エピソード12『ストレンジャー』“The Stranger”
あらすじ
サンクタムでは闇の総帥が新たなリーダーとなり、マーフィー、エモリ、囚人や“ガブリエルの子”らに「従うか、従わないか」と問う。インドラはマディを救うためにシェイドヘダに跪くが、心の中では決して彼を総帥と認めてはいなかった。一方、クラーク、オクタヴィア、レイヴン、エコーは、新たな敵と戦う。マディや信者たちは闇の総帥の手から逃れるため、原子炉室に隠れる。
ネタバレ感想
サンクタムではシェイドヘダが人々をひざまずかせて次々と配下を増やしておりますが、ガブリエルの子供たちのリーダーであるネルソンは「偽りの神にひれ伏すくらいなら死んで自由になることを選ぶ」と堂々宣言し、部下たちも皆ネルソンの信念に従います。
それを聞いたシェイドヘダは、銃を手にして自身の信念を表明したネルソン本人を残して他のガブリエルの子供たちを皆殺しに。
最後にもう一度「ひざまずくか、死ぬかだ」と問われてもなお意志を曲げなかったネルソンの頭に容赦なく撃ち込んで殺したシェイドヘダ。自分一人だけ生き残らせて仲間への意識で苦しませる嫌なやり方かと思えば、殺すんかい。
惑星バルドのアンダースっていつ死んだんでしたっけ?ってぼんやり思い返してみましたが、あー、ホープに喉切られたんでしたね。直後の生物兵器騒動とディヨザの死の衝撃が大きくてすっかり忘れていました。
アンダース以外にも多くの使徒を殺したクラーク達の罪は重いと語るビルに、「フレームを修復できたら?」と持ちかけるベラミー。思想に染まりつつも、仲間を救おうと模索している感じです。
娘を追って殺されたであろう息子の最期も分かるとあって、フレームを修復できた上で最後の戦争のコードも分かった場合には仲間を許してやる、と条件を付けられました。
マディから取り出し破壊したフレームをどこにやったか聞いてくるベラミーに「あなたには何も話さない」と拒否したレイヴンですが、あろうことかベラミーはレイヴンをM・キャップにかけるよう護衛に命じ、力づくで記憶を抜き出すつもりです。おいおい、アークの絆はどこへ行った。
ベラミーの暴挙を見たエコーは、自分が何ヶ月もの間使徒になり復讐するために死に物狂いで全てを犠牲にしてきた間、自分達のことを忘れていたベラミーをなじり、「お前は自分を見失ってる、本当のお前じゃない」と訴えます。しかし今のベラミーにとって、信仰は恋人や家族の存在よりも大切なようで、無意味な死や殺し合いがなくなり戦争が終わるのなら仲間の命を差し出す、と。勘弁してくれって感じです(笑)エコーが報われなさ過ぎるでしょ。
サンクタムではシェイドヘダが部下に逃げたマディと一部の民を探させております。
ガブリエルの子供たちの遺体処理を押し付けられたインドラは、1人の少年が死んだフリをして倒れていたことに気が付き、彼を運び出しました。
形だけでもひれ伏すことで、マディ達を匿っている原子炉を守れる修理店のガレージでの生活を手に入れたマーフィーとエモリは、見つからないよう隠れているプライム信者達に物資を配給したり、今更出て行ってひれ伏すべきかと血迷っている信者を鼓舞したり、頼れる存在だと感謝されて本人は戸惑っているも、ここに来て本物のヒーローのようになっております。
これまでとにかく自分が生き抜く、もしくはエモリを助けるためなら他は何も気にしていなかったはずのマーフィーが、この窮地で信者のことを本気で気にかけていますしね。
インドラもシェイドヘダの目が届き切らない場所で暮らすことになった2人を頼って、ガブリエルの子供たちの生き残りを運び込みました。
しかし、インドラの後をつけて来たニッキーが乗り込んできて、シラを切ろうとしたマーフィーも銃を突き付けられて原子炉の扉を開けるしかありません。
監視カメラでニッキーが来たのを見ていたエモリが背後から殴り倒して難を逃れます。無線とかなくて助かりましたね。
それでもニッキーの不在が続けばシェイドヘダも不審に思うでしょうし、インドラを尾行するというのがニッキー自身の考えだったのか、シェイドヘダに命じられてのことなのかによっても大きく変わりますよ。
惑星で1人だったホープと、宇宙船で1人で育ったジョーダンはどこか境遇が似てるんですね。
そう言えばオクタヴィアはスカイリングで10年過ごしているはずなのにビジュアルが変わりませんね。
ホープという守るべき娘ができたことで、マディを育てていたクラークのことをようやく理解できたと本人に伝えています。本当に丸くなったなぁ、元ブラドレイナ。
無垢な少女だったのに今や自分達と同じ人殺しになってしまったとホープの変化に思わず泣いてしまったオクタヴィアに寄り添うクラーク。そこへベラミーが護衛を従えて入って来ます。
洗脳されてしまっているし、裏切者にも見えるベラミーですが、確かにこれまでのことを考えると地球を滅ぼした人工知能が光の町に意識を閉じ込めるだとか、神になった宇宙飛行士が信者に意識を移して永遠に生きるだとか、あり得ない話が現実に起こってきたわけで、ベラミーが信じる最後の戦争問題のために羊飼い側につこうという選択もあながち間違いとは言い切れないのかもしれません。
本当に人類が戦う最後の戦争が近付いており、勝利すれば光となって人類は絶滅を免れると力説するベラミーに対し、オクタヴィアもクラークも「負ければ結晶化して絶滅よ」とか「光になるために戦争するなんてあなたのその服装くらい馬鹿げてる!」と辛辣です。
どうあってもフレームは渡さないつもりのクラークを見て、今度はクラークをM・キャップにかけるベラミー。せっかく実は生きてました展開だったのにめちゃくちゃ嫌われてます。
目を覚ましたニッキーに、ハッチが自分と一緒に最後に仕上げた溶接を指して「彼は死ぬと分かっていたけれどあんたを守るために仕事をやり遂げた」と教えるマーフィー。
単純な脅しで強制的に寝返らせるよりもニッキー自身の心が揺らいでくれた方が色んな意味で平和的で、安心です。ヒーローらしいマーフィーの姿にエモリがニヤニヤするシーンは癒やしですね(笑)
宮殿では、骸骨でできた悪趣味極まりない椅子にご満悦のシェイドヘダの元へ、ガブリエルのキャンプから持ち出したアノマリー・ストーンが運ばれて来ます。
他にも逃亡した民が原子炉に匿われているとバレてしまい、部下を連れてガレージに来たシェイドヘダ。
マーフィーは連れて行かれてしまいますが、中にいたエモリが「ジョンに何かあったら原子炉を吹っ飛ばすし、ここを無理矢理開けようとしても吹っ飛ばす」と叩きつけると、見張りだけ残して引き上げていきました。
拷問のようなM・キャップに耐え抜いたクラークは、「仲間を無事に返せばフレームの場所に案内する」と取引を持ちかけてビルもこれに応じます。
石の間に揃えられたミラー、ホープ、オクタヴィア、ナイラ、エコー、ジョーダンは順番にストーンで送り帰されますが保険としてサンクタムではない惑星に飛ばすビル。
戦士でなくストーンを操れるレイヴンとガブリエルが残されたのは飛んだ先のストーンでサンクタムに帰れなくするためか。最後の戦争が始まれば全員解放するとのこと。
まぁ、クラーク相手だと本来このくらいの用心はするべきなんですよね(笑)
連れ去られたマーフィーがシェイドヘダ相手にチェスをしていた宮殿で、突如発光し出すアノマリー・ストーン。
緑の光の中からは6人の人間が現れ、ヘルメットを取って顔を見せたのはクラークでした。
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▼次回、エピソード13
