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海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン4 11話ネタバレ感想

SUITS/スーツ シーズン4 DVD-BOX

エピソード11『代表の器』“Enough is Enough”

あらすじ

ついにマイクの秘密を探り当てたルイス。そのことを武器に、ジェシカとハーヴィーに事務所の代表の一員となることを認めさせる。ルイスはマイクのもとを訪れ、マイクが自ら辞めるまで仕事責めにすることを宣言。ハーヴィーに頼んでも無駄だといい、マイクへの当てつけとしてレイチェルにも厳しく当たる。また、ジェシカは代表の件は時機を待って公表は保留にするも のの、ルイスは口外し、前例のない代表就任のセレモニーを行うと言い出す。マローンはルイスの出世に納得できず、ジェシカに理由を問いただす。

ネタバレ感想

完全に闇堕ちしてシーズン1の頃を彷彿とさせるヒールキャラと化してしまったルイス。

急用だとジェシカから呼ばれたハーヴィーは、待っていたルイスから自分も代表になったと聞かされます。

マイクの秘密を盾にやりたい放題で、看板に名前を掲げることにも「グズグズしたら通報するからな」ジェシカに上から命令。

代表になるためならなんでもする男の脅しではなく本気を見たジェシカは、逮捕されるよりマシだと言って、マイク・ロスを雇った元凶のハーヴィーに口答えを禁じました。

自分を責めるドナに「君は悪くない、君はよくやった」と全力で慰めるハーヴィーの120%の包容力はそう言えば最近見ていなかった気がします。

事務所を出たルイスはマイクの自宅へ押しかけており、今夜だけは勝利に浸らせてやろうとマイクへの報告は明朝にすることにしたハーヴィーとドナの配慮は無に帰しました。

代表になれたことやマイクの秘密を握っていることを明かし、「音を上げるまでこき使ってやる。きっと君はつらさのあまり助けを乞い私のように言わざるを得なくなるだろう。“退職します”とな」だそう。あんなに気にかけていたレイチェルに対しても『嘘つき共』と一括りで敵認定しております。厄介だなぁ。パワハラ気質だけど、実際には権力がさほどないというのが良いバランスだったのに。これじゃあただの暴君です。

ハーヴィーはマイクに「今はキツイだろうが耐えろ」とアドバイスしましたが、ルイスはマイクのジュニアアソシエイトの肩書きを消させてパラリーガルとして大量の雑務を押し付ける嫌がらせを始めました。

まぁ、実際弁護士でないマイクに法律業務はやらせないというのは、何も間違ったことは言っていないというのが皮肉です。

マイクへの仕打ちを見て激怒し、何か手を打たないとダメだと言いながら「あなたの良さを彼に思い出させて」とえらく抽象的なアドバイスをするレイチェル。


今や信頼できる唯一の相手であるカトリーナの前だけではいつも通りのご機嫌なルイスです。

公式に代表になったらすぐに雇い直すと報せに行きました。

 

ルイスは自分で代表として事務所に戻ることになったとゼインに言いに行っており、ハーヴィーが取引はチャラだと報告しにきた際には、異例の待遇だし、代表の器でないのに怪しいと勘付いたゼインは、雇う気もなかったくせに「貸しは貸だからな。街に悪いウワサを流されたくなかったら1つ貸しになる」とヤクザのよう。


うるさいルイスを黙らせるためにパートナー会議を開いてみんなの前でルイスを褒めるハーヴィー。

ルイスが犯罪を犯してクビにされる寸前だったところを自分から退職したという事情を知っているマローンはその茶番を認めず、どうしてルイスが代表になるのか、弱みを握られているんじゃないのか、とジェシカを問い詰め、どうしても言えない事情があると分かると「今は引き下がる。だがずっとは無理だ」と厳しい表情でした。とにかくジェシカに全てを話して欲しい男なのです。


ルイスはレイチェルに対しても嫌いだと知っているパラリーガルの仕事を押し付け、「私はハーヴィーのアソシエイトだからやらない」と断るレイチェルに「私はアソシエイトの教育係でもある」と嫌がらせをやめないどころか、ネチネチと悪意のこもった精神攻撃を繰り出しております。

傷つけられ泣いているレイチェルを見たマイクは自分たちの問題に恋人を巻き込むなとルイスのところへ行きますが、ルイスはレイチェルにも嘘をつかれていたことで傷ついたから傷つき返したまでだ、と主張。しかも、マイクが辞めるまでレイチェルに厳しくし続けるそうです。

荒れているマイクはジェシカに逆ギレで怒鳴り付けております。確かにジェシカがすぐクビにせずマイクを利用していたことは事実ですが、やはり元凶は無資格のマイクであって、マイクがここまでジェシカに噛み付くのもどうかと思います。


さっそくハーヴィーに頼み事を持ってきたゼイン。

ある案件で他の事務所と揉めていて和解したいとのことですが、その相手方の弁護士というのがスコッティなのです。これまた面倒事が増えましたよ。

新しい事務所に入ったばかりのスコッティにフォルサム食品の時の貸しがあるから和解してくれ、和解しなきゃマイクのことがバレる、と頼み込むハーヴィー。

別れの原因にもなったマイクの名前なんて聞きたくもないスコッティですが、「本当に困ってるんだ」なんて言われてしまうと結局今回だけは…と和解の方向で進めてくれるそう。


ルイスはいつまでもマイクの秘密を使ってジェシカ達を脅せるわけがなく、しばらくすればルイス自身もマイクが無資格だったのに通報していないことになるので時間の問題だよなぁ、と思っていたら、案外早めにジェシカから終止符が打たれます。

マイクに作らせたルイスの契約書に、マイクのことを雇ったと認めるという項目を追加し、そこに署名しろと迫るジェシカ。

嫌だとゴネて通報するぞと脅すルイスに「あなたが代表になれたのは秘密を利用したから。あなたの銃に弾は1つしかない。撃てやしないわ」と自ら罠にハマったルイスに、「サインさえすれば代表昇格を記念する式典に皆で出てあげる」と言って契約書にサインさせました。

ジェシカはルイスにバレたと知った15秒後にはこの作戦を考えついており、形勢逆転できると分かっていたら演技ができないだろうハーヴィーの苦しむ姿をルイスに見せるために敢えて黙って事を運んだそうです。

更に納得していないマローンには、秘密を打ち明けるフリをしてマイクの無資格の件には一切触れず、実は自分がハードマンの横領を過去に隠蔽し、それをルイスに知られてまた雇うよう迫られたとでっち上げ。マローンにマイクの秘密を明かすのは絶対にダメそうなので、ここで真実を話さないジェシカは代表としてはナイス判断ですけど、後々嘘がバレた時のマローンはめちゃくちゃ面倒臭そうです。

ジェシカもマローンのことを「あなたは私のすべて」と言うぐらいならさっさと結婚でもして配偶者としての立場を手に入れた方が万が一マイクの秘密が公になった場合の法的な問題にも対処しやすそうに思えますがね。

マローン自身が一緒にこの嘘を秘密を背負う覚悟がないとダメだし、意外と正義を尊重するタイプだから無理そうか?

何にせよジェシカは100%マローンは信用していないということなんですかねぇ。


ルイスから「ハーヴィーと寝たか?強い友情があれば答えられるだろ。正直に答えればまた君を信じられるかもしれん」と言われて、「1度だけ」と答えてしまったドナ。

今のルイスだと嫌な感じにこの情報を利用しそうな気配がムンムンします。


誰がこんなの見たいんだよ、と思っていたシーズン4前半のハーヴィーvsマイク編から一転、ルイス乗っ取り編が始まったこのエピソード、めちゃくちゃ面白かったです。

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SUITS/スーツ シーズン4 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、エピソード12

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