エピソード7『突然の別れ』“We're Done”
あらすじ
買収競争に敗れ、ジョナサンに裏切りがバレたマイクはクビを言い渡される。フォースマンは100万ドルという多額の契約金でマイクに仕事をオファーし、考える時間を与える。一方、買収の件で事務所の危機を救ったルイスは、ジェシカから褒美を与えられることに。代表の座は却下されたため、別の褒美を考える。 ハーヴィーはマイクがフォースマンにハメられクビになったことを知り、事務所で雇い直そうとするがジェシカは猛反対する。マイクは、報酬よりもレイチェルと一緒にいることが大事だと実感するが。
ネタバレ感想
ジョナサンのところをクビになり無職となったマイク。
フォースマンから100万ドルという冗談のような額の契約金を提示されてさすがに悩んでいるようです。
事務所の救世主となったルイスに形あるご褒美をあげたいと感謝の気持ちを示すジェシカ。
代表の座が欲しい、事務所の看板に自分の名前を入れてくれと強気で求めてきたルイスに「分かりやすく言うわ。私はあなたにご褒美を受け取るチャンスをあげてるの。受け取らなくてもいいけど、そうしたらハーヴィーと私の善意が無駄になるのよ。どうする?」と厳しく立場を弁えさせながら言い直しました(笑)
時間をもらって褒美を考えるそうですが、代表の座は却下となると角部屋ももらってしまった今、ルイスは何を選ぶのでしょう。
ドナからマイクが昨夜クビになったことを知らされたハーヴィー。
顧客からの急用の面会を延期してまでマイクの自宅へ飛んで行き、経緯を聞きます。
フォースマンがジョナサンを契約から外せと指示し、それをバラされた上にクビになった自分を雇いたいと言ってると、全てを打ち明けたマイク。
この悪どいオファーを受け入れるしかないと追い詰められているマイクに「ジェシカに頼んで雇い直す」とかなり難しそうな案が出ました。
ハーヴィーにウソはつかせたくないというのも本音でしょうが、「人を騙し続けた結果すべてを失った奴の気持ちは分からないだろ」とイジイジと闇堕ちしかけているマイクに、「俺はな。だが彼なら分かる」と、以前関わった経歴詐称仲間でもあり、人生をリセットして出直すことに成功した先輩でもあるスタンに話を聞きに行かせました。
「いくら稼げるかは大事じゃないと気付いた。毎日誰といられるかが大事だ」という教訓をもらい、マイクの心も決まっていそう。
未公開情報を手土産に、ジョナサンのところへ行ってマイクの擁護をする保護者ハーヴィー。
しかしジョナサンの怒りは収まらず、セカンドチャンスどころではありません。
調子に乗っているルイスは、自分のミスを見つけて修正してくれた礼を言いにきたマローンのことを媚を売っていると決めてかかり、秘密裏にやれと言われていたのにジェシカがマローンの仕事を見直すようルイスに任務を与えたことを本人にバラしてしまいます。
これでマローンとジェシカの仲は険悪な雰囲気に。
ただでさえ機嫌が悪いジェシカに「マイクを雇い直したい」と言い、「そんな話したくない。彼が辞めてからよく眠れるようになったの。絶対にダメ」と断固拒否されたハーヴィー。
スタンと話して道が開けたマイクの方はご機嫌でレイチェルに「フォースマンの下では働かない、投資銀行家を続けるつもりもない。何をするのか分からないけど君といたい。君に出会った頃僕には何もなかった、でも今は君がいるから弁護士には戻らない」と今後の身の振り方を伝えます。
罪悪感が溢れたレイチェルはその言葉を聞いて泣き出し、必死に宥めるマイクに「ローガンとキスした」と暴露。受け入れ切れずに家を出て行ったマイクはローガンの自宅に殴り込みに。
「彼女はきっと僕の元に戻る」と自信満々に煽られて大の大人2人が殴り合いの大喧嘩に。あーあ。
1人残されてドナを頼ったレイチェル同様、ローガンの家を出たマイクは友達を頼ってハーヴィーの所へ。殴り合った跡がある顔を見て、二言三言で状況を把握してマイクを部屋の中に入れるハーヴィー。しかも泊めるのも構わないそうです。ハーヴィーはほんとマイク大好きだよなぁ(笑)
翌朝、事務所のロビーでレイチェルの出勤を待っていたマイクは何があったのか聞くも、やはりローガンの言う通りレイチェルも拒まずその気だったことが発覚し、怒ってそのまま「もうおしまいだ」と帰ってしまいました。
しかもローガンの方はオフィスでレイチェルを待ち伏せしており、「マイクに話したのは心の底で僕を求めてるからだ」と押しにかかります。
振られてようやく「マイクと私がどうなろうとあなたと私が話すのはこれが最後よ。あなたがハーヴィーに会いに来ても私は会わない、私たちはもう終わったのよ」とハッキリ拒絶したレイチェル。これが早い段階で言えていればなぁ。
資料室で泣いていたレイチェルを慰めたところ、不安定なレイチェルにキレられてシーラのことを持ち出されても優しく安心させようとするルイスも相当丸くなりましたな。
しかも「好きな人といられない未来なんて要らない」というレイチェルの台詞にハッとして、ジェシカに頼む褒美を決めたルイス。
在宅勤務をできるよう契約を変え、休暇も1ヶ月増やして欲しい、パートナーとしての地位も保証してくれ、と一見するとこれ以上の出世を諦めやる気を失ったかのような申し出ですが、「今はシーラのためリングに上がりたい。彼女を愛してる、会いたい。彼女を取り戻すにはさっき頼んだことが必要なんだ」とポジティブな意味があることを伝えて許可を得ました。
てっきりレイチェルのためにハーヴィーと同じくマイクの復帰を頼むのかと思いましたが、これはこれでアリか。
ルイスに感化されたジェシカは、まだ怒っているマローンの所へいき、“下らない仕事よりあなたが大事”というジェシカらしくない気持ちを、ジェシカらしい言い方で伝え、マローンの機嫌も直ったようです。
“契約をまとめた手数料”と称した脱税の口止め料を受け取る書類にサインを求められるルイス。これにサインすればフォースマンからルイスに金を払ったという既成事実が出来上がり、万が一にでもルイスの口から脱税の件が漏れても賄賂を受け取って加担したように見えるという状況を作り上げて口封じをしようというのです。
ルイスが仕方なくサインして帰ろうとすると、エレベーターでマイクと鉢合わせ。
「ここで働く」というマイクに「君を許せないが、あいつの下で働くのは勧めん」と止めるルイス。
レイチェルの件でマイクが荒れているのも分かっているルイスは「判断を誤るな!私が何とかする、任せとけ」と説得します。
事務所に戻り、ジェシカとハーヴィーを呼び出して在宅勤務と休暇のリクエストを撤回して「マイク・ロスを雇い直した」と宣言。
「シーラは何とかなるがマイクは今雇わないといけない。だから褒美として彼を雇った」というルイスに、「名案だ、素晴らしい。個室を用意するか彼女と話しとく」とこれはチャンスと言わんばかりにジェシカに話させず加勢するハーヴィー(笑)
ルイスはマイクの経歴詐称を知らないわけで、これを知らないルイスに対してジェシカが絶対にマイクはダメだと拒否できる相応の理由がないんですよね。
ルイスの無垢な男気は度々役に立ちます(笑)
事務所に戻るということはレイチェルとまた同僚になって毎日顔を合わせるということになり、それをマイクが良しとするならいいんですけど、ルイスは既に『雇った』と事後報告でしたし、マイク的にはもはや失う物は何もない無敵モードなのか?
ルイスが雇ったけれど、ルイスの直属ではなくハーヴィーの右腕に戻るのか気になります。
ジェシカを説得したハーヴィーは嬉しそうでしたが、わざわざ昼間のうちから家に帰って、我が物顔でシリアルを食べているマイクに「お前は俺に何も相談しないんだな」と嫌味を言いつつやっぱり喜びが隠し切れていません(笑)
しかもドナに言われても介入を拒んでいたのに、いざやさぐれるマイクを前にすると「お前とレイチェルの絆はなかなかのものだ。お前たちの絆は本物だ、許してやれ」とマイクのためを思ったアドバイスで家に帰るよう諭しました。
事務所に戻ったハーヴィーは“やり残した仕事”を片付けるため、ローガンを呼び出して契約解除の書類を突き付けます。
「大口顧客だろうと二度と会いたくない」というのは心の底からの本音でしょうし、「ジェシカに泣きつき何とかしようとしたら次はマイクでなく俺が相手になる」と宣言。ハーヴィーなりのマイクの敵討ちか…熱いな。
ハーヴィーの言う通り自宅に戻ったマイクでしたが、仕事が手につかず早く帰ってきたレイチェルと鉢合わせして、やはり復縁にはならず同棲は解消して出て行くこと、明日から事務所に復帰することを告げました。
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▼次回、エピソード8

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