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海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン3 11話ネタバレ感想

SUITS/スーツ シーズン3 DVD-BOX

エピソード11『父への思い』“Buried Secrets”

あらすじ

マイクと一緒にいることを選び、同棲を承諾するレイチェル。大喜びのマイクは仕事にも熱が入り、心臓病で死亡した患者の遺族が医療器具メーカーを訴えた案件を引き受ける。原告側の代理人が、かつてマイクの両親が事故死した際に苦い思いをさせられたリナルディ弁護士で、積年の恨みを裁判で晴らそうと考え たからだ。ハーヴィーは恋人になったスコッティを事務所に勧誘するが、ジェシカは彼が公私混同してい ないか心配する。その頃、マイクの学歴に疑問を抱いたルイスはドナに探りを入れていた。

ネタバレ感想

遠距離疑惑がなくなっただけでなく、これから同棲も始めることとなったマイクとレイチェルの青春感溢れる恋愛も、ハーヴィーとスコッティの大人な恋愛も、どちらも順調そうで何より。

スコッティかぁ、と文句は言ったものの、ハーヴィーがやたらと幸せそうな顔をしているのとスコッティがハーヴィー決死の『共に生きたい』という台詞をイジり倒しているのを見るとこの2人もお似合いだなと思えてきました。

ハーヴィーは失業したスコッティを事務所に引き入れたいらしく、勝手に勧誘したことをジェシカから咎められます。

「雇うのは同情してるから?それとも愛してるから?」と詰められて「真剣に付き合う」と答えたハーヴィーでした。

ジェシカからすればそりゃすぐに別れそうだし別れた後のことを考えるだけで面倒でしょうが、あのハーヴィーが「別れない」と言い切り、これには驚いた様子。

先のことは考えても分からないししょうがない、くらいのこと言いそうなのに。“共に生きたい”相手なだけあるな。


恋愛事の沈みが解消され、仕事に張り切るマイクは医療品メーカーの訴訟の件で、遺族側は和解金が目当てなのにそれを分かっていながらどうして和解するのか、と反対しています。依頼人のメーカー側は裁判になって評判を落とすことを嫌がっているからでこれが最善の策だとハーヴィーから教えられるも、相手方の弁護士がマイクとは両親の死で因縁のあるリナルディだそう。

「金はやりたくない」と公私混同しているマイクにこの案件を一任し、「礼はいいから叩きのめせ」と発破までかけるハーヴィー。こちらも相当機嫌が良いな。

張り切るマイクを陰から見て、とうとうマイクがハーバード卒ではないという結論に達したルイス。どこか三流のロースクール卒でこの事務所に潜り込んだと思っているようですが、真実はそれより悪い無資格なのです。

というか、マイクは軽く試験はパスできる頭脳があるのだからハーバードじゃないにしてもどこかしらのロースクールを出て弁護士資格を何故取らんのか。

ルイスはドナに、ハーバードの資料室に入ったけれどマイクの資料がなかった、三流のロースクール出身だ、探りを入れていますが、「心配ならハーバードから成績証明書を取り寄せたら」というドナの機転で何とかなりそう。そちらはハッキングで何とかなってますし、ルイスも納得できそうです。

成績証明書を取り寄せて潔く非を認めたルイスは、今度はシーラにミスを教えようか迷っていると言い出し、ドナの華麗な演技で必要以上にプライベートゾーンに踏み込むことに対する怒りを表現して「私でもこんなに怒るんだからシーラはもっと怒るわよ」と言って黙らせました。さすがドナ。


リナルディとの録取にはハーヴィーが同席してくれて、両親が事故死した直後のリナルディとお婆ちゃんのやり取りをフラッシュバックして動揺して黙ってしまったマイクに助け舟を出してくれるのですが、マイクは「見物だけだと言ったろ、これは僕の案件だ!」と嫌な感じ。

その後も怒りで目が曇っているマイクは私怨を晴らそうと暴走気味で悪徳弁護士のようになっております。

そんなマイクに、過去の資料を渡して「君の父親も飲酒してた。だから和解にできた」と幼かったマイクは知らない事実を叩き付けるリナルディ。これはメンタルが安定していないマイクにとって厳しい現実です。


ジェシカから50万ドルの出資金を出すよう迫られ、オファーを受けているシカゴの事務所に行くべきかと悩んでいたスコッティ。

ハーヴィーと別れるかもしれないと考えて不安なようで、ハーヴィーは別れないと言いつつも納得しないスコッティを見て、出資金を出さないで済むよう大口の顧客を取ればいいと提案します。

本人役で登場した競泳選手のマイケル・フェルプスを新たな顧客につけたシーラ。

ハーヴィーはジェシカと話し合い、試用期間のうちは50万ドルを出さなくてもいいという点に合意させ、ジェシカは『辞めても依頼人は奪わない』という競業避止義務にサインすることを条件としました。

ただ、競業避止義務はそもそもの基本契約に含まれており、自分は何のために改めて書類にサインしたのか、ハーヴィーに一体何をしたのかと聞くと、実は50万ドルを立て替えたのだと打ち明けられました。

「私を買ったのね」「私と寝て仕事もするためお金を出したんでしょ」とプライドを傷つけられて怒るスコッティ。

「君といてほしいから払った、ロマンチックだろ!」と言い返すハーヴィー(笑)

確かに、そばにいて欲しいだけで今のレートでいう7000万円相当をポンと払ってしまうって規格外で重たいレベルの愛情にも思えますが。

そこまでして引き止めたいとは、ハーヴィーもなかなか拗らせ気味だし、スコッティから「私は変わったのにあなたは変わらないのね。お互い隠し事はやめてすべてさらさなきゃ!」と怒鳴られて投げ出さずに隠し事を話し出す可愛げもあります(笑)

ようやくスコッティもハーヴィーの本気を受け入れて、お互いに真剣な関係で再スタートできそうです。

 

ロマンチックは別の2人にも。

闇堕ちメンタル崩壊気味のマイクでしたが、レイチェルのおかげで乗り越えられた感じ。

同棲が始まるとどうなるんですかね。


マイクに対する疑惑は晴れたはずのルイスでしたが、下世話なところがあるせいで取り寄せた成績証明書をくまなくチェックして自分と比較しています。

そしてなんと、必修科目であり、最高でもAしかくれないと有名な〈ジェラード教授〉の法曹倫理でマイクがAプラスを取っている記録を見つけてしまったルイス。

疑いを深めることになってしまったでしょうか。

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SUITS/スーツ シーズン3 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、エピソード12

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