エピソード1『エデン』“Eden”
あらすじ
プライムファイアから42日後、クラークは地上に這い出て、かつてのポリスを目指した。母が避難しているはずのシェルターを捜そうとするが、がれきに阻まれてどうにもならない。水も食糧も尽き、ついに砂漠で倒れるが、そこへ１羽の鳥が現れる。鳥を追いかけたクラークの目の前に現れたのは、美しい緑の谷だった。
ネタバレ感想
さて、闇の血クラークがどうやってプライムファイアを生き延びたかが明らかに。
プライムファイアから42日後、死の波によって荒れ地と化した地上の瓦礫の下から這い出たクラークはポリスへ向かう気まんまん。道中、何故か壊れもしていない砂に埋もれた車を発見してブーーンとひとっ走りしてポリスに辿り着くと、そこは総帥の塔も残骸が残っているだけの一面瓦礫の山でした。
僅かな携帯食料を食べながら1人きりでシェルターの扉を探すため瓦礫をどかして奮闘していた時から6年以上生き延びるって、まったくクラークは並の精神力じゃないな…。
2ヶ月が過ぎて初めて孤独を感じるというのも遅くないか？
それにしても、汚染された環境で降る雨を飲み水にするのはセーフなの？やはり闇の血の影響で対汚染に関してのクラークは無敵という考えでいいのでしょうか？
車に取り付けていたソーラーパネルは無線やら電気やらの動力として、車自体も電気自動車に改造していたんでしたっけ？ガソリンはあるのかとか全てが気になってきます。
鳥がどうやって生き残ったのかも謎でしたが、砂漠を越えるとポッカリと緑が広がる地帯が現れ、どういうわけか死の波を免れたエリアも存在したようです。
案内してくれた鳥を秒で撃ち殺して食糧にするあたり、クラークらしさは失われておりません(笑)
このエリアは谷の民の拠点でもあり、生活感がそのまま残っているキャンプは死の波こそ到達しなかったものの汚染は免れず、汚染の症状が出ている遺体がごっそり残っていました。
彼らを火葬し、ベリー畑も見つけて花まで飾ってどこか優雅に見える暮らしが始まっております。
マディとの出会いは意外と早く、58日が経過した頃に突然姿を見せた幼い少女。警戒して逃げ回る彼女を追ったクラークですが、子供だと思って油断したらドギツイ罠にハメられ刺されることに。
おかげで同じ闇の血だと分かったでしょうに、荷物は盗まれ警戒心を解こうとしない少女。
しかし、子供だからこその好奇心なのか、つかず離れずの距離を保ち、クラークのことを木の影から観察する様子も見られます。これに気付いたクラークはマディの肖像画を描いて置いていくことで2人の距離が一気に近づいたよう。そう言えば絵が得意なんでしたね。すっかり忘れがちな設定です。
6年も経てば成長したマディは車を乗り回し、クラークもマディから教わった槍の扱いが板についております。
マディはスカイリーパー、つまりオクタヴィアの信者なのが微笑ましいですな。
6年と7日が経過したアークでも皆お元気そうです、レイヴンはエコーから戦闘を指南され訓練を重ねており、エモリもすっかり宇宙に馴染んでいる様子。
全く変わらない女性陣に対して、時間の経過を感じさせる髪型になったモンティとハーパーは相変わらずアツアツで、ヒゲをたくわえたベラミーが相手をしているマーフィーは一体どうした？やたらと好戦的で精神的に参ってるが故でしょうか？燃料問題で地球に帰れないようです。
アークの窓から正体不明の宇宙船が見え、地上に帰るため助けを求めるか否かで意見が割れています。
様子を見ていると、移送船が地球に送られていることが分かり、敵か味方かも分からないままに急遽救難無線を発するアーク。
この時の移送船が、クラークとマディの前に現れた“ガガーリン囚人移送船”だった、と。
めちゃくちゃ巨大な船からはゾロゾロと武装した人間が出てきて、危険な気配しかしません。
指揮官っぽい女性が、1番の殺し屋〈マクレアリー〉に徹底的に村と森を調べるよう指示を出します。
とてもじゃないけど太刀打ちできそうにない装備と人数ですが、クラークはやる気満々。
その時、銃声が鳴り響き隠れさせていたマディの身に危険が迫っていることを悟ったクラークは急いで助けに入り、二人組のうちマディのことを「まだ子供だぞ」と助けようとしてくれた男まで容赦なく射殺。
長い年月を閉鎖的な空間で過ごす中、マーフィーはエモリに振られ、ベラミーはエコーとくっついたのですね。
もはやこれで最後の燃料を使い、宇宙船とドッキングする作戦に賭けることになった7人はついにアークを離れるようです。
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▼次回、エピソード2
