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海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン3 10話ネタバレ感想

SUITS/スーツ シーズン3 DVD-BOX

エピソード10『大切な人』“Stay”

あらすじ

ハーヴィーは合併解消に合意しないスコッティにダービーの事務所を辞めるよう勧めるが、彼女は ダービーを裏切りたくないと言う。ハーヴィーはス コッティに黙って、事務所を訴えているエヴァとの交渉の場へ行くが、そこには代理人として宿敵トラヴィスタナーの姿があった。タナーは、ハーヴィーの弱み をついてスコッティを猛攻撃する。一方、スタンフォードとコロンビアに合格したレイチェルは、どちらに行くか悩むが、マイクはスタンフォードを選び遠距離恋愛になるなら関係は終わりだと突き放す。

ネタバレ感想

合併解消に合意してダービーの事務所を辞めて転職しろと勧めるハーヴィーに対し、スコッティは10年一緒に働いた仲間を裏切れない、と見かけによらず義理堅いことを言っとります。


レイチェルからスタンフォードに受かったと打ち明けられてからマイクはずっと不機嫌で、てっきりコロンビア大に行くと思っていたのにレイチェルが遠く離れたスタンフォード行きを迷っているということが嫌でたまらないのです。

上昇志向が強いレイチェルは、恋愛のことは抜きにして学校を決めなければ、と真っ当な考えを持っているのも余計にマイクのメンタルを揺さぶっている感じ。

「僕の存在を無視して決めるのはおかしい!」と話し合いにならないマイクはめちゃくちゃガキっぽいですが、お婆ちゃん亡き今、それほどにレイチェルの存在に依存しているのでしょう。


事務所を切ったエヴァが新たに雇ったのは悪徳弁護士のタナー。またお前か…えらく狭い世界です。

タナーがハーヴィーを録取することになり、部外者を入れたくないから自分が代理人を務めると言うジェシカに、タナーの前でも冷静に対処してみせると名乗り出たスコッティ。


マイクのことを好きな気持ちと進学したい気持ちは別だと噛み砕いて伝えた上で冷静にどうするか決めたいとかなり譲歩した姿勢を見せているレイチェルに対し「僕は邪魔してない。でもスタンフォードに行くなら僕らは終わりだろう」と突き放して実質重大な決断の邪魔をするマイク。

とうとうジェシカも2人が付き合っていることに気付き、何でも知っているドナに2人はいつから付き合っているのか、真剣な関係なのか聞き、ゼインの娘であるレイチェルがマイクの経歴詐称の秘密を知っていると悟り深刻な表情です。

「私が気づいたこと2人には言わないで」とドナには口止め命令を出しました。こえぇ。

 

レイチェルのことで一睡もできなかったらしいマイクは朝っぱらから“女が絶えないタイプなのに悩んだりダメージを受けている様子がない”ハーヴィーに、恋人との距離の取り方を教えてくれと頼み、「仕事とプライベートは分けろ。助言が欲しいならカウンセラーに相談しろ」と断られています。

しかし、その後レイチェルに対して「君の意見を尊重する」と思い直した決意表明をするのですが、その理由が「ハーヴィーみたいに生きたら君を失う。僕の主張を通してもうまくいかない。だから自由に決めて。干渉はしない」という何ともハーヴィーに対して失礼な感じでなんだかなぁ(笑)

 

なんだか冷酷な自己主張の激しい男扱いされているハーヴィーですが、スコッティとの微妙な関係を掴んだタナーから嫌なところばかり突かれると、反論はもちろんですが同席している彼女を守ろうとしているのも明らかですし、良い男なんだよなぁ。

ハーヴィーがダービーや自分を切ろうとしていたとタナーから聞いて激怒していたスコッティも、タナーの前では冷静に応戦した結果、答えは分かっていたのかタナーは今度はスコッティ相手に証言録取を行う、と告げました。相変わらず嫌な男です。

証言録取では、ハーヴィーとジェシカも聞いている前で「フラれた復讐のためにすべてを仕組んだ。こうなると分かってて合併したんだ」とまで言われ、メンタル攻撃が止まりません。

最後にはエヴァの件はスコッティも知ってた』というスティーヴンの証言を持ち出しました。

証言録取の記録を見て心を痛め、「もう誰かが傷つくのは見たくないの」というドナはスティーヴンに会わせて欲しいとマイクに頼みます。なるほど、代理人同席なら勾留中のスティーヴンと面会もできるのですね。

自分の上司だったスコッティはダービーとのつなぎ役だったと証言したのだそう。

マイクに席を外させたドナ。偽証を認めさせて思いとどまるように言いますが、「仕方ない」の一点張りのスティーヴン。狙いは偽証を認めさせるところまでで、この会話は録音されていて自分達はスティーヴンの代理人ではないから守秘義務もないと宣告してその場を立ち去るマイクとドナ。仮にも弁護士のスティーヴンがそれを考えつかないことありますかね?さすがに苦しいぞ。


シーラから、首席でロー・レビューの編集委員もしている〈ブライアン・ギャロウェイ〉という完璧な隠し玉をアソシエイト候補に紹介されたルイスですが、知らないうちにシーラの乙女心を傷付けたせいで他にも7社からオファーを受けている状態となったギャロウェイ。

結局、とんちんかんなルイスはマイクに言われて初めてシーラの本心に気づいたようで、彼女に手紙を書くことに。

マイクに恋愛のアドバイスを受けているようじゃなぁ(笑)まぁ、ルイスがその辺の扱いが達者でも嫌ですが。

しかし書いて送ったのは自分の独占権を与えるという法律文書のような内容で、全然ロマンチックじゃないと電話越しに破り捨てられ、「明晩私の居場所を捜し会いに来て。そうすれば話を聞く」と言われてしまいます。


ティーヴンは偽証が暴かれても動じず、スコッティを追い詰めて今後どの事務所からも雇われないようにしてやる、と言って、解決したければ和解金でかなりの額を払えと要求してきます。

「金か女、どっちを取るか選べ」だそうで、こいつは何故ここまでハーヴィーに執着するのか。好きなんか?

和解案にサインしろとスコッティに言っても「エヴァを説得して自分たちだけ助かるつもりでしょ」と信じてもらえないハーヴィーはとうとう声を荒げて「君を守りたいんだ、俺が耐えられない!エヴァは俺に腹を立てタナーに君を攻撃させてる。本当に闘うべき相手はダービーだと教えよう」と持ちかけた結果、スコッティはようやく合併解消に同意します。


ジェシカはマイクの自宅を訪ねて、レイチェルにサインさせるよう書面を渡し、応じなければ今度こそクビだと宣告。

レイチェルのころへ行き、「君は辞めたくなければ、僕が無資格な事実を認めて供述書にサインしろとジェシカが。拒否すれば僕がクビになる」と話します。

いくら検事宛の手紙があっても不当解雇を訴えればマイクは逮捕を免れません。

「逃れる方法は1つ。スタンフォードに行くんだ」と一転して変な形でレイチェルの背中を押すことになりました。


エヴァが事務所に来た際に、オフレコにして彼女を信じようとしなかったこと、自分のせいでキャメロンに狙われたことを謝り、「それでも助けるために力を尽くしたのは事実だ。もしそれを信じてくれるなら怒りは鎮めて欲しい」と率直にお願いするハーヴィー。

これで解決するんかい(笑)なんだったのか。


荒れ模様のマイクは、ジェシカに脅されてレイチェルと遠距離になることをハーヴィーに打ち明けます。

その頃、父親にマイクの件がバレないか心配しているジェシカに見返りを求めるレイチェル。

「秘密をバラさないと誓いますのであなたも条件を1つ免除して下さい。ハーバード卒限定という条件を」と要求。なるほど、それならスタンフォードでもコロンビアでもこの事務所を選べるというわけですか。

脅されて逆に自分を売り込むという弁護士の鑑のような気の強さです。

この交渉は上手く行ったようで、マイクの自宅を訪ねて「一緒にいたいからスタンフォードには行かない」と宣言したレイチェル。マイクのメンタルもようやく回復してくれそう。

 

ハーヴィーはスコッティを自宅に呼んで手料理を振る舞って祝杯をあげています。

一緒に働きたい、君が大事だ、と言ってもそんな核心に触れない言葉ではもはや満足できないほど肩透かしを食らってきたスコッティは納得せず、とうとうハーヴィーは「仕事だけじゃない、共に生きたい」とプロポーズめいたセリフを繰り出しました。

えぇ?スコッティと今さらステディな関係築いていくんですか?

スコッティかぁ……う〜ん。これがゾーイかドナならよく言った!と思えるんですけど、この2人を差し置いてスコッティなのか。


シーラとの駆け引きで、ハーバード・ロースクールの全学生の資料が置いてある部外者立ち入り禁止の部屋で彼女を見つけて「君を独占したい」と告げ合格点をもらえたルイス。

めでたしかと思いきや、シーラが席を外した隙に資料を漁り始めたルイス。

ハーヴィーのものを盗み見るも昔から完璧だったハーヴィーの資料を見ても面白みはなく、次にマイクの分を見ようとしてアルファベット順に並んだ棚から資料を探すのですが、もちろんマイク・ロスの資料などありません。これは…言い訳できるか?

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SUITS/スーツ シーズン3 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、エピソード11

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