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海外ドラマ≫≫The 100 The 100/ハンドレッド シーズン5 13話ネタバレ感想

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エピソード13『世界の終わり』“Damocles - Part Two”

あらすじ

シーズンフィナーレのパート2。敵に囲まれて動けなくなっていたオクタヴィアとベラミーをマーフィーたちがすんでのところで救出する。1つの民のキャンプに戻った彼らの前にマディが現れる。剣をふりかざしマディに迫るオクタヴィア。だがオクタヴィアはマディの前にひざまずく。マディのもとに一致団結する1つの民に、更なる脅威が迫る。

ネタバレ感想

仲間の野営地に合流したオクタヴィアは、マディの前に跪き忠誠を捧げます。

ある意味、長年の重圧から解放された瞬間でもあったのではないでしょうか。

オクタヴィアが跪いたのを合図に、希望のない目をしていた民が次々にマディを総帥と認めて跪き始めました。

 

船の方では、ショウが拷問を受けて足を切られそうになったところで耐え切れなくなったレイヴンが「私が操縦する!」と言って、敵の片棒を担がざるを得なくなっています。

そこで、裏切りのそのまた裏切りを決意したクラークが捕えられているディヨザとお腹の中の赤ん坊を人質に操縦室にやってきてレイヴンに操縦をやめるよう指示。

さすがのマクレアリーもまだ見ぬ我が子を見殺しにはできませんが、唐突に操作パネルにコードを入力し始め、慌ててマクレアリーを制するディヨザとショウ。

彼らの切り札だったヒシロジウムの爆弾を使って、谷を奪われるくらいならいっそ、谷ごと滅ぼそうというのです。

これを知って自分達はこのまま仲間を見捨てて宇宙に逃げる案に賛同したクラークはそのまた裏切りを決めたのかと思いましたが、マディが船にいない時点でそれはあり得ない話で、言葉の端に隠されたヒントを上手く受け取ったレイヴンが機転をきかせ、レイヴンごとマクレアリーを感電させることで優位に立ちます。

それでも一度発射された爆弾の止めようはあるのか?

 

計画通り、敵を追い詰めたマディ率いる一つの民。降伏する敵を皆殺しにしろと命じるマディをベラミーが説得していると、避難警報が鳴り響き、レイヴンから「この世界はまたしても滅びる。今すぐ船に戻って!」と警告が。

残り時間9分と迫る中、被弾して負傷したマーフィーを見捨てず、ハーパー達を先に行かせるモンティと「愛する男を置いて行けない」と一緒に残るエモリ。

モンティはプライムファイアの時倒れてしまったけれどマーフィーが助けに戻ってきてくれましたもんね。因果を感じさせます。

走れないマーフィーを担いで森を進むモンティ。

離陸準備が完了し、クラークが待ち構える船にマディ率いる民と敵だった囚人達も走り込んできました。マディはベラミーの説得で、とりあえずは敵の殲滅を撤回したようです。

オクタヴィアが迎えに行ったアビーは瀕死のケインを手術中で、「私は愛する人を救う」とその場から動きません。時間がねぇのに。

啖呵を切った割に、担架でケインを船に運び込む案には賛成するし間に合うんかい!思わず韻を踏んでしまいました。

負傷したガイアも運び込まれたし、残すところはモンティ、マーフィー、エモリだけです。迫り来る爆弾はもう目の前で、肉眼でも十分観測できる近さに。

ベラミーは「閉めるなら閉めろ!俺は友を置き去りにしない!二度としたくない!」とクラークの目を見て言い切ったベラミー。

残り15秒。マーフィーを担いだモンティが本当にギリギリの所で間に合い、船は扉を閉めて離陸。再び地球からの脱出です。

マディからクラークが6年間毎日自分に向けて話しかけていたという事実を聞いたベラミーはクラークの裏切り行為や自分を闘技場で見殺しにしようとしたことも水に流した様子。

席を追われた元リーダー同士、ディヨザとオクタヴィアはお互いの良き理解者となれるのかもしれません。

 

ショウいわく、「爆弾の影響を考えると谷の復活には10年が必要で、船には水の再生装置と数週間分の食料しかないから冷凍睡眠しかない。500台あるから全員が入れる」のだそう。

最終決断を担うマディもこれに同意しました。

続々と冷凍睡眠に入っていきますが、誰か1人が起きて外から操作しなくても、10年経てば自動的に起きられる設定とかがあるのでしょうか?

拍子抜けするほどあっという間に10年が経過し、目覚めたクラークとベラミー。

2人を迎えたのは謎の人物〈ジョーダン・ジャスパー・グリーン〉で、モンティとハーパーの息子だと言うではないですか。あの2人冷凍睡眠に入らなかったんですね……!

アークでの話は飽きるほど聞いたと言うジョーダンは生のクラークとベラミーに会えて感動している様子ですが、両親は健在なのか……?お得意の藻類で生き延びたのか?

なんとなんと、クラーク達が眠っていたのは10年どころか125年という驚愕の事実も。

もちろんモンティ達が生きているはずもなく、2人が残したビデオメッセージによれば、皆が冷凍睡眠に入ってから1年ほどで地球の状態を監視していること、2年目にはハーパーの妊娠とまだ地球は住める状態まで回復していないこと、10年目にはまだ地球が回復しておらず皆を起こせないこと、それから更に月日が流れ年老いたモンティとハーパーは息子を本人の意思で冷凍睡眠させたこと、28年経ってなお地球は回復していないこと、別の計画を進めたと報告が。

モンティが睡眠装置に入らなかったからこそ見せられるものがあるそうで、謎だったエリギウス3号のデータに入ることに成功した結果、採掘任務ではなく地球の石油が枯渇したから資源を探しに出たということが分かったと語られます。

75年前のモンティが設定してくれた座標は、連星系の生命居住可能領域で、第二の地球と言えそうな場所を見つけていたのです。

またえらい話になってきました。モンティがこの先出てこないのはショックですが、あの善良さはジョーダンが受け継ぐんでしょうね。

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▼次回、S6エピソード1

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