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エピソード2『嫉妬』“Compensation”
あらすじ
元同僚ジミーから集団訴訟の案件をもらったマイク は、ひどい扱いを受けた原告団のひとりであるエマと会い同情する。だが、費用がかかりすぎるとジェシカに却下され、他の方法を探る。シニアパートナーのジャック・ソロフからパートナーの給与体系の変更について提案されたルイス。ハーヴィーにとっては減給となる内容で、ルイスはハーヴィーに自分が味方であることをアピールしようとするが…。レイチェルは、父ロバートから婚前契約書を渡され憤慨する。
ネタバレ感想
娘の婚約を喜びながらも、別れた時に備えた婚前契約の書類を持ってくるあたりが弁護士だよなぁ。
しかも守りたい財産というのがまだゼイン自身の金のことで「いつか相続するし今どき離婚は珍しくない。万一のため備えだけはしてほしい」とのことで、嫌がるレイチェルに契約書を無理やり持ち帰らせました。
マイクは元同僚のジミーとハロルドを呼び出して婚約報告をしようとしますが、先に話したジミーからハロルドがレイチェルのことを好きだと聞いて言うに言えなくなってしまうのかと思いましたが、さっさと伝えてしまえて良かった良かった。ハロルドの人柄があんな感じで助かりました。これがトレヴァーなら遠慮して言えずに結局バレて逆恨みされ拗れていたところです。
ジャック・ソロフから、「給与を決める基準は成功報酬ではなく依頼人に請求できる時間数“ビラブル”にするよう見直す提案をしたい」とお伺いを立てられるルイス。
これが通ればハーヴィーには大打撃で、陥れてのしあがるつもりです。さすが、ジェシカに「野心の強い男」と言わしめるだけあります。
ルイスは「好きにしろ」と、明日のパートナー会議で提案することに異を唱えませんでしたが、提案させてから却下することで、ドナを取り上げてしまったハーヴィーに自分は味方だと伝えたいそうです。
秘書候補の面接をしたハーヴィーは、敢えてドナとは全く違う見た目というだけの理由で候補者を選んだ様子。比べたり思い出したりしてしまうことを少しでも回避しようと無意識で考えたのかもしれません。
有能そうであることは間違いありませんが。
ジミーから婚約祝いに集団訴訟案件をもらったマイク。
貧しい原告団のヒーローになれと言うのです。
保険会社が無理やり退院させたせいで病気だった夫を亡くした〈エマ〉から「200人以上がまったく同じ目に遭ってる」という話を聞いて同情を寄せたマイクは案件を引き受けるにあたって、ジェシカの許可が取れるかどうか…。
婚前契約の書類を自宅で見つけてレイチェルに話を聞いた際、義父になるロバートが「マイクのことをよく知らない」と評価していたのを聞いて、集団訴訟の資料を持っていき、婚前契約書にサインはするけれど、自分は貧しい200人のためにこの案件を引き受けるような男で、ロバートの財産はアテにしていないと伝えます。
自分のアピールのために集団訴訟の案件を出したものの、マイクが案件のことを隠していたことにも気付いているジェシカからは「裁判には莫大な資金が要るから許可できない。さっさと諦めなさい」と却下されてしまいました。
味方をしたのに会議を投げ出して皆の前で怒鳴られたことに文句を言うルイスはドナの名前を出してハーヴィーが自分達に嫉妬していると本人に言って地雷を踏んでしまいます。
「嫉妬なんてしてたらいまだにドナの給与を払い続けていない」と言うハーヴィー。
ドナを連れて来た時、まだアソシエイトだったハーヴィーは足りない分を自分のポケットマネーから出していて、代表になってからも何度も自腹を切っての昇給を認めているとのこと。
ドナの給与が一体いくらなのか確かめるためジェシカに資料を見せてもらうと「何だこりゃ!1桁間違ってない?」と叫んでしまうような額だったそう。一体いくらもらってるんだ(笑)
ジェシカから「事務所は払わないわよ。選択肢は2つ。払えないとドナに打ち明けるか払うか。どちらも無理なら私がドナを元に戻す」と釘を刺されます。
困ったルイスはジャックの案に乗っかり、成功報酬をベースにしているハーヴィーの給与を奪えば自分でドナに給与を払えると考えたようです。
投票で優位に立つため、事故を装ってハーヴィーの給与明細を公開しようと企むルイス。早くもルイスの悪い部分が顔を出してきました(笑)
友人の〈テディ〉がスニーカーの会社を相場より随分安い値で売却すると聞いたハーヴィー。
新入りの秘書は、テディの親友が若くしてガンで亡くなったことが理由だと突き止めていて、買い叩こうとしている会社のところへ行き2倍の値段を約束させました。
交渉結果に感謝しつつ、今は仕事をする気にもなれないけれど復帰したらまた頼むと言うテディと友情を確認し合ったハーヴィーは今度はルイスのところへ「今までのことは水に流そう」と言いに行きます。自分の態度を謝罪して「君と築いてきた友情を失いたくない」とまで言われて感動したルイスでしたが、時既に遅し、自分が仕込んだハーヴィーのとんでもない額であろう給与明細が事務所中にシェアされる事態に。
自分も婚前契約にサインすべきかジェシカの助言を仰ぎに来たレイチェル。
身を持ってそのデメリットを知っているジェシカは、レイチェルのマイクに対する愛の大きさを聞くと「ならやめて」とひと言。
ドナではなくジェシカに相談するというのが意外でしたが、父のような代表を務める立場の弁護士であり、結婚生活も離婚も経験済みのジェシカの言葉には説得力がありました。
ジェシカに却下され、ジョナサンにも資金を断られたマイクは「無理なら返せ」と言われていた通りジミーに案件を返そうとしましたが、実は犠牲者の1人がジミーのおじで、いとこに頼まれ引き受けると約束したけれど自分では事務所を説得できず、情けなくてマイクに本当のことを言えないままマイクに案件を託したという経緯があったのです。
マイクはロバートに大した利益は見込めない集団訴訟の件を頼み、勝機があると聞いたロバートから「一緒にやろう」と誘われました。
機密情報のハーヴィーの給与明細を持って「説明してくれ、この額は貰い過ぎじゃないか?全シニアパートナーが怒っている」と喧嘩を売りに来たジャック。
代表で稼ぎ頭でもあるわけで、ハーヴィーは相当な額を貰っていて然るべきでしょうが、そこまで反発を買うレベルの額なのか…。
コピー機に置いたのがルイスの仕業だというのは明らかで、本人を問い詰めても証拠がないと開き直られ、2人の友情にはまーた亀裂が。
ジャックが投票に持ち込むのを避けるためにドナに上司の悪事を証言しろと迫るも、それではルイスがクビになってしまうことになり、『上司に忠誠を誓え』と言うハーヴィーの教えに従って証言はしないとのこと。
もはや投票や金なんてどうでもいいと開き直っているハーヴィーは、ルイスにドナを巡った宣戦布告か?
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▼次回、エピソード3