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海外ドラマ≫≫The Summer I Turned Pretty 私たちの青い夏 シーズン3 10話ネタバレ感想

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エピソード10『ラスト・イヤー』“Last Year”

あらすじ

1年かけてベリーがパリで新しい生活を築く中、故郷ではジェレマイアが、ベリーのいない人生を再構築しようとしていた。そしてカリフォルニアでは、コンラッドがベリーへの思いを断ち切れずにいた。

ネタバレ感想

おいおい、〈ロマン〉って誰だよ(笑)この期に及んで別の男が出てくるなんて…と思いましたが、シェアハウスのルームメイト的な感じか。

パリで暮らし始めて3ヶ月、感謝祭にも実家には帰らないようです。

オンラインで授業を受けながら、町の小さな映画館とバーでバイトを掛け持ちして生活しているベリー。

自分探しは上手くいっているわけではないものの、ホームシックになり葛藤中です。

意地になって今帰るわけにはいかないけれど、テイラーには会いたいということで、クリスマスには自分が帰るのではなくテイラーにパリに来てもらうことになりました。持つべきものはテイラーだよなぁ。

ティーヴンとも順調そうで、雰囲気も丸くなった感があって良い。いかにも夏女感が強いと思っていたテイラーは意外と秋冬服の方が可愛さが増しているかもしれません。

 

ティーヴンが開いたフレンズギビングパーティーにジェレマイアもいますが、まだまだベリーとの件で立ち直れていないジェレは、あっちこっち手を出しまくりでパーティーに参加するはずだったテイラーの友達とスティーヴンの同僚の男女両方に手を出して2人が怒って帰ってしまうという事態に。

ジェレマイアは大学にも戻らず、スティーヴンの家に転がり込んで居候しているのだそう。テイラーやスティーヴンの口からベリーの名前を出されたら「それ誰?」と返したり、コンラッドからの月1ペースの連絡も全て無視。

 

何故か招いてもいないアダムまでシャンパン持参で来てしまい、親友の父であり上司を追い返すわけにもいかず、おじさんが1人浮いています。息子の様子でも見に来たのでしょうか?

そこで寮暮らしをしていると言っていたジェレマイアの嘘がうっかりバレて、「今まで大目に見てきたがさすがに限界だぞ!」と別室にジェレマイアを連れて行きウソを責めるアダム。

もはや父親にカケラも期待されていないと吹っ切れているからか、ジェレマイアも子生意気に応戦した結果、仕送りは中止にされてしまいました。

無職で大学も中退寸前、しかも居候という落ちぶれっぷりで「俺の何が悪いって言うんだよ!」なんて愚痴っても、自分の胸に聞いてみろ、としか(笑)

こうして比べてみると、相変わらずのスティーヴンの有能さよ。結局、スティーヴンですよ。それにしてもめちゃくちゃいい家に住んでるな、スティーヴン。

ティーヴンの所を追い出されかけると、今度はデニースに居候させてくれと懇願してお得意のたらしこみで1週間の滞在と荷造りの手伝いまで勝ち取ったジェレマイア。ある意味でたくましいと言えばそうなのか……?


相変わらず元旦那と微妙な関係を保っているローレルは、クリスマスの集まりにコンラッドを誘っています。

どうせベリーはパリですし、ジェレマイアのことはスティーヴンが面倒を見ているので、確かにローレルの立場からすれば一番気になるのはコンラッドかもしれません。

「考えてたんだ、ベリーに連絡してみようかなって。していいと思う?」と相手の母親に聞いてしまうコンラッドは可愛いのですが、こりゃローレルも迂闊な返事はできない質問です。

とにかく孤独なコンラッドにも、自分を気に掛けている人がいると思えるような、母親のように接してくれる存在が居たことが救いです。

大昔のベリーとのツーショット写真を後生大事に眺めているのも、ラブレターをしたため始めるのも、けなげだよなぁ。

何も求めず、ベリーが幸せならそれでいいと伝えるのも、“ベリーが夢見たパリでありますように”で締め括るのも、どこまでいってもコンラッドコンラッドです。もう本当にベリーもジェレマイアもどうでもいいけれど、不器用で真っ直ぐなコンラッドにだけは幸せになって貰いたい……。もはや親のような目線でコンラッドを見ています。


クリスマス・イブの日に1人でバーの閉店作業をして過ごしていたベリーのところに、電車のストでロンドンの友達と会えなくなったらしい〈べニートがやって来ました。

初めて会った日からベリーとのフラグがちょこちょこ見え隠れしていましたが、ベリーはパリでも別の男を作るのか?コンラッドをこれ以上悲しませないで欲しいのですよ。

さっきまで雪が降っていたような路面を、スクーターとは言え乗ったこともないバイク初心者が後ろに人を乗せて運転するだなんて自殺行為にしか見えなくてハラハラしてロマンチックどころではありません。飲酒運転の方がまだましなんじゃ……。


サマーハウスでは、スティーヴンとコンラッドがゲームをしながらバイト帰りに来るジェレマイアを待っています。

ティーヴンから塩対応をされて「俺が嫌いか?」と聞くコンラッド

「ジェレマイアはともかく俺は嫌ってない。ただ気まずいんだ、あの一件があったから」と正直な気持ちを伝えるスティーヴン。まぁ、ジェレマイアとの距離が近い分、どう接していいか分からないという気持ちも大いに理解できます。

 

デニースと水面下で独立の計画を進めていたスティーヴンですが、アダムにバレていてその場で謝罪し、「辞めます」と表明。一応は円満退社となりそうです。

というか、スザンナが病気になってからの夫婦関係を見せられてきた側としては、なんでアダムがここにいるのか、という気分になります。

サマーハウスの権利はあっても興味は無さそうなのにな。

 

遅れて到着したジェレマイアが車から降りられずにじっとしているのに気付いたローレルは声をかけに行き、こちらもこちらでベリーとコンラッドを恨みながら孤独を感じているジェレマイアの本音を聞いて手を差し伸べています。

「結婚式の時はごめん」と酷い態度を謝れたのは大きな前進です。

2家族分の母のポジションを務めるローレルは、料理とプレゼントを受け取り、どうしても家には入れないジェレマイアを無理に引き留めることなく見送りました。

 

1週間の約束が、ズルズルと1ヶ月にもなっているらしく、デニースの家に帰ったジェレマイアは、甥っ子へのプレゼントを忘れて取りに戻った彼女に話を聞いてもらっています。

恋愛の仕方が似た者同士らしいこの2人がくっつくのも無くはないし、ジェレマイアには同じように我が儘タイプではなく、デニースくらいの姐御肌タイプの方が上手くいくのではなかろうか。


パリにはテイラーが到着して、おしゃれショッピングを楽しむ2人。

卒業したらテイラーとスティーヴンは一緒に住むそうです。こうなったらこの2人は堅実にゴールインしてくれそう。

 

テイラーと年越しパーティーの準備をしていたところに、なんとジェレマイアからの電話が。

少し前を向く気になれたそうで、下働きをしているレストランの厨房から自分は元気だと伝えるために連絡を入れたそうです。

あっけないと言えばあっけないし、恐らくジェレマイアは今も心からは納得できていないでしょうけど、ようやく2人もキチンと終われた感じですかね。年の瀬の夜が区切りとなりました。

 

そして、コンラッドからは小包みが。

ベリーが好きなサワーパッチ・キッズに、無限マークのネックレスをつけたジュニア・ミントのぬいぐるみ、そして同封されていた手紙が入っていました。

これを見たテイラーは、ベニートといい感じなのに先に進めないのはコンラッドのせいかと聞き、傷付くのではなく傷付けることを恐れているベリーの背中を押します。

テイラー……コンラッドに寄り添ってくれている面もあるのに、本当にとことん揺るがずベリーを一番に応援しているんだよなぁ。そこはベニートではなくコンラッドとの関係を提案して欲しかった気もします。

いや、頑固なベリーは周りに言われるほどコンラッドに振り向かない自分を貫くか?

勢いがついたベリーは年越しカウントダウンの瞬間にベニートにキス。えぇ……。

やはりベリーには付いていけないと同時に、フィッシャー兄弟がベリーの呪縛から解放された方が良いような気もするし、とは言えこれではベリーを思い続けるであろうコンラッドが報われないまま……という謎の葛藤を感じます。

もはやベリーのことは1ミリも推せません。

皆んなが待っているから卒業したら帰ると決めていたはずなのに、アパートを引き払うジェマからこの部屋を引き継いでパリに残ればいいとゴリ押しされてすぐその気になるベリー。頑固なくせに流されやすい娘のことをよく分かっているローレルは、帰ってこいとは言いません。

シーズン3のポスター画像が『麗しのサブリナ』オマージュだったのは、次男との恋に敗れ長男に助けられた主人公がパリ留学する、という展開を踏襲しているだけでなく、ジェマの部屋からの景色が『麗しのサブリナ』と同じなのだそう。それなら最後もやはり長男とくっ付いてくれよ?

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スザンナの命日も忘れるほどにパリでの生活を楽しめているのは、ベリーにとって良いことなのかもしれません。

幼い頃にスザンナと交わした会話を思い返しているベリーが言っていた“好きなもの”の筆頭はやはりコンラッドのことだと思います。

 

命日の墓参りに来た兄弟2人が鉢合わせしてしまったのは、仲違いした息子達の溝を埋めようとするスザンナのお導きかのよう。

墓前で言い争うのはいかがなものかとも思いますが。

「何年もかけて築いた関係を兄貴がぶち壊したんだ!彼女は俺の全てだった」

「何故他の女と寝た?」

「その前に別れた理由を?クリスマスの一件だよ、ベリーを奪いたかったんだろ?」

「そんなの無理だよ、ベリーは物じゃない。失うのが怖くて結婚をやめたんだろ?指輪1つで人は縛れない。彼女を諦めきれずお前を傷つけたことは謝る。でもお前も同じだ、俺とベリーが別れて1ヶ月なのに付き合った。俺がつらくなかったと思うか?でも分かるよ、愛しすぎると周りが見えなくなる」

確かに……確かに過ぎる。

スザンナはコンラッドには弟を守るように、そしてジェレマイアは兄と仲良くするように、それぞれに約束させていました。

2人ともがその約束をまったく果たせていない現状がこの場で発覚し、「2人とも最低だな」と自嘲しながらも、いつだってコンラッドの存在が必要だったと素直になってくれたジェレマイア。やはりスザンナの存在が兄弟の絆を戻してくれます。

ジェレマイアの言動を考えるとなかなか許せないところもありますが、そこはやはり兄弟という特別な関係で、その気になればいつでも家族に戻れるのでしょう。

コンラッドはベリーのことを聞かれて手紙を書いているけど返事がない、と正直に答え、今更ながら「兄貴とベリーの関係は特別だ、誰も邪魔できない」と奪われた本人が言うにはあまりに辛過ぎる、そして説得力のある言葉がジェレマイアから出ます。

ベリーを諦めるなと言いつつ、許したわけではない、と言うのは本当に素直な気持ちなのでしょうね。人の気持ちは想いが強ければ強いほど矛盾だらけになる節がありますし。

とにかく自分達の門出をぶち壊された上にそのまま逃げるな、という気持ちが大きそう。このままコンラッドが諦めてしまえば、ジェレマイアからすれば無駄死にもいいところなのです。

このやり取りの後にコンラッドから送られた手紙を読んだのか読まなかったのか、ベリーは大晦日に届いたジュニア・ミントのお礼と新しいアパートの住所を知らせるハガキをコンラッドに送りました。

ニートの祖母の家に誘われて一緒に行くことにし、こちらと向き合って一歩進んだ関係を持つつもりになったからこその余裕でコンラッドに返事を書けた感じがします。

ええい、もうコンラッドは新しい住所に突撃してくれ!一目会えばどうせ再燃するって!!ぽっと出のベニートに勝てるわけないだろ!

ちょうどコンラッドはあのナマジー先生から認められてブリュッセルで行われる学会に連れて行ってもらえることに。

ブリュッセルってパリまで電車でたった1時間半よね?」とけしかけるアグネス。いいぞ、もっと押してくれ!笑

「行かなきゃ一生後悔するかも。…行っても後悔するかも。自分と向き合って」

コンラッドを後押ししてくれる友達が出来て本当に良かったなぁ。ベリーから届いたハガキを宝物のように財布にしまって肌身離さず持ち歩いているのを見て大袈裟に呆れるところも含めて良い関係です。コンラッドは顔が爆裂にいい幼馴染だから許されているだけで、わりと重度のストーカー気質ですしね。

473ドルも追加してバッチリ航空券をパリ行きの便に変更してもらうコンラッドと裏腹に、心機一転の夏にしようと心を決めるベリー。

最終回まで目が離せませんが、コンラッドがこんなに行動を起こすんだから、玉砕なんてことがあっていいはずがないんですよ…!ないですよね……?

何度でも言いますが、フラフラしているベリーの幸せはもはや知ったこっちゃないですが、コンラッドの幸せにベリーが必要なら最後まで絶対的な運命の2人であってくれよ、という思いです。

十中八九コンラッドエンドだろうと分かってはいるのにベリーがわりとロクデモナイぶっ飛び性質なので不安になります。1週間後、どんな結末で最終話を迎えるのか楽しみです。

The Summer I Turned Pretty

The Summer I Turned Pretty

  • 作者:Han, Jenny
  • Simon & Schuster Books for Young Readers
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▼次回、エピソード11

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