝者が誰になったかも分からないシェルター内で「妹を放っておくわけにはいかない!」と異議を唱えるベラミー。

この期に及んでジャハが偉そうに議長ぶっているのは確かに腹が立ちます。

完全なるクラークとジャハの結託による裏切りだったというより、本来はベラミーのようにケインやオクタヴィアも回収してくる算段だったっぽいですね。

ケインを連れてくることに失敗したと聞いてアビーは無線で連絡したがり、ジャハはこれを許さず、クラークはクラークで通信はいいけれど「最後のお別れをさせたい」と閉め出したまま扉を開ける気はなく見捨てる気満々。

無線の周波数を合わせると、まさかのオクタヴィアからの通信が入ってこんな暴挙に走らなくても空の民が勝利していたことを知る中の4人。

勝利の際に、各一族100人ずつでシェルターを共有すると約束したこと、ケインは人選で時間稼ぎをしていること、ガイアは偵察隊に神殿を封鎖しせているけれど空の民の占拠がバレれば殺されることを伝えるオクタヴィア。

ベラミーはすぐに行くと答え、ケインが残されているのでアビーももちろん扉を開けるつもりでしたが、ミラー達衛兵を味方につけたジャハが強硬姿勢を見せて立ちはだかります。

暴れたベラミーは電撃棒で突かれてしまい、それを複雑な表情で黙って見ているだけのクラーク。

結局ジャハと意見が一致し、拘束したベラミーは衛兵に友人が多いことから“生き残ろうと強く思う者”に見張らせようということになり、クラークが選んだのはマーフィーでした。

しかし本当にこのまま押し通してオクタヴィアを死なせることになったらその後が恐ろしいとは考えないのでしょうか。妹のためなら何でもする男だぞ。

タービン室の中で、手錠と鎖で繋がれ罪人のように拘束されているベラミー。マーフィーは利己的な反面、意外と人間味のある部分も持ち合わせているのでそのうち助けてくれたりしませんかねぇ?

ベラミーが拘束されたとは知らないオクタヴィアは兄が来るのを待ち、インドラとの会話を盗み聞きしていたエコーに掟破りの不正行為で氷の国全体を罰さずシェルターに入れると約束する代わりに協力しろと持ちかけてエコーも妹思いのベラミーに賭けるようです。

 

ベッカの幻覚に唆されるようにせっせと宇宙服を製作中のレイヴンに、今度はシンクレアの幻覚が現れてベッカに耳を貸すなと咎めてくれています。

再会した師匠から「自殺するなんてどうしたんだ、私の知ってるレイエスは諦めない」と諭されたレイヴン。

レイヴンの頭に残ったコードを削除するため、パソコンを再起動するのに倣って一度心臓を止めるという案がシンクレアとの間に出ました。

引き続きベッカは準備が整っている宇宙行きを誘惑してきますが、レイヴンは『生きたい』という自分の意思に従って危険な可能性でも試してみることに決めました。

 

意外と冷静だったベラミーはわざと怪我をすることで唯一協力してくれそうなアビーを呼び出し、ケインを心配する気持ちを煽って鎖を外させます。

外で見張りについていたマーフィーを締め上げるまではいいものの、シェルターの扉を開けるにはジャハの居るオフィスにある制御盤を操作しなければなりません。

外では黒い雨が止み、オクタヴィアも他の民の足止めを諦めてしまいました。

話しに来たアビーに「扉が開けばクラークが一番に殺されるぞ」と弱点を突いてきたジャハでしたが、意外と娘より男を取るタイプだったアビーにその口撃は通用せず、隠していた注射器を打たれてその場に倒れ込むジャハ。

オフィスに通されたベラミーは何があろうと妹と自分がクラークを守るとアビーに約束します。

ベラミーを扉に向かわせ、アビーが制御盤を操作してロックを解除し始めた頃、クラークは見張りに置いていたマーフィーがタービン室の中で倒れているのを発見。

慌てて扉に駆け付けベラミーに向かって発砲しますが、やはり彼を殺すことはできずそのまま行かせるクラーク。ここでベラミーまで殺してしまうような女ならどうしようかと思いましたよ。

無事に占拠がバレる前に扉も開き、オクタヴィアはエコー以外の選ばれた民をシェルターへ招き入れました。

 

氷水に入って脳死を防ぎつつ、時が来たら自動的に電気ショックを与えられるようセルフ除細動器の準備を整えたレイヴンはいよいよ心停止を実行に移します。

これを無茶な計画を見事に成功させるんだからレイヴンは凄いよなぁ。レイヴンが死んだら本当に人類の多大なる損失ですよ。

 

汚染が進む中、過剰摂取で集団自決しようとしているジャスパーやハーパー達。

1人防護服を着て今ならまだ車でシェルターまで二往復できると必死に助けようとするモンティを振り切ってそのまま逝ってしまったジャスパー。最後まで自己愛の強過ぎる男でした。

ジャスパーへの同情心よりはるかにモンティへの同情心が上回ります。

同時にハーパーまで失ったかと思いましたが、彼女が留まってくれて本当に良かった。

 

さて、グラウンダーが雪崩れ込んできたシェルターでは空の民も生き残れる100人を選出しなければなりません。

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THE 100/ハンドレッド 4thシーズン

▼次回、エピソード12

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