
エピソード4『ラスト・スタンド』“Last Stand”
あらすじ
ジェレマイアと離れたフィラデルフィアで、21歳の誕生日を迎えるベリー。将来について家族に反対され、“特別な日”は台無しになってしまう。
ネタバレ感想
ジェレマイアは父親の会社でインターン、ベリーもバイトしながら結婚資金を貯めているようです。
波乱の追悼会から2週間、2人が予定している式までは6週間というタイミングでベリーは21歳の誕生日を迎えますが、2人とも結婚について親の了解は得られていないまま。そりゃそうなるよなぁ。
とは言え、ジェレマイアの話題にさえならなければベリーの両親はサプライズで誕生日も祝ってくれているし、プレゼントに生まれ年のワインを贈ったりと良好な親子関係に見えます。
しかし、ウエディングドレス選びについて来て欲しいと頼んだベリーにローレルは「行けないわ」と頑なで、たとえ親の了解が得られずとも結婚を強行するつもりのベリーとの間でギクシャク。ローレルもベリーもお互いに頑固なので、どこで折り合いをつけるかは難しいところ。
スティーヴンにやたらと厳しい〈デニース〉は、ジェレマイアのことも“親の七光り君”という直球過ぎるあだ名で呼んでおり、「イケメンのボンボン」を毛嫌いしております。
スティーヴンは能力も自信もしっかりあるし、持ち前の飄々とした態度でデニースと渡り合えているものの、甘ちゃんなところがあるジェレマイアは軽口も受け流せずいじめだと感じているようです。デニースとの間に入ってやるスティーヴンには相変わらず長男らしい面倒見の良さを感じます。
「お前とは兄弟同然だけど、21歳で結婚なんてクレイジーだ」とベリーとのことに批判的だったスティーヴンも、コンラッドと共に付添人“ベストマン”を頼むつもりだったと聞いて目の色を変え、一転して賛成に。現金な男です(笑)
海外ドラマを見ていると、付添人のポジションってとにかく女性が頼まれて喜ぶイメージがありましたが、男女共によほど光栄な役柄なんですね。
母親がついてきてくれないとなり、テイラーをドレス選びに誘ったベリー。見た目も気持ちもひたすら若いテイラーの母親もノリノリでついて来てくれました。
金銭面でカツカツとは言え、モールの量販店みたいなドレスショップでウエディングドレスを選ぶようなこともあるなんて海外っぽいなぁ。
しかも選ばれたのはまさかのセール品。ベリーらしさのあるシンプルな純白のドレスです。
そういえば昔、デビュタントの時にスザンナとローレルに連れ回されて真っ白なドレスを着るシーンがあったような。
ドレス選びに母親がついて来てくれなかったことを嘆くベリーを心配したジェレマイア。
仕事を定時で終えて車をぶっ飛ばしてベリーの自宅まで誕生日祝いとローレルの説得に来てくれました。
それでもローレルからは、一生の誓いなんてまだ無理だし、「卒業して同じ気持ちなら結婚すればいい」と言われてしまいます。
ローレルは自分自身が若くして結婚し、その結果離婚を経験しているからこそ娘には慎重になって欲しいところがあるのでしょう。
結婚そのものを反対されたわけでもなく、卒業までそんなに長いわけでもないのに、どうしても今すぐ認めて欲しい2人とで結局意見が割れました。
ベリーとローレルは激しい言い合いの親子喧嘩になり、ベリーは「家を出て行く」ことを宣言してジェレマイアとサマーハウスへ。
翌朝目が覚めると、そこにはいないはずのコンラッドの姿が。
まさかの再会で、やはりこの3人が揃うと気まずさが拭えません。
やや毒気を抜かれて本当に自分がこのままサマーハウスに滞在していいものか、家に帰るべきではないか、と考え始めたベリーに対し、ジェレマイアが「今帰ったらおばさんが正しいことになる」と反対。
結局ベリーが先の準備をしながらカズンズに残り、ジェレマイアはインターンをしつつ週末に顔を出すということに。ベリーのバイトはいいのか?
ジェレマイアはコンラッドにローレルとベリーの大喧嘩を話し、スティーヴンと共同でベストマンを頼みたいことも伝えましたが、コンラッドは浮かない表情。
「2人ともまだ学生なのにバカげてるよ」と正論をかまされてジェレマイアは怒り、兄弟仲まで亀裂が入ってしまいます。
コンラッドはおそらく自分の感情は抜きにしても兄としてこのアドバイスに至ったはずですが、ジェレマイアとベリーの仲を見せ付けられるコンラッドの悶々とした気持ちが早くどうにか救われないものか…。
ベリーから家出した事を聞いたジョンはローレルを訪ねて、自分達と若い2人を重ねるのは良くないし、ローレルの気持ちは尊重するけれど、自分は娘の結婚式があれば参列することを告げています。
ちゃらんぽらんな母としっかり者の娘という関係で成り立っているジュエル親子。
テイラーが頑張り、店舗を解約して自宅でのサロン経営に切り替えることでなんとか立て直しの道を見い出せたというのに、スティーヴンから連絡があり、出て行ったスコットが、ルシンダの名前で1万ドル借金しているから銀行の融資は受けられないという最悪の状況を知らされることに。
「力になりたい」から半分なら金を出せると言うスティーヴンに、「私はあなたの恋人じゃない」と毅然と断るテイラー。この2人も上手くいかんなぁ。
それにしてもスティーヴンの顔の小ささは異常だし、あの変なベストはイケてるのでしょうか?
デニースと謎のフラグが立っておりましたが、スティーヴンにはテイラー一筋でいて欲しいものです。
やはり社交界デビューの時に母親に貰ったドレスがサマーハウスのクローゼットに健在でした。
ベリーが気に入っていたことを見抜いてサプライズでプレゼントしてくれたんでしたっけ?
母親との想い出が詰まった部屋で、隣に母親がいてくれない現実を思い詰めるベリー。
1人泣いているベリーに気付き、声を掛けようか迷って止めるコンラッドの表情よ……。
自分が声をかけてはいけないけれど、ベリーの泣いている姿は見たくないと思っているのが手に取るように分かります。
母親を置いて行けなかったテイラーは、念願だったNYでのインターンを断って「ママとサロンの経営を軌道に乗せる」と決め、貯金を使って借金の半分を返済したそう。
もちろんルシンダは反対してNYに行って欲しいと言うも、『支え合う』のが信条のジュエル家。
どちらが親なのか分からなくなるような関係ですが、家族の絆は間違いなく強い2人です。
せめて自分だけでも祝福してやる事でベリーの気持ちを楽にしようと考えたコンラッドは、ベストマン役を引き受けました。
コンラッドの気も知らず、「コンラッドの応援があればすごく心強い」と喜んでしまうベリーの無邪気な残酷さといったら……。
それはそうと、フライトの予約をして出て行こうとしていたのに、あのコンラッドが取り止めたとは。てっきりもう出て行った後かと思いましたよ。
“特別な時”にだけ手作りするマフィンを、ベリーの誕生日祝いで作っている粋さもあって、やはりコンラッドは一手で全てを持って行くんですよねぇ。ベリーは今はまだコンラッドの気持ちに気付いていないし、ジェレマイア一色感もありますが……。コンラッドがこのまま報われないなんてこと、あるのか?
いやもう、兄弟からベリーへの愛がそれぞれ大き過ぎて、どちらを選んでもどちらかが不幸になる未来しか見えなくて辛い。ベリーさえ居なければこの兄弟の人生は全く別物だったろうに。
引き続き、個人的にはコンラッドルート希望ではありますが、そうなると身を引くのが2度目のジェレマイアの不憫さが際立つし、どう納得してくれるのかという問題があります。
スティーヴンとテイラーにはとっととくっ付いて欲しいし、いつにも増して焦ったさの大きい第4話でした。
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▼次回、エピソード5
