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海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン5 15話ネタバレ感想

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エピソード15『決断のとき』“Tick Tock”

あらすじ

法廷で弁護人として自らを弁護するマイク。かつて息子の冤罪を証明するべく親身になってくれたマイクのために、母親のグロリアが証言台に立つ。だが、 ギブスの正論を聞いたマイクは、最終弁論で自分が才能を無駄にし、「サギ師」であることを認めて改心すると誓うのだった。評決を待つマイクは、不当に重い罪を科せられそうになっている男性を偶然目にし、弁護をすると申し出る。ハーヴィーはジェシカの命令で、審理無効にしようと奔走するが……。

ネタバレ感想

自分でセルフ弁護をすることになったマイクは、ハーヴィーの反対を押し切って、以前冤罪から助け出したクリフォードを法廷に呼んで証言させることで、陪審員の共感を得る作戦に出るようです。

しかし、いざクリフォードに証言を頼みに行くと母親の〈グロリア・デイナー〉から「3週間前に銃で撃たれて息子は亡くなったの」と衝撃の事実を告げられます。


マイクが自分を弁護することについては、裁判の初日から担当であるピアソン・スペクター・リット事務所の弁護士として法廷に座っていた、という結構無理のある主張で通せました(笑)

クリフォードは呼ばなかったものの、グロリアを証人として迎えたマイク。

法廷で涙ながらに冤罪で人生を狂わされた息子の死を語るグロリアに陪審員も同情を誘われています。

最終弁論はマイクを信じてマイク自身に全面的に任せたハーヴィーでしたが、傍聴席に居たグロリアの姿を見て「正直言って私は詐欺師です。弁護士になるのが夢でした。クリフォードのような人たちを助けたかったからです」から始まり、とうとう法廷で経歴詐称を自白してしまうのかとヒヤヒヤ。

「でも私がやったのは金持ちをさらに儲けさせることばかり。才能を無駄にした自分が情けない。しかも息子を亡くし悲しんでる母親に証言をさせ点を稼ごうとした。すみませんでした。有罪になるか無罪になるか分かりませんが、今後は彼のような人のために闘うと誓います」と続け、等身大の言葉で陪審員に訴えかけます。

後は陪審員の評決が出るのをただ祈りながら待つだけ、となりましたが、ジェシカはこれでダメなら次は自分達で、ただ待っているだけなんて出来ない様子。ハーヴィーも弁護人交代騒動の時にギブスが審理無効にさせまいと必死だったことを思い出し、自分達を狙う彼女にもう一度訴える権限はないと気が付きます。それならばどうにかして、話し合いに行った陪審員達が戻る前に審理無効に持ち込んでしまえば一気にカタが付くのです。

ドナに友人で連邦検事局のステファニーに陪審員の名前を聞いてもらえるよう頼むハーヴィー。

「私はあなたやマイクのためなら法を犯せる!でも友達のステファニーには頼まないわ。たとえ彼女が了承しても無実の人を巻き込んじゃいけない、あなたはそんな人じゃないでしょ」と断固拒否されてしまいましたが。

道連れを恐れるルイスは2人が言い争っている様子を目ざとく見つけ、ドナにハーヴィ話の言う通り手伝ってやれと後押しするも、ドナにそのつもりはありません。

ハーヴィーが負けを予想していると思って、保身のために判決を先回りしてギブスに連絡してしまいそうなルイスです。


陪審員が戻るのを待っていたマイクは、軽窃盗罪なのに懲役5年をふっかけ、丸め込んで取引させようとしている検察と出くわし、口を挟んでいるうちにその場で〈ディアス〉の弁護をすることに。こんな人生の分岐点でよく他人のことまで引き受けられるものです。資格はなくてもマインドは根っからの弁護士ということか。資格が大事なんですけどね(笑)

レイチェルは怒りつつもマイクの真剣さを聞いて「なら2人で助けましょ」と協力してくれるようです。

実際、法廷ではギブスが乱入してきてせめてマイクが偽弁護士と確定する評決が出るまで待ってくれと頼むも、判事は「有罪になるまでは私の法廷では彼は弁護人です」とギブスの案を却下し、ギブスはぐぬぬ顔。

そんなギブスに気付いて、仮に自分を有罪にできなければ面子は丸潰れだし、有罪を認めて弁護士を辞める代わりに事務所の誰も標的にするなという取引を持ちかけるマイク。

 

審理無効にするため奔走しているハーヴィーは、検察のグリーンに接触し、替え玉受験の件をバラされたくなければカフェで陪審員と相席してコーヒーをいっぱい奢れと脅します。

ドナの言っていた“無実の人”は巻き込まないけれど、グリーンはそもそも自力で統一テストをパスしていない“罪人”だから巻き込んでヨシ、という極論です。

 

評決を待った結果が無罪なら“二重処罰の禁止”で検察はもうマイクを偽弁護士だと訴えられませんが、審理無効ならまた訴えられる可能性は残ります。

マイクが行った最終弁論はそれなりに希望の持てる内容だったはずで、ジェシカからすれば、マイクの心の平和より自分達の保身が大事だから審理無効に持ち込もうというのが本心。

それを聞いたドナの何とも言えない表情よ。


ギブスのところに出向き、ハーヴィーを売る証言をすると言っても「物的証拠がないなら取引はしない」とアッサリ却下されたルイス。

事務所に戻ってハーヴィーに「君が彼を雇ったせいでとんだとばっちりだ!自供しろ!責任は君だけにある、認めろ!」と喧嘩を売り、「無資格者を雇ったのは俺かもしれないが、マイクの秘密を利用し、望みをかなえたのは君だ!今さら自分だけ責任逃れするな」という言葉を引き出します。

こんなロビーで言い合いをして罪を認めるようなことを言うのは危険だよなぁ、盗聴器でも仕込んでたらどうするんだよ……なんて思って聞いていましたが、ルイスにはいつものレコーダーがあったんでしたね。まんまと自供音声を録音されてしまいました。

 

一方ギブスは、マイクからの取引に条件をつけて「2年服役すれば仲間は見逃す」と逆に持ちかけ、なんだかんだマイクはハーヴィーを守るためにもこれを受け入れてしまいそう。万が一有罪になった時の服役は何倍もの期間ですしね。

2年服役してジェシカに恩を売り、出所してから本当にロースクールを出れば、今やハーバード卒縛りも無くなっていますしまた雇い直してもらえるのでは…?2年の服役にレイチェルはもちろん大反対ですが。

 

翌朝、ディアスの件で呼び出されたマイク。

検察は仲間を売ればディアスは服役無しの取引を持ちかけてきて、喜んでサインしようとするディアスに仲間を裏切れば後悔するしよく考えろと伝えるも、「俺が有罪ならどうせ奴らも有罪だ」と言われて自分の件にこの言葉を重ねて考えています。

評決が出て万が一自分が有罪になれば事務所の仲間も皆道連れにしてしまうと考えたマイクは、急いで検察局へ。

こりゃ取引するな。

法廷にマイクがいないことに気付いて全てを悟り、慌ててマイクを探しに行くハーヴィーですが、マイクは既にギブスのオフィスで「取引する」と宣言しています。

マイクがハーヴィーを売って自分の免責を取るわけがないので、間違いなく2年服役コースです。

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SUITS/スーツ シーズン5 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、エピソード16

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