エピソード6『命の取引』“Memento Mori”
あらすじ
永遠の命を与えることと引き換えに、マーフィーに協力を求めるジョセフィン。彼女は闇の血を作ることができるアビーに近づき、ある取引を持ち掛ける。そんな中、敵と行動をともにしていたオクタヴィアとディヨザは、フレアを浴びた左手を通じて謎のメッセージが送られていることを知る。一方、マディは闇の総帥と対峙していた。
ネタバレ感想
『永遠の命』に釣られて光の町騒動の話やアビーの弱点をジョセフィンに話すマーフィー。
闇の総帥シェイドヘダとの交信で悲鳴を上げるマディに対し、ガイアが止めるのも聞かず無理矢理マディを起こして「ただの悪夢よ」と宥めるクラークにガイアもマディも疑問を持たないものなのか。やはり外見がクラークだとよっぽどの違和感が蓄積されない限り難しいのかもしれませんね。
シールドのことを調べに行っていたレイヴン、エコー、エモリも帰ってきて、クラークのフリを続けるジョセフィンと対峙。
不在のベラミーの行動について不審がるエコーが一番鋭そうです。さすが元スパイ。
ここに来てマーフィーも、ベラミーの身に危険が迫っていたと知ることになるのですが、ベラミーをも説得して仲間に引き入れろというジョセフィンの命令で茶番劇を演じております。
クラークが殺されたと知ったベラミーは「皆殺しにして彼らの保護区を奪う」と昔のクラークやブラドレイナが言いそうなセリフを叩き付けます。説得どころではありませんが、マーフィーも結局のところ本気でベラミー達を裏切るとは思えないんですよね。エモリのこともありますし。
ベラミーを探すため森に出たエコーは、植物に身体を取り込まれて痛みに苦しむ人間を発見。
助けてやろうとしますが、手遅れだから楽にしてくれと言われ、大きな岩で一思いに殺してやろうとしたところ、ジョセフィンの命令でエコーを尾行してきたジェイドに止められます。
目の前の人間が苦しんでいようが、彼自身が決めた道だから邪魔をするな、とのこと。この男がシールドを切ったせいでローズがさらわれ殺されたと全ての責任を被ったそうです。
止めるジェイドを返り討ちにして男に石を叩きつけ終わらせてやったエコー。護衛と言ってもエコーレベルが相手となると大した腕じゃないのか。
その頃、ベラミーは自分と違ってマーフィーが鎖で繋がれていないことに気が付き、本人を問い詰めて説得にきたことを明かされます。
もちろん交渉は決裂してマーフィーは牢から出ていくのですが、自分が助かりたい気持ちはもちろん大前提な上で、仲間を助けるためには取引をするしかない、だから他の皆を説得するつもりでいるらしいマーフィー。ふーむ。
フレアを浴びたオクタヴィアの左手はそこだけ老婆のように干からびており、やがて石化するとか。オクタヴィアを助けるため、一度は追いついて優位に立った敵相手に銃を下ろしたディヨザ。
敵と言えども沼にハマりつつあった2人を情報と引き換えに引き上げようとしてくれたり、殺意がないんですよね。
彼らのリーダーである長老とガブリエルは同一人物で、13人目のプライムでありながら、良心に目覚めてテロリストと化したのだそう。
謎の樹液を採取してオクタヴィアの治療に使うようです。彼がここまでして助けてくれようとする意図が分かりません。
アノマリーとやらに呼ばれている証らしいグルグル模様もなんのこっちゃ分かりません。
ケインを闇の血にすれば他の身体に意識を移して助けられるとアビーを唆すジョセフィン。
ジョセフィンのヤバさはプライムの中でも異質なレベルで、自分を殺したケイリーへの報復のためもあってか、200年以上プライムだった一族を独断で永遠に葬ろうとデータを消してしまいました。
闇の血を持たない“ゼロ”と呼ばれる存在が居なくなるのはプライム的に良いのでしょうか?崇めてくれる下々の奴隷が居なくなりますけど。
エコーはジェイドに吐かせるまでもなく、クラークがもはやクラークではないことやベラミーが危険だということを悟り、すぐサンクタムへ戻ります。
ジョセフィンに殺されかけていたベラミーを助けたのは、エコーではなくマーフィーが連れてきたラッセルで、しかしベラミーはジョセフィンの手のひらの上で転がされているような状態。ラッセルを殺すに殺せず、仲間全員の命がかかっている状況で従うしかないのでしょうか。
ベラミーは解放されても、生き延びることこそがクラークの望みだと言って報復には走らない選択を決めています。
マディにもクラークの死が伝えられ、マディはシェイドヘダの声を退けながらもガイアのせいだと言って彼女を追放。なんで?
シェイドヘダに「皆殺しの方法を教えて」と聞いており、とんでもない暴走をかましてくれそうです。
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▼次回、エピソード7
