エピソード8『アナコンダ』“Anaconda”
あらすじ
クラークが新たな敵に立ち向かう中、地球を滅ぼした核ミサイルの秘密が判明する。囚人の若者が地球に送られた約100年前、地球は核ミサイルによって滅び、110億人もの命が失われた。しかしそれはビル・カドガンが計算していたことで、レベル12の人類のみがシェルターに入れるようになっていた。一方ベッカは、放射線に対する免疫を付けられる薬の研究をする。シェルターの中では、未来に絶望する人々が自殺するようになっていた。
ネタバレ感想
ベラミーの死を告げられ、特にクラークとレイヴンのショックが大きく、次いでミラーも信じられないといった表情ながら、ジョーダンとナイラに敵の研究者を見張っている指示を出します。
クラークも瞬時に気を取り直し、「ベラミーのためにもエコーとオクタヴィアを救い出さないと」とレイヴンに語り掛けます。
そこへ入ってきた“羊飼いの”ビルとアンダース達。丸腰のビルが部屋の中へ入ってきて、自分と引き換えに研究者達を解放しろと交渉してきて、クラークはあっさりこれに応じました。
惑星ナカラで見た、第2の夜明けの紋章が入った埋葬布に包まれていた遺体と同じ顔だと気付くクラーク。
あ〜!シェルターを作ったカルト集団の教祖か!
クラークの中のAI、つまりフレームのことを『鍵』と呼んでおり、ベッカのことも知っていて娘〈カリオペ〉が鍵の中に居ると言うビル。
かつて、ビルとカリオペの親子仲は微妙で、口煩く怪しげな予言者となった父親からの干渉にウンザリといった雰囲気。
娘との通信中に部下から何かを告げられたビルは深刻な表情で「母さんを呼べ」とひと言。ミサイル発射暗号である“アナコンダ”という言葉を聞いて慌てて5分後に迎えに来るヘリに乗るべく、緊急避難の準備をするビルの妻。
ミサイルが発射されたと知れ渡ればシェルターは争奪戦になることが分かっているからです。
今の生活も、遊びに来ていた親友の〈ルーシー〉も捨ててさっさと生き残る準備をしろ、ここで死にたいなら一緒に残る、と母親から言われ覚悟を決めたカリオペ。
シェルターでは第2の夜明けで働く兄〈リース〉とも合流できるのですが、この頃からレベル制が採用されていてレベル12以下の8%の人間は避難させてもらえなかったようですね。
1104人が避難し、8%の空きがあったにもかかわらず親友を見捨てたことを悔いるカリオペは、似たような理由で外に出たがっている男と防護服を着てハッチを開けようとします。
が、そこに警備担当の〈トリスタン〉や兄のリースが来て、外で扉を叩いて中へ入れてくれと叫ぶ女性はレベル12に達していないからといってアッサリ切り捨て、抵抗しようとした男も連行されてしまいました。
ビルはマチュピチュで見つけたアノマリー・ストーンもシェルター内に運び込んでいるも、実際にはまだ使いこなすに至れておりません。
それから2年後、一度偵察に荒廃した地上に出たタイミングで、ベッカが宇宙から降り立った、と。防護服無しではとても生きられないはずの数値を叩き出している地上で、ヘルメットを外し外気を吸う彼女はそれこそ教祖様のように見えたことでしょう。
避難前から研究者として著名だったベッカ・フランコだと分かり、彼女をシェルター内に案内するカリオペ達。
そんな中先ほどまで着ていた防護服に不調があって被爆したのか、トリスタンが発作を起こし倒れてしまい、リースが助けを呼びに行った隙にベッカは持っていた放射線への免疫である血清を注射。闇の血の素です。
ベッカはアノマリー・ストーンから発せられている音を聞き取り、ベッカにしか聞こえないその音に導かれるように暗号を解いた結果、ワームホールが出現していました。
突如出現した緑の光に驚きながらも、これは別世界への架け橋だと既に仮説を立てているビルもなかなかやるな?
シェルター内の住人の血を闇の血に入れ替えれば皆外に出られると進言するベッカに対し、ビルはそれを許しません。
昔からベッカのファンだったカリオペは、血清を打たれたトリスタンの回復を見て「トリスタンだけでなく全員の命を救いたい」と父親が気付かないうちに事を運んで研究しようとベッカに持ちかけました。うなじの傷と、父が12年も悩んでいた謎を10秒で解いた姿から、ベッカが自身にAIを埋めたと気付いたのはカリオペだけです。
2人が話しているとまたストーンから音が聞こえ、ベッカの操作によってストーンは発行し、そこへ触れたベッカを巻き込んで消えてしまいました。
異変に気づいて駆け付けてきたビルとリースの前でベッカはまた光に包まれるように戻ってきて、酷く怯えた様子です。
『審判の日』を見たと話しており、2年前のミサイル発射がその日ではなかった、ストーンを閉じないといけない、とビルに伝えたところ監禁されてしまうベッカ。教祖は2人も要らないわけです。
ビルに世界を託せば人類は絶滅するとベッカは考え、完全なベッカ派のカリオペも監禁された彼女を助けに行き、その場で自身のフレームを取り出させるベッカは、ラテン語のフレーズと闇の血ではない人間に入れると神経系が溶けるから慎重に正しいホストを選べと伝えました。
「カドガンは救世主じゃなく人殺しよ!」と叫びながら火あぶりで処刑されたベッカの遺体からフレームを手に入れたリースに食ってかかり、タイマン勝負を申し込んだカリオペは先制攻撃で兄の腕を躊躇いなくぶち抜くというクラーク味を出してきます。
フレームを回収し、既に増やしていた仲間には血清を打っていたようで、大勢がシェルターの外へ。第2の夜明けはこうして崩壊したのですね。
母親の助けを借りて父の手のものから逃げ切ったカリオペ。裏切り者の逃亡を幇助した妻は血清を打っていないと知りながら容赦なく締め出し、汚染に晒したビル。
なんとしても信頼を取り戻したいと躍起になって奪われたフレームを取り返しに外へ追うとビルに決意表明するリースとトリスタン。
なんという家族でしょう。
その後ビルは新たな土地を求め、残った信者と共にストーンを使いました。
時は現在に戻り、カリオペは自分の中にいるけれど簡単には出せない、娘に会いたければ仲間を連れて来いとビルを脅すクラーク。
要求に応じて出てきたオクタヴィア、エコー、ディヨザの3人は使徒のスーツを着ており異様な雰囲気を察しますが……。洗脳か?どう考えても洗脳に屈しそうにない3人なんですけどねぇ。
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▼次回、エピソード9
