エピソード9『生きる価値』“What You Take With You”
あらすじ
クラークを呼び戻すためジョセフィンを連れ去ったベラミー。だが、2人は“ガブリエルの子”らに捕らえられてしまう。一方、アノマリーで何が起きたのかを知るべく、ガブリエルはオクタヴィアの意識の中を探ろうとする。ケインはアビーの手によって再生することができたが、そのために支払った犠牲を知り葛藤する。そして、彼は本当の自分を取り戻すために、ある重大な決断を下すのだった。
ネタバレ感想
腕が治ったオクタヴィアは気を失ったところをガブリエルに連れ帰られ目覚めますが、ディヨザを追って中へ入った時のことを何も覚えていないそう。
150年アノマリーの答えを探しているというガブリエルは落胆しながらも、「アレを使おう」と閃いた様子で、床下から保管していた赤き陽の毒を濃縮した物質を取り出して抽出を始めます。そんなことよりディヨザは?
「アノマリーから戻った者は誰もいないのに、君はもっと長く中にいて何か理由があって戻ってきたんだ、どこに行きなぜ戻ったか知りたい」と必死なガブリエルは抽出した液体をオクタヴィアの腕に注射。殺す気かよ。
一度は生き延びただけに、オクタヴィアはアノマリーへの適応があるのでしょうか?幻覚でブラドレイナだった頃の自分を見て、蓋をしたいほど辛い記憶ばかりがフラッシュバック。
シーズン5からその兆候がありましたが、シーズン6は群を抜いて抽象的な描写が多くなっています。
さて、マッドドクター、アビーのターンです。
ケインはそう言えば首輪囚人のヴィンソンに噛まれたあたりでほとんど記憶が止まってるんでしたね。それが起きたら謎の惑星にいて違う身体になっているなんてなぁ。
しかも自分が入っているこの男が数時間前まで普通に生きていて、自分が生き返るために命を犠牲にしたと知ったらケインはそれこそとんでもない心の傷を負いそうです。
ケインの器になった人選はやはりちょっと間違いだったのでは?アビーがいくらケインの内面を讃えるようなことを言っても、若くて美しい男を手篭めにするジャンキーおばさんの構図が出来上がってしまっているというか何というか……。
ケインはやはり全てに違和感があると言って浮かない顔ですし。レイヴンなんて、この先このケインとまともに顔を合わせて話せるのでしょうか。
ジョセフィンを連れて歩いていたベラミーはガブリエルの子供達に見つかり、2人とも捕まってしまいます。
ベラミーはプライムがホストを自由に作り出せると言い、詳しく知りたければ長老のガブリエルと直接話をさせろと要求しますが、鎖に繋がれ「長老が応答しなければ殺す」と宣言されました。
彼らが無線で連絡するのを見て、死んだと思っていたはずのガブリエルが生きているのだと悟り物憂げな表情を見せるジョセフィン。ガブリエルとジョセフィンは236年間愛し合った仲で、この70年は命を狙われているという複雑な関係なのです。
シモーヌが衛兵を引き連れて母船へやってきますが、衛兵の1人はケインの、というよりギャヴィンの顔を見て明らかに反応しており、「知り合いか?」と尋ねると「夫でした、プライムと1つになれて幸せだと伝えてください」とどう考えても行き過ぎた宗教を感じさせる言葉を貰ったケイン。
もちろんケインは思いっきり否定的な態度で、レイヴンはインドラを冷凍睡眠から起こしてマーカス・ケイン2世を紹介し、助けを求めます。
インドラの賢さなら、目の前の見知らぬ若造がグラウンダーの言葉を使って話しかけてきた時点で中身はケインだと受け入れてくれるでしょうな。
クールで平等なインドラは自分達がしてきたことを棚に上げてプライムの生き方を軽々しく非難しないところがインドラっぽいですね。
これから出来ることとして、血清を宇宙に廃棄するという案が出て、インドラも「宇宙へ取りに行こうとしても私が必ず止める」と言って後押ししてくれます。
幻覚の中に閉じ込められるオクタヴィアの前には、パイクまで出現。懐かしいな。
リンカーンよろしく処刑されかけたパイクを守るため、ブラドレイナの自分自身と戦い打ち勝つオクタヴィア。
捕らわれていたジョセフィンは、黒い血を流し、首の傷痕からプライムだとバレてしまいます。
ベラミーが彼女はジョセフィンで交渉材料に使えるから殺すなと頼んでもガブリエルの子供達はプライムと分かれば首をはねる気まんまんで聞く耳を持ちません。
もはやこれまでかと言ったところで、敵の隙をつき攻撃に転じ、あっという間になぎ倒してぶち殺していくのはジョセフィン……ではなくクラークです。
咄嗟に意識を交代することでクラークの戦闘術が発揮されたわけですが、敵の殺し方を見たベラミーから「クラークか?」と瞬時に把握されるというのに笑いました。確かにクラークだわ。
物音で敵が駆け付けてきて、急いで敵から回収した手錠の鍵をベラミーに渡してガブリエルを捜すため逃げるクラーク。まぁ、意識がクラークなら大丈夫か?
大勢に追われるも、銃を手にしたジェイド率いるバイク衛兵も助けにきてくれますが、ジョセフィンだと思って手を差し伸べたジェイドを躊躇いなくぶちのめすクラーク(笑)
頭の中に居るジョセフィンが幻覚として見えるまでに悪化していて、主導権を返せと言われますが、ジョセフィンの中からバイクの乗り方まで盗んでいたクラークはそのままジェイドのバイクで走り出します。さすがにかっけぇな。シーズン6にしてようやく主人公が好きになれそうです(笑)
ガブリエル宛てに「私はクラーク・グリフィン。頭の中にジョセフィンが居る。今からそっちに行く」と無線で入れられた連絡を聞くガブリエルとアノマリーから抜け出て悟りを開いているオクタヴィア。オクタヴィアにはやはり救世主的な役割があるのでしょうね。
レイヴンの血清廃棄案では、復活したばかりのケインが捨て身で宇宙空間に放り出されることを志願したらしく、アビー以外の地球人で結託してシモーヌを人質に取ります。
アビーの頼みで最後の別れをさせてやるレイヴンはまたしても優し過ぎます。
それにしても、こんなに復活してすぐ自殺するならケインもギャヴィンも無駄な死だったように見えてしまいます。
血清とともに、エアロックから放出されるケイン。こういう復活の仕方は間違っているという意味で死を選んだだけで、恐らくケインが持って出る必要はないんですよね?
うーーーん。アビーを更生するための死なんだったとしたらそれこそ後味が悪いなぁ。アビーに泣く資格ないだろ。
親友の意思を尊重してレバーを引いたインドラの清い涙とは比べ物になりません。
アビー……。
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▼次回、エピソード10
