何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン1 3話ネタバレ感想

SUITS/スーツ シーズン1 バリューパック [DVD]

エピソード3『特許の罠』“Errors And Omissions”

あらすじ

サンテック・デジタル社のワイアットが開発した衛星電話の特許出願を命令されたマイク。出願方法 が分からず、同僚と互いの仕事を交換するが騙さ れて膨大な校正作業をするハメに・・・。弁護士ルイスがなんとか申請を済ませるが、タッチの差で競合会社が先に特許を出願。ハーヴィーは裁判所に差し止め請求をするが、なぜか棄却されてしまう。

ネタバレ感想

顧客の〈ワイアット〉が2年かけて開発した衛星電話の商談の日、商談には同席させてもらえず特許出願をしておけ、とこれまた初めての仕事をハーヴィーから無茶振りされたマイク。

今回もレイチェルに頼ろうとするも、彼女も忙しそうでオフィスから閉め出され、給湯室で偶然話した特許出願経験のある〈グレゴリー ・ボナー〉と、準備書面の校正と交換条件で取引。

しかしこの準備書面というのが恐ろしい量のもので、プリンター6台がかりでも印刷が終わるまでに30分はかかるという4000枚以上の資料を確認するはめになってしまいました。

マイクが行った校正を見たルイスは、「素晴らしい仕事だった、特に資産に関する矛盾点の指摘が見事だ」とベタ褒め。

しかし変に気に入られてしまい、毎年有望な者に自分の焼き印をつけてポニーと呼んでいるルイスから「今年は君にしようかな」と気色悪い距離の詰められ方をして、咄嗟にハーヴィーの部下だからと牽制するも、問答無用で明日のランチに誘われてしまいました。

マイクが手を回しているうちに特許商標庁に似た特許の出願がされ、ワイアットのものは却下された、誰が出願したのか調べて販売を差し止めたい、とハーヴィーから告げられます。それでもハーヴィーはマイクのせいだとは言わず、上司である自分の責任だと変な責め方はしないんですねぇ。

調べてみた結果、大企業の“ヴェロシティー・データ・ソリューション社”で、手強そうな相手にいざやるぞと差し止め請求に臨もうとしたハーヴィーでしたが、どうやら判事が因縁のある関係らしく明らかに嫌われているハーヴィーの請求は瞬殺で棄却されてしまいました。

しかしハーヴィーからすれば初対面で名前も知らない相手だそうで、判事室に出向き難癖をつけるなら記録に残せと要求すると、なんと「私の妻は君の不倫相手だ」と言うではないですか。

裁判所から出たハーヴィーはすぐドナに連絡して先月のパーティーが開催された画廊の住所を調べてもらい、自分がそちらへ出向く間にマイクを事務所へ帰らせて抵触審査の手続きを任せます。

画廊のオーナーに会いに行き、何故夫に嘘をついたのか、訂正してくれと頼むハーヴィーですが、そもそも夫婦関係が冷めていてパーティー帰りにハーヴィーを誘うも人妻は相手にしないというポリシーから紳士的に送られるという“屈辱”を受け、こんな嘘をついた結果、今まで名声にしか興味がなかった夫が自分を見てくれるようになったから本当のことは言えない、とのこと。とんだ迷惑夫婦です。

しかも、今すぐ差し止めの書類に署名してくれと再び判事を訪ねると、妻とは離婚するつもりで妻に財産を渡さないため、交換条件で妻と寝たと一筆書けば自分も署名をすると言い出します。こんなゲス野郎が判事だなんて世も末です。


今日中にしておけとハーヴィーから命じられた審査の手続きに難航中のマイクに構わず、約束のランチに行こうとしつこいルイス。

忙しくて無理だと断れば、指鳴らし一つでグレゴリーを呼びつけて「私たちが戻るまでに審査の手続きをしてくれ」とマイクの仕事を回しました。

ここまでしてテニスからのランチに誘い出したのは、同じテニスクラブに500万人のユーザーを持つファンタジーゲームを運営し、毎年2億ドルを稼いでいる〈トム・ケラー〉がいて、彼に幼馴染の顧問弁護士から乗り換えてもらえおうと営業をかけるためでした。

実はマイクの薬物検査では陽性反応が出ていたらしく、マリファナ好きのトムと同じ嗜好で同世代のマイクなら見下されている自分と違って馬が合うかもと考えてのことです。顧客獲得のためにクスリをやれと迫られるマイク。

トムはルイスのことを気持ち悪がっていただけで、すぐにマイクと好意的に世間話を始めただけでなく、マイクが撒いた餌に飛びつき2人一緒にマリファナを吸って距離を縮めたようです。

ラリった状態で事務所に帰ったマイクを厳しくオフィスから出て行かせるハーヴィー。

毎度毎度、陰では超面倒見が良い優男ハーヴィーはすぐさまルイスに直談判しに行ってマイクを守ろうとしており、とんだツンデレに見えてきました。自分にだけ忠実な部下が欲しいという冷酷さよりも保護者のように見えてしまいます。

マイクの方はマリファナを吸った直後に罪悪感に襲われて近付いたわけを全てトムに話したそうで、トムからは「ルイスは気持ち悪いから雇わない」と言われたとか(笑)

女子トイレで顔を洗っていたマイクに遭遇したレイチェルが話を聞いてくれて、ハーヴィーに真実を伝える努力をしろと発破をかけてもらいました。

いつもここぞという時に子供っぽさが出てしまうマイクは逆ギレしながらも謝罪し、ハーヴィーに食らいついていきます。

ハーヴィーと話していた最中にジェシカに呼び出され、何事かと思えばルイスの腹黒さは弁護士に必要な武器だと考え直したトムが、時には不正も辞さないタイプのマイクのことも指名して契約が決まったそうです。

マイクはここでハーヴィーへの忠誠心を示し、トムにとっても自分にとってもウィンウィンな提案をした感じ。


ハーヴィーはワイアットに和解を勧めず、先方を呼び出してホームページに設計プランや計算を公表する予定だと発表。

一度出た情報は差し止め訴訟を起こされた頃にはもう元には戻らず、和解金を受け取らなかったワイアットからは訴えても取れる金もありません。

しかもネットで功績が知られた後に新しい会社を作れば和解金以上の額を稼ぐこともできるという三段構え。ハーヴィーは依頼人にとんだ入れ知恵をしていたようです。


判事に会いに行ったハーヴィーが渡したのは要求された文書ではなく、司法省勤めの友人から貰った『裁判官の倫理規定』。

相手の脅迫を逆手に取るだけでなく、「奥さんとは寝てない。2人が別れるなら俺が気を使い黙ってる必要はない」とちゃっかり真実を伝えたハーヴィー。


マイクの案で4億ドルの和解金をもぎ取れたハーヴィーは部下相手でも素直に礼を言い、ルイスが脅しの材料に使った検査結果は偽造で、本来の結果は問題なしだったと教えます。

顧客を獲得して自信をつけたマイクは自分でルイスに文句を言いに行き、今度は騙されずにやり返して、「トムが担当をハーヴィーと僕のコンビに変えたいそうだ、連絡が来るはずだよ」とニヤリ。

◎Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。

プライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

SUITS/スーツ シーズン1 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、エピソード4

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー