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海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン5 16話ネタバレ感想

SUITS/スーツ シーズン5 バリューパック [DVD]

エピソード16『72時間』“25th Hour”

あらすじ

階審員の評決を待たずに、マイクはギブスとの取引で自分が2年服役する代わりにジェシカやハーヴィーが免責になる道を選ぶ。マイクの意思は固く、 服役を受け入れられないハーヴィーは陪審長を探し出して評決の結果を聞く。ルイスはロバートから引き抜きの誘いを受け、競業避止義務は回避できると言われカトリーナに方法を問いただす。一方、 レイチェルは入所前に結婚しようと言い出し、ハーヴィーらはマイクとギブスの取引を無効にする方法を必死に探すが…...。

ネタバレ感想

2年服役する代わりに事務所の仲間には手を出させないという選択をしたマイク。

『取引後ハーヴィーと再交渉することは認めない』という条件を付け加えてギブスにこれを認めさせました。

駆け付けてきたハーヴィーは罪を認めたことを聞いて、「まだ判事が承認してないから取り消せる」と必死ですが、マイクが付け足しておいた条件があるのでハーヴィーに取引を取り消すことはできません。

そもそもハーヴィーは自分が罪を認めてマイクや事務所の“家族”を助けようともしていましたし、やはり師弟で考えることは一緒です。

今回はマイクの方が一足早く、判事にも本当にいいのか念を押された上で「72時間後に刑務所に出頭して下さい」と言い渡されました。評決を待っていればセーフだった気がしますけどねぇ。でも100%とは言えない可能性に仲間の将来を賭けることはできなかったわけで、究極の取捨選択です。


服役するとなれば、マイクが関わった全案件が訴訟になり、「そうなる前に事務所を再編する必要がある」とルイスを呼び出すジェシカ。

録音した音声を使ってハーヴィーの密告することを誘い、ジェシカに卑怯者に成り下がるつもりはないと厳しく拒否されていたルイスは最後には思いとどまったものの、ジェシカの信用に値する人材ではないんだよなぁ。

事務所の存続の危機でそんなことも言っていられない、という感じでしょうか。

ゼインから呼び出されて引き抜きの誘いは断っていますが、それも競合事務所には移れないという競業避止義務があるということも大きいのでしょう。ルイスがダメなら他の者を誘うし、カトリーナが思いついた抜け道があると聞いて、カトリーナ「どんな手を使う気なのか」聞き出しに行くも、ルイスのために尽力した結果クビになり、代表として戻ったのに結局自分を雇い直してくれなかったルイスを見限っているカトリーナは手の内を明かしてはくれません。


「マイクは腹を括ったが、俺は評決を聞かなきゃ納得できない」と言うハーヴィーは陪審長の名前と住所を調べるようドナに依頼。

そりゃそうなるよなぁ。弁護士としてこの行為がセーフなのかは分かりませんが。

意外にも陪審長はアッサリ評決を教えてくれて、彼の強い説得によりマイクは無罪の評決を得ていたことが明らかに。

これでますますあと数分待っていれば……とやるせない気持ちになるハーヴィー。

刑務所の恐ろしさを知るダイナーが必死にマイクを止めたがっているのが悲壮感を強くします。

 

出頭まで72時間の猶予があっても、約束を破り2年間の服役という事態を受け入れられないレイチェルから拒まれて事務所に来ていたマイクに「僕のしたことは間違ってる?」と聞かれて「お前は正しかった。陪審長に評決を聞いたが有罪だった。今でも俺が代わってやりたいが納得はした」とマイクの気持ちを救うための嘘をつくハーヴィー。

残りの時間を大切に過ごさせるために本人は家に帰しますが、ドナにマイクの公判に関する全資料を集めるよう命じ、本来は無罪だったことを明かしました。

『無罪で服役』というと、さも冤罪をかけられたように聞こえて違和感がありますが、確かに無罪で服役と言えばその通り…か?

とにかくハーヴィーがマイクとギブスの取引を無効にする方法がないか調べることにドナも協力してくれるのですが、判事も認めたことを覆すとなると検察側によほどの不正でもないと厳しそう。

 

焦りで苛立つハーヴィーに、手続きの粗探しをするより相手を物で釣るべきだと提案するドナ。

ドナが言っているのは“リバティー鉄道”のことで、「私を訴えさせれば人を殺した鉄道会社も裁け、ギブスは大手柄よ。取引して」と言われて「考えるまでもない、却下だ」と返しますが、現実的に他の手はなく、とりあえずドナは抜きにして鉄道会社だけで取引することに。

リバティー鉄道の顧問弁護士であるエヴァン・スミスに会いに行き、マイクを自由にする交渉材料にしたいから自分の大口顧客5社と引き換えにリバティー鉄道を譲ってくれと頼むハーヴィー。キャリアに響く取引にスミスがあっさり頷くはずもなく、マイクを自由にしたければ事務所の人材も顧客も好きなだけ持って行かせろという大きな要求が。


レイチェルもハーヴィーの嘘を聞いて、本来7年だった経過が2年で済んだのだとようやく納得し、「行く前に妻にして」と頼みます。確かにどうせ出所を待つのなら正式な配偶者になっていた方が色々と便宜を図ってもらえそうです。

ロバートは大反対でしょうが、レイチェルのためにやはりレイチェルの両親にも認めて欲しいマイク。


カトリーナ『代表が犯罪を犯した際は競業避止義務を免除する』という定款を利用して、ルイスからマイクの経歴詐称を知っていた言葉を引き出して録音していました。

ジェシカに言われ、相手が自分の罪を知っているように自分もカトリーナの罪を知っているルイスは資料室でカトリーナがかつて偽造した文書を探します。

コピーを取ってカトリーナに会いに行き、「手を引かなきゃ証券取引委員会に原本を渡す」と脅迫。

卑怯な手で出世するのは得策じゃないことを身に沁みて分かっているルイス。今回ばかりは裏切って乗り換えるつもりもなさそうです。

実は評決で無罪だったこと、検察との交渉材料にするリバティー鉄道を獲得するためにエヴァン・スミスに引き抜きを許可したいことをジェシカに話していたハーヴィーの後押しをしたルイス。

「マイクは家族だ。事務所が半分になっても助けよう」というルイスの言葉でジェシカは取引を認めました。

 

事務所を潰す覚悟でリバティー鉄道を譲ってもらったというのに、ギブスは全く興味を示さず、「どうしても救いたいなら自分が刑務所に入るとマイクを説得して」とのこと。

付添人になって欲しいと頼みに来ていたマイクに本当は無罪だったことを勢いで明かし、わざと煽って自分を殴らせギブスに電話するよう頼むハーヴィー。なんたる泥沼でしょう。


娘が詐欺師と付き合い始めた時点でロバートに報告しなかったことを謝罪したジェシカは、「明日はレイチェルの結婚式でしょ。娘のためなのに行かなかったらあなたも一生後悔する」と超絶堅物親父の背中を押すひと言を送ってくれました。

 

マイクは、本当は無罪だったことをレイチェルにも話し、それでも結婚するという意思は変わらず式当日に。

レイチェルの両親も揃って参列してくれて、ハーヴィー、ドナ、ジェシカ、ルイスが来てささやかな式を教会で行うはずが、土壇場でレイチェルの両親に認められていないことを痛感したマイクは、このまま結婚すればレイチェルが弁護士になる夢を奪いかねないと考えて「やっぱりダメだ」と。

厳格な法曹協会の適正審査に詐欺師の妻は通らないと言っていたロバートの懸念です。

ロースクールを卒業して司法試験に受かって弁護士になるんだ。2年後、まだ結婚する気なら……」と結婚式は保留になりました。

マイクの決意を悟っていたハーヴィーは教会前に車をつけて、マイクを刑務所まで送り届けます。

行われなかった式から事務所へ戻ったジェシカ、ルイス、ドナの3人は、誰1人残っていないガランとした事務所を見て愕然とすることに。

ここまで誰も残らないとはさすがに想定外でした。

えらいこっちゃのシーズン5終了です。

シーズン6ではマイク服役編が始まるのか、2年後に時間が飛ぶのか。個人的には服役編が見たい……!

事務所の方もどうなってしまうのか。

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SUITS/スーツ シーズン5 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、S6エピソード1

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