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海外ドラマ≫≫On Call オンコール シーズン1 2話ネタバレ感想

オンコール

エピソード2『宇宙の法則』“Laws Of The Universe

あらすじ

街頭占拠の混乱の中で警察は圧倒的な劣勢に立たされ、ウエスト・ディビジョン内での考え方の違いが明らかになる。

ネタバレ感想

交差点の道路を群衆が封鎖していると無線を受けたトレイシーとディアスは現場へ急行。

ドリフト暴走が行われていた交差点は想像以上の騒ぎで、パトカーに向けて花火が撃ち込まれたり、身の危険を感じるレベルです。

要請した応援が到着するまで下がって観察するよう指示があり、近隣住民からは『役立たず』と言われても仕方ない状況。

そこへすぐそこの交差点で暴行事件発生とともに、〈ローランド巡査〉から応援要請の無線が入ります。すぐに緊急事態が伝わる内容となり、慌ててパトカーを降りて群衆の中を進むトレイシーとディアス。

警官の命を守ることを最優先とする方針では、正義を貫き通すことは難しいという現状で、逃亡した暴行犯を追うことも許されず鬱憤は溜まる一方。

ローランドの指導教官でもあるラスマン巡査部長は昔ながらの武闘派で、トレイシーとは何かしらの対立関係にあるようです。

翌日、トレイシーはディアスをデルガド殺害の現場へと連れて行き、市民を守ろうとした結果撃たれて野次馬が大勢いたにもかかわらず誰も助けず放置されて亡くなった彼女の話をして現実を突き付け、「彼女のような最期を迎えてほしくないの」と言って、熱くなりがちなディアスに単独で暴走するのはやめろと釘を刺しました。


今度は殺人事件が起こり、現場の公園に着くとトレイシーと顔見知りの陽気な薬中ホームレス〈メアリー〉が話しかけてきて、「保安官をこの前見かけたから伝えておきたくて。あんたを捜してた」と。ディアスに聞かれてはぐらかすトレイシーですが、顔色が変わっていたのが気になります。

公園内では先に到着していた警官が既に、テープでぐるぐる巻きにされ首を切断された頭部を確認中。連続殺人の手口だそう。

刑事到着までは時間がかかるので別の新人と公園内を捜索するようディアスに指示が出されます。

浮浪者同士の小競り合いを止めていたディアス達新人の騒ぎにトレイシーも駆け付けてきて、浮浪者の1人から穏便にバラされた手首の入ったバッグを回収。手に刻まれたタトゥーを見るに、被害者はイースト・バリオの関係者だろうと言うディアス。

遅れて到着した〈ビショップ警部補〉に、デルガド事件の進展が何もないと聞いたトレイシーは「協力させてください。イースト・バリオには詳しい」と嘆願するも、「あなたと新人が暴走して犯人を逃がした。気持ちは分かるけど特別捜査班に任せて」と却下されてしまいました。


他の現場では、トレイシーが訓練生時代に教官だった〈コヤマ〉が粉が付着した2万ドルを車から押収しており、逮捕された“LBフローレス運び屋4人にデルガドの件での聞き込みをしたいというトレイシーを黙認してくれます。

地元民のディアスが彼らと同じ言語で語りかけて女の子から証言を引き出したところ、“ラ・ヨローナ”つまり幽霊に連れ去られたようにイースト・バリオは消えたという有益なんだか無益なんだか分からない証言が。

LBフローレスイースト・バリオの元ファミリーなので、怯えていた彼女の「消えた」という証言は嘘ではないと考えるディアス。

ギャング内でも掟破りの警官殺しにより上層部を怒らせて消されたのかもしれません。


ディアスの兄は武装強盗で服役中だそうで、部外秘のはずでトレイシーは知らないと思っていた情報を知られていたことに動揺するディアス。身内に犯罪者がいても警官になれるのか。

「兄は巻き込まれただけで不当な服役で10年もくらった」と憤るディアスは、ここでも理想と現実の間でもがいている感じがします。

「暴力にまみれた職場だけど私は12年間で一度も発砲してない。正しく行動しながら自分に忠実でいられる」と自制心を強く持つよう要求するトレイシー。

警官が主役の海外ドラマってめちゃくちゃドンパチする派手なものが多い中、こういうリアルな部分というか、制約の中でどうあるべきかを重視したり、撃たない警官にスポットを当てるというのは新しい感じがします。

それでいてトレイシーには内に秘めている執着心がある様子で、今後も穏便にとはいかなさそうでもあるんですよね。


公園の遺体の身元が特定され、運転手をしていたコルテスのものだと警部補から聞かされたトレイシーは、イースト・バリオが身内を処刑した」という可能性を示しますが、“狂人”の方はいまだ行方知れず。

ラスマン巡査部長はボディカメラの映像でトレイシーが脅迫をしている様子を見つけてディアスに確認を取っており、これは処罰の対象になってしまうのでしょうか?

ラスマンvsハーモンの対立の原因がまだ分かっていないし、どれほどの敵対関係なのかも不明です。ただウマが合わないレベルなら『敵』と表現することもないでしょうし。

オンコール

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▼次回、エピソード3

axxi.hatenablog.com

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