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海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン1 4話ネタバレ感想

SUITS/スーツ シーズン1 バリューパック [DVD]

エピソード4『経営者の資質』“Inside Track”

あらすじ

レースカー用エンジンの名門メーカー、マッカーノン社。新CEOのステンズランドは工場の用地売却 と海外移転を打ち出していた。マッカーノン社に強 い愛着を抱くハーヴィーは、マイクに速読で会社 の定款を調べさせ、ステンズランドがあと数日間は正式なCEOとして認められず、取締役会に売却動議を出す権利がないことを発見する。

ネタバレ感想

大手ヘッジファンドの社長〈ローレンス〉に貸しを作るため、テスラの試乗権を譲ったハーヴィー。

別の車で出向いた展示会で、マッカーノン社製のエンジンが搭載されたレーシングカーを見ながら、最近亡くなった〈マッカーノン氏〉は自分の初めての顧客だったとマイクに話します。

そして、新CEOの〈ロバート・ステンズランド〉に新たな部下であるマイクを紹介するつもりでここに呼び出したとか。

エンジンの設計と生産の責任者〈ドミニク〉は若き日のタイタス・ウェリバーではないですか。直前までハリー・ボッシュシリーズのスピンオフを見ていたのでかなり若く感じますが、目力というか堅物感のある渋さはこの頃から健在です。

幼く見えるマイクに対して辛辣な態度を隠そうともしなかったロバートですが、ハーヴィーから事前に読まされていた364ページもの賃貸契約書を全て暗記していることをその場で証明でき、才能を活かして新規契約が任されることに。

しかしロバートは会社のブランドを盾に工場を海外に移して経費を大幅に削減しようとしているらしく、その場では名案だと持ち上げながら、品質が落ちれば終わりだし会社が大きくなれば自分の取り分も増えるのに台無しにされると怒るハーヴィーは「付属定款を読み奴を排斥する道を探れ」とマイクに指示を出しました。


ハーヴィーは事務所のシニアパートナーに昇進し、加入式の今日も絶好調。

ハーヴィーのように調子はどうかと聞かれて「いいに決まってる」と自信満々に即答できる人生は楽しそうです。シニアパートナーになるための50万ドルもの出資金も難なく出せるとは……今のレートではもっと高くなるでしょうけど、当時でも5000万円以上。さすが大手弁護士事務所のエースともなると桁が違います。

マイクの方は、恒例になっている新人主催の夕食会でシャレた店と50人分の食事の手配を任されて、ただでさえ1500ページもの定款を読むのにほぼ徹夜の作業をしていたのに面倒なことになってしまいました。

この定款は今のマイクより2歳若かった頃のハーヴィーが書いたものだそうで、やはりエリートは若い頃から格が違うと思わせられる反面、その中のミスを見つけてロバート排斥のための足掛かりに使える部分を抽出できるマイクもぶっ飛んでおります。

夕食会の幹事仕事に対してやや投げやりなマイクを見たハーヴィーは、コピー機の前にいる男を見ろ。彼は出世しない、仕事以外への配慮が足りないからだ。下らないと思うような夕食会も実は大事だ」と意外なアドバイス。誰よりもこんな仕事は丸投げしそうなタイプなのに。

「今自分が好きな時間に働けるのは入社当時仕事熱心だと印象づけたからで、今じゃ何時に来ようが誰も俺の能力を疑わない。よく覚えとけ第一印象が大事だ」という忠告は無駄に説得力がありました。


マイクの自宅に突然訪ねてきたジェニーは、トレヴァーがマリファナを売っていたことを黙ってた!」といきなり平手打ち。

おいおい……八つ当たりが過ぎるだろ。トレヴァーを止められるのはマイクだけとか言っとりますが、責任転嫁な上暴力を振るって丸投げはちょっとないよなぁ。

間違ってもジェニーとはくっつかないで欲しい。やはりレイチェルですよ。

施設のお婆ちゃんにもトレヴァーのことを相談すると「放っておきなさい、彼はあなたに変わってほしくないのよ。でもそれじゃあなたは一向に前へ進めない」と、助けてやるよう言うだろうと考えていたマイクの予想とは真逆の答えで、なんとも真っ当なアドバイスです。


秘密裏に新CEO探しをしていたハーヴィーですが、ルイスが出しゃばったことでジェシカにわざと定款の粗探しをしたことがバレてしまい、「弁護士が内部経営に介入していいわけがない、先代は死んだしあなたにはロバートの方針をとやかく言う資格もなければ私に意見する資格もない」とシニアパートナーの自覚を持ってロバートの意向に従うよう厳しく言いつけられてしまいました。

その直後からもうドミニクを説得する心づもりで候補者のスピーチを書くようマイクに命じるハーヴィーはハーヴィーらしさ全開です。

堅物の現場思考で部下思いだけれどCEO向きとは言い難いドミニクのところへ出向き、「信じなきゃ交渉の余地もなく工場も仕事も失うぞ」と説得して事務所に連れて来ると、マイクの作ったスピーチ原稿の練習が始まりました。

思うように覚えられず反発するドミニクを託されたマイクは彼の得意分野について質問して饒舌に話させることでその答えをそのままスピーチにしろとアドバイス


夕食会の店探しをバッサリ断っていたレイチェルは、同僚から嘲笑されているマイクを見てやはり協力してくれることに。

店探しがてらの初デートは和やかに終わり、2人の関係もこれからというところでジェニーから連絡が。別れてから留守電を聞くと「彼を説得してくれたのね、ありがとう」という身に覚えのない内容で急いでトレヴァーのところへ。

「またジェニーを騙したな?」と隠し事をし続けるトレヴァーに説教するも、そもそもソフトウェアの仕事自体が嘘で、トレヴァーにとっては売人の仕事そのものが本業だったようです。

2人は殴り合いの喧嘩に発展し、友情は完全におしまいです。主人公の幼馴染が改心の余地がない悪党というパターンは意外と珍しいな?


取締役会でドミニクにスピーチさせようとしていたはずが、ルイスからの入れ知恵があったのか、ロバートは取締役会の時間を早めて既に正式にCEOとなっており事務所もドミニクもクビに。

ジェシカはハーヴィーを担当から外すことでロバートとの関係修復に持ち込もうとしています。

すべては事務所のためという考え方を聞いたハーヴィーは、マッカーノン社を守るために会社そのものを買収すればいいという妙案を思い付きました。

伝言係のマイクが説得しに行き、クビになってもまだ工場で作業を続けるドミニクも渋々ながらこれに応じてくれます。もう失う物はない状態ですし、この決断は正解でしょう。

ローレンスに今ならマッカーノン社を買収できると話していたハーヴィーは、マイクに連れられてきたドミニクをエンジンの開発責任者として紹介。

定款には『設立当初からの社員は取締役会に申立てできる』という条項と『解雇は3日前に通知すること』という条項が盛り込まれており、ハーヴィーは最初からそのつもりでドミニクに申立てをさせるつもりでした。

取締役会に乗り込み、工業はそのままでエンジンの品質が下がる心配もなく、リストラもせずに済む会社買収のオファーが来ていると訴えるハーヴィー。

『解雇は3日前に通知すること』という点に関してはマイクのでっち上げでしたが、買収は上手くいったので結果オーライか?

レイチェルの協力のおかげで夕食会は好評のようでしたし、ハーヴィーは相変わらずキザでイケイケだしで最高です(笑)

ただ、最後にジェニーに謝りに行ったマイクはトレヴァーはウソをついていて売人をやめてない。僕は縁を切った」と真実を明かし、何故か盛り上がった2人はキスしてしまいます。おいおい、マイク。何やってんだよ。ダメだろ。絶対レイチェルの方が良いって。

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SUITS/スーツ シーズン1 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、エピソード5

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