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海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン4 10話ネタバレ感想

SUITS/スーツ シーズン4 DVD-BOX

エピソード10『秘密を握るカギ』“This is Rome”

あらすじ

ピアソン・スペクター法律事務所を去ったルイスは、 他の事務所に再就職するために3つのクライアントを持っていきたいとハーヴィーに頼む。要求を打診されたジェシカは断固として却下する。一方で、ルイスの裏取引を知りながら部下のカトリーナが隠していたことを見抜くが、もう一度チャンスを与えることに。 ハーヴィーはルイスに大手会社の職を斡旋し、マイク もルイスのために行動を起こすがルイスの状況は好転しない。そんな中、ルイスはドナからハーヴィーが魅力的な仕事を用意したことを聞き喜ぶが。

ネタバレ感想

あんな感動的な置き手紙を残して行ってすぐ再登場するのがルイスらしい(笑)

プライベートのハーヴィーに「顧客が欲しい」と助けを求めに来ます。ルイス自身が書いた付属定款で禁じられているのは重々承知ですが、どの事務所も手土産なしでは面接もしてくれないらしく、自分が契約を取り育ててきた3社だけでいいから譲って欲しいとのこと。

ルイスに懇願され、ジェシカに頼んでみたハーヴィーですが、案の定ジェシカはこれを断固拒否。

氷の女王ばりの冷たさでルイスを切り捨てるジェシカですが、ルイスの右腕だったカトリーナに関しては、全部知っていて黙っていたと知りながらもチャンスを与えました。ジェシカのことですから、何かカトリーナを残すメリットがあってのことなのでしょうね。

ルイスに顧客を渡すことについて、ジェシカの説得は無理だと悟ったハーヴィーは自分から優良企業への仕事を斡旋しようとするも、これを断るルイスは今になって闘志を回復しており、ジェシカのところへ直談判に。

交渉はもちろん上手くいかず、「顧客を渡さないなら無理にでも奪ってやる!」と捨て台詞で宣戦布告。しかし事務所を出て行く間際に声を掛けられたカトリーナから「顧客は私が引き継いだの。ジェシカの命令よ、諦めて」と思ってもいなかった方向から刺されることに。

ジェシカはこのためにカトリーナを残したのか。


あのルイスでさえアッサリ解雇されたとなって、ただでさえジェシカから疎まれているマイクは焦ります。

「デカい問題を解決してジェシカに僕を雇う意義をアピールしなきゃ」と必死なマイクから一番困っている仕事は何かと聞かれ、スターリング製薬とファイザーの合併」と答えまるハーヴィー。

合併自体に法的な問題点はありませんが、事務所は“ヴァーサライフ社”の顧問もしているので利益相反となり、ヴァーサライフと契約解除しなくても合併案件を進められる方法を探す、という無理難題を解決するしかないようです。


ルイスのことが気掛かりでしょうがないドナは、たとえNYでの斡旋が無理だとしても、シーラのいるボストンでの仕事ならルイスにとっても好都合だと考えてハーヴィーに別の仕事を頼みます。

ルイスさえその気ならハーヴィーが面接を手配してくれるそうで、ドナからの後押しもあってルイスはこれを受け入れるようです。

シーラは強い男が好きなシーラのところへ行ってクビにされた経緯は触れず、彼女のために事務所を辞めてきたかのような調子でしたが、そこはシーラも頭が切れるのでただただ手放しで喜んでくれるわけではありません。

別れる原因となった子供を持つか持たないかの話にもなり、結局ルイスの覚悟は認めてもらえずシーラに追い返されてしまいました。

ルイスはそのまま面接をすっぽかして、わざわざセッティングしたのに面子を潰されたハーヴィーはご立腹。

それを聞いてシーラとの復縁に失敗したと悟ったマイクは、そもそもシーラのための休暇計画を立てていたのにご褒美枠を自分の復職のために潰したせいでもあると責任を感じてルイスに会いに行きます。

そして、レイチェルの父ゼインの所にも、ルイスの過去15年の売り上げ資料を持参してどうにか雇ってくれないかと頼みに行ったところ、雇う保証はないものの面接だけでもしてもらえることに。

これを聞いたレイチェルは、自分が父親に学費を払ってくれるよう頼まない理由は後が怖いからで、恐らくマイクか他の誰かに見返りを求めてくるだろうとのこと。愛情を注がれている娘でさえこう言うならヤバいかもしれませんね。

結局ゼインは面接の時になって、マイクが事前に伝えていたはずの顧客を連れて行けないという条件を無視して「ピアソン・スペクターから大口顧客を1社奪ってこれる弁護士が欲しい」とルイスに契約を破る度胸を試します。

ルイスはそのまま元顧客を訪ね回り、担当を引き継いだカトリーナと鉢合わせ。

今置かれている状況と、仕事も愛する人も、もはや何もなくなった今の自分が人生をやり直せるのならパートナーシップ契約を破ってでも1社ぐらい奪うと強い意志を示したルイスに「なら顧客をあげる。私はあなたに忠誠を誓った、その気持ちは嘘じゃない」カトリーナ

ジェシカにバレたらカトリーナも確実にクビで、「そんなの耐えられん」と止めるルイスでしたが、カトリーナ「なら転職後私を引き抜いて」と食い下がります。やり方はまずそうですが、この2人はセットで動いてこそ真価を発揮しそうというのも事実。

この密約の下、ルイスが狙ったのはなんとルイス自身の顧客ではなくハーヴィーの顧客のヴァーサライフ社でした。

定款に従い通知を寄越したことで発覚し、すぐさまヴァーサライフに向かったハーヴィーは既に契約を取り付けたルイスに怒り、事務所を解雇された人間だと伝えに行こうとするのですが、ルイスはファイザーの合併の件を勝手にヴァーサライフに伝え、近いうちに契約解除になるだろうことを話したそう。しかもクビを阻止しようと動いたり、仕事を紹介されたにもかかわらずハーヴィーに怒鳴りつけ、恩を仇で返し過ぎだろ。

こうなってはハーヴィーも、「顧客を奪うなら容赦しない!」と宣戦布告。

契約解除のことをルイスが知っていたのは“誰か”が教えたからだと言って、ハーヴィーから仕事を任されていたマイクを疑うジェシカ。

確かにマイクにはルイスに恩返しするという動機が成立します。が、それ以上にハーヴィーへの忠誠心が強いことをジェシカは知らないんだなぁ。

それともカトリーナの仕業かもと分かっていて、マイクを追い出すチャンスを狙っているのか?

ジェシカの前では断固反論しておりましたが、ハーヴィーがマイクにルイスにヴァーサライフの情報を渡した前提で叱りに来たのは少し残念です。そこは完全に信じていて欲しかった…。

それはそうと、ヴァーサライフの件でマイクが考え付いたのは買収騒動で相当恨まれているであろうギリス産業のギリスに協力を求める案です。

“お詫びの品”にヴァーサライフの薬の開発部門を買うよう資料を渡します。

息子をドラッグで亡くしたギリスなら、薬物依存の治療薬を開発しているヴァーサライフはピッタリでしょうけど。

戦略を差し引いたとしてもギリスに対して自分を徹底的に下げてでもマイクの思いやりを持ち上げるハーヴィーは本音が入っております(笑)

自分がギリスだったらマイクもハーヴィーも門前払いで追い払いますが、結局マイクの「少しでも償いたい」という言葉が受け入れられたようです。

ギリスと話がついたことでヴァーサライフとの契約解除話も無くなり、またルイスは路頭に迷うことに。

しかし、実際にはマイク以上に思いやりのある男ハーヴィーが、自分がゼインに借りを作る形で家族同然に思っているルイスを雇ってやってくれと交渉に行っています。


ヴァーサライフの件で手柄を立てたマイクを褒めると同時に、疑惑の目がカトリーナに移ったジェシカはその足でカトリーナの部屋へ行き「クビにされるか自分で辞めるか選んで」と宣告。

ジェシカから「ヴァーサライフは取り返したからゼインは雇ってくれない」とも言われ、驚きながらも退職届を置いて帰ることを選んだカトリーナ

ハーヴィーが暗躍してくれたことは、食事の際に本人から聞いたマイクしかまだ知りません。

しれっと2人で食事してますが、これがマイクの言っていたお祝いか。頻尿男と軟弱男ですっかり仲良しを隠さなくなりました。あと、マイクの生意気度は鰻登りです(笑)


ルイスの荷物を運んでいたマイクがやたら無邪気に気にしていた『鍵』はやはりハーバード関連なのか。

 

ハーバードで最高の栄誉“優等法学生会”では3つのものが貰えるそう。

壁に飾る証書、卒業式でつける記章、そして例の鍵。

ハーヴィーのオフィスを訪ねたルイスはドナにどうしたのか聞かれ、「最初は私を慰める冗談かと思ったが、これが何か2度も聞いた。でも確か、マイクも成績上位者だった。これを持ってるはずだ。なのに知らない。これを持ってない、つまりハーバードに行ってないんだ」と導き出した結論を話します。

データベースに記録があろうが、アルバムには載っておらず、在学中の時期もボストンではなくΝYにいた証拠として家賃の支払い記録があることも調べており、シーラに聞くと言った時に止めたドナもグルなんだろうと怒鳴りつけるルイス。

ルイスがシーラに電話をかけようとするのを止めて謝ったことが嘘を認めたようなもの。

「君はマイクが来たその日から嘘をついてた。君だけは私を分かってくれると信じてた、友達だと思ったのに!もう違う、友達のフリはよせ」と言って今度はジェシカのところへ。

ドナは泣きながらも即座に内線でジェシカに「ルイスにバレました」とひと言。

マイクとハーヴィーのことは通報せず隠蔽したくせに自分の過ちは許さなかった、と恨み節が炸裂するルイス。

「嘘つきで偽善者だけど、謝りはしない。すべては事務所を守るためだった」と言い返し、「あなたの要求が本当に“逮捕を見たい”ということならとっくに警察が来てるはず。まず私を萎縮させてから本当の要求を言うつもりね、その手には乗らない。要求を言いなさい」と続けざまに反撃。

予想外の反撃を受けたルイスはやや怯みながらも、「私にはまだ早いとあなたは言ったが、今すぐもらう。ピアソン・スペクター・リット」と要求を突きつけました。

こんな帰り方してもめちゃくちゃ気まずいだけですが、本当にこれが望みなのか?このままの力関係だとハードマンのようにどうにか追い出されかねないように思えますが。

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SUITS/スーツ シーズン4 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、エピソード11

axxi.hatenablog.com

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