何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン4 9話ネタバレ感想

SUITS/スーツ シーズン4 DVD-BOX

エピソード9『男のケジメ』“Gone”

あらすじ

フォースマンとの裏取引を告白したルイスは、ハーヴィーの激しい怒りを買う。ジェシカはルイスがケイ ヒルに自白することを避けるために優しい対応をする が、内心ではルイスの解雇を決めていた。ケイヒルによる証言録取が始まる前に、ハーヴィーたちは先手を打って悪意訴追でケイヒル側の証言を録取し、ウッドオールに不利な過去を暴く。一方、マイクは自分たちが受ける証言録取に備えてレイチェルに練習させ るが、私情を挟む結果に。法廷に立ったケイヒルは容赦なくマイクやハーヴィーらを追い詰めていく。

ネタバレ感想

後になってオフショア口座を使わなきゃ取引しないとフォースマンから言われて応じただけでなく、口止めするための100万ドルを渡されたと告白するルイス。

ハーヴィーはもちろん激怒。ジェシカは、全てSECに話すと言うルイスに対して「ハーヴィーは無実なのよ。ケイヒルに裏取引のことを言ってはいけないわ、うちが一気に不利になる」と忠告して席を外させました。

優しく話しながら、ハーヴィーと2人になると「ケイヒルに自白するのを止めるためよ。片付き次第クビにするわ」と無情なジェシカ。保身のためなら感情を無にできるくらいじゃないと大手事務所の代表は務まらないということか……。

 

本人にはあれほど怒りながらも、フォースマンのところへ行って「あんたが恨んでるのは俺だろ。彼は見逃せ。俺との勝負はまたにしろ」とルイスを助けようとするハーヴィーですが、それこそがハーヴィーの弱味でもあると分かっているフォースマンは「見逃せば君を助けることになる、そんなの嫌だね」としたり顔。

「なら12年前のことを通報するぞ」と返しており、ハーヴィー自身もも共犯として関わっているような大きな秘密を握っているようです。ルイスのようにハメられたのでしょうか?


マイクは、自分たちが先にSECを悪意訴追で訴えて証言録取をしてはどうかと提案。

攻めこそ最大の防御論で、ウッドオールを叩き潰しにかかるにあたって、ジェシカは「ウッドオールがしてきた悪事をすべて暴き出してちょうだい」とマローンに指示し、理由も分からず脅迫に加担したくないだのなんだのと毎度お馴染み正論でゴネてくるマローンに大した答えになっていない答えを叩きつけるジェシカ。ルイスの件は伏せておくようですね。

 

ウッドオールの証言録取が始まり、検事局時代の同僚〈ジム・ペンブリー〉の名前を出すと表情が変わります。

当時〈コーエン〉の訴追を手伝わせており、4年で1200通もジムに送ったメールの中には、“コーエンを何としても投獄しろ。脱税、不正取引、信号無視、何でもいい”という言葉も。

「目をつけた標的に罪をでっち上げて訴えてるのでは?俺にも同じことをしてる」と厳しく追及するハーヴィー。

同席していたケイヒルが不利な展開に気付き、録取のカメラを止めてオフレコになった途端「教えてやろう、その通りだ」と挑発に乗ったウッドオールに勝ちを確信するジェシカ達。

マローンの情報のおかげで今後の流れが有利に進みそうでご機嫌のジェシカは、プライベートでのマローンとの関係も良好な感じ。

 

一方、共謀容疑の件で行われるケイヒルからの証言録取リストの対象となっていたレイチェルに、相手となって練習してやれとハーヴィーから指示されるマイク。

もちろんローガンとの話を聞かれることにはなるのでしょうが、マイクが恨み辛みを蒸し返しているような構図になってしまって気まずいことこの上ない練習となりました。


ケイヒル側に証言録取のターンを与える前に法廷に持ち込んでケリをつける算段だったはずが、苦境に立たされたケイヒルは法廷でジェシカとマローンの恋人関係を暴露し、元SEC職員のマローンを雇ったのは計画的な行動だと指摘し、判事にも無関係ではないと判断されてしまいます。

傍聴席にいたルイスは寝耳に水なジェシカとマローンの関係を知り、「私を出し抜くためでなく彼女といたかったんだな。友達になりたいと言った君を拒絶したことを謝りたい。孤独だったろ、孤独のつらさは私にも分かる」とマローンに伝えます。すっかり弱ってしまって……。

しかもまた悪手を重ね、当然恋人なら聞いているだろうと思ったルイスは「責任は私にあるとジェシカに言われた。勝手に裏取引した私が許されるわけない」と話してジェシカとの仲裁を頼みます。

その場は丸く収めるも、ルイスの裏取引を黙っていたことをジェシカに詰め寄るマローン。

マローンもなかなか面倒くさい男ですよね。事務所内での立場は圧倒的に下なのに恋人だからと言って経営に関する重大事も教えろというのはどうもなぁ。

「あなたが尋問されても偽証されずに済むから」「守ってくれなくていいからウソはつかないでくれ」という応酬がありましたが、こればかりはマローンが無茶を言っているような気がします。


ケイヒルからの録取でハーヴィーとマイクは、カマをかけられて反応するという下手を打ち、後は決定的な金の流れを調べるだけといった雰囲気。

証言録取の記録を見たルイスは、自分が責任をとってハーヴィーとマイクを助けるつもりです。

なんと自己判断で勝手にSECに連邦犯罪を自白しに行ったルイスは、ケイヒルが不在でウッドオールに全て話したものの、逮捕どころか帰る許可を与えられたそう。

詳細を話したのに「ザコに興味はない」と言われ無罪放免で、大物のフォースマンにすら興味がない様子だったウッドオールはやはりハーヴィーしか狙っていないことご分かります。

ハーヴィー以外眼中にはないと言っても、ウッドオールを挙げれば手柄が増えるわけで、そこをスルーするとは、ウッドオールがフォースマンを守っている疑惑が浮上し、結託していたのは向こうのほうだと確信するジェシカ達。

フォースマンがSECを恐れていなかったのも納得です。

ジェシカに命じられ、徹夜でウッドオールとフォースマンの関係を洗っていたハーヴィーとマイクですが結託の証拠は出せず、ルイスは自分に金を払ったようにフォースマンはウッドオールにも金を払っているはずで、万一に備え、敢えて記録を残しているフォースマンのやり口を逆手に取って、SECのケイヒルに口座を調べさせるという案を出しました。

ケイヒルもグルに決まっていると考えていたハーヴィーですが、「昨日ケイヒルは不在だった。私がフォースマンの名を出した途端、ウッドオールはケイヒルを待たず私を部屋から連れ出した」ことも話します。

敵を味方につけられれば、本当の黒幕を倒せるというわけです。

他に案もなく大きな賭けになりますが、失う物は何もないルイスが覚悟を決めたことで、全てをケイヒルに話すことに。

ウッドオールとのやり取りを話し、口座記録を調べれば結託の証拠が出るはずで自分達の誤解ならルイスを差し出すから、もし正しければ見逃せという取引を持ちかけました。

そこへウッドオールが入ってきて、ハーヴィー達はフォースマンとの結託を追及し、ケイヒルからの「ひどい言いがかりだ。だから…潔白を証明してくれ」という言葉に「バカバカしい、証明する必要などない」と狼狽える姿で真実が白日の元に晒されそう。

これでハーヴィーとマイクの共謀の疑いは晴れ、ルイスの裏取引も解決です。

しかし、最後の関門になるのがジェシカとはなぁ。

「カタがついたらクビにする」と本人にもブチ切れていただけあって、ルイスを見る目の冷ややかなこと…。

ルイスから頼まれたハーヴィーは「やってみる」と約束し、マイクからも「僕が事務所に戻れたのはルイスのお陰だ」と頼まれ「何とかする」と何故かクビ寸前の本人相手の時より力強く答えています(笑)

ジェシカの説得を試みるハーヴィーですが、ルイスの止まらぬ失態の数々をツラツラと上げられてしまい、どうあっても止まらないというジェシカの収まらない怒りを見て、せめてクビ宣告は自分がしに行くと申し出ました。

ルイスとは親友とも呼べる関係のドナも、状況を見守っていて「私も行く」とついて行きます。

しかし、ルイスは部屋におらずそこにはジェシカとハーヴィー宛の辞表が残されておりました。

なんとまぁ。このまま戻ってこないのでしょうか?まさかそんなことないですよね…?

◎Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。

プライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

SUITS/スーツ シーズン4 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、エピソード10

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー