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海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン6 16話ネタバレ感想

SUITS/スーツ シーズン6 バリューパック [DVD]

エピソード16『最強の味方』“CharacterandFitness”

あらすじ

弁護士の適性審査の面接を翌日に控えたマイクは、 審査があることは打ち明けずネイサンに休みをもらう。ハーヴィーとマイクの前に連邦検事補ギブスが現れ、急きょ審査委員になったと告げる。全員賛成票を入れなければマイクが合格できないため、ハーヴィーはギブスを委員から外そうと画策するが審査は始まってしまい、ギブスは審査自体を却下しようとする。マイクは全力でギブスの攻撃に持ちこたえようとするが、他の審査委員もマイクに批判的になってきて……。

ネタバレ感想

マイクの話以上に、“衝撃的な話を聞いて混乱していた婚約者の人間性を批判して侮辱した”ルイスの態度を許せないでいるタラ。


適性審査のために2〜3日の休暇をもらったマイク。

マイクが端金だと思っていた和解金の小切手にネイサンは大喜びで、特に理由を聞くことなく休みも取らせてくれて、大手法律事務所と街の法律相談所の金銭事情の差がよく分かります。

ここにきて初めてマイクは資格を取っても事務所には戻らない、人助けがしたい、とハーヴィーに頑固な意思を伝えます。

そんな話をしているとマイクが審査に申し込んだという噂を聞きつけたギブスが現れ、「見過ごせないわ。先週審査委員会のメンバーにもなった」と妨害する気まんまんです。委員の〈ウォルター・サムソン〉が休暇を取る間の代理だとか。

満場一致でなければ受からないから辞退しろ、自分は絶対に賛成票を投じない、と断言されてしまいました。


ザ・ドナにストゥが投資してくれることになったというのに、特許を出願したら他社の技術と30%以上被っていたそうで、特許を持つ会社と交渉したいのだとルイスに頼みに来たドナ。

「タラと大喧嘩してフラれそうで不安だったがこれで気が紛れる」というルイスに「私にとっては大事なことなの。感情的になって失敗されては困るわ」とやや辛辣な返し(笑)

タラの次に大切な女性であるドナに損害を与えるようなことはしないと約束してくれましたが、相手方の会社からは盗用だと決め付けられて取り合ってもらえないどころか、訴訟を起こされそう。


適性審査は始まってしまい、ハーヴィーはギブスを代理に指名したサムスンの弱みを探し続けるのですが、清廉潔白な男の評判通り何も出てきません。

審査の場ではギブスから痛烈な批判を食らったマイクが前例を上げて応戦し、審査について調べ上げてきたレイチェルの援護もあって、証人が呼べることになり明日へ持ち越し。

マイクは刑務所で世話になったジュリアスなら証人にピッタリだと考えて本人に会いに行き、裏工作のことまで全て話して信じてもらえるよう頼みました。

翌日、ジュリアスは証言をしに来てくれただけでなく、ギブスと互角かそれ以上に渡り合って討論し、いかにマイクが変わったか、医師として弁護士に推薦できるかを語ってくれます。

ただ、ハーヴィーが焦りのあまり手持ちのカード無しでサムスンにハッタリを仕掛けに行って暴力に訴えるも何も得られなかったことが響いてきそう。

いくら証言で他の委員の心証を良くしても、ギブスを交代させられなければ全員一致が得られずダメだし、サムスンが被害を報告すればマイク側の裏工作とみなされて一撃です。

誠意を見せるため見返りなしでリバティー鉄道の殺人の証拠を渡しに行ったハーヴィーに対し、「交代する?無資格だったことを誰が知ってたか審査でマイクに聞く。あなたを売れば合格させる」と。しつこくハーヴィーを狙っているらしいギブス。なかなかの冷血さだな。


オリヴァーに正直に話した結果、かなり痛烈に非難されていたマイクは、彼との約束通りネイサンを呼び出して真実を話します。

「訴訟を起こす代わりに資格を取るチャンスをもらった。合格しそうにないけど話しに来た」と打ち明けたマイクに激怒してクビを言い渡したネイサンですが、ここであれだけ怒って弁護士になっても相談所には戻ってくるなと言っていたオリヴァーがマイクを庇ってくれました。オリヴァー、とことん弁護士には向かないレベルのお人好しです。

マイクの100倍本物のお人好しで相当好感度が高いな、おい。

「彼が必要だ!やり方はマズいけど心意気は本物です」って、おいおい……。

ネイサンは相談所で働き続けたいと言うマイクに「ならまた5万ドルの案件を取ってこい」と、まだ怒りながらも条件を出してきました。


ギブスから提示された取引を本気で考え、ルイスにしばらく自分が事務所から離れなければならなくなるけど、それでマイクが資格を得られるかもしれないことを相談。

言い合いしているところにマイクが入ってきて、「ギブスとは取引しない。あなたを犠牲になんてできない。彼女は僕たち2人を潰すまで手を引かない、僕には分かる。誘いに乗っちゃダメだ」と、本人を上回る必死さで冷静さを欠いているハーヴィーより、よほど冷静です。


レッチェンの支えで覚醒したルイスですが、ドナに対する訴えを起こさせず、ザ・ドナの技術を買い取らせる契約をこぎつけるところまでが限界でした。

ドナとしては諦めたくないようで、マイクの件で忙しいハーヴィーに言い出せなかった一連の話をようやく相談し、ハーヴィーからも金を受け取るべきだと言われてしまいます。

わりとポッと出たビジネス話だし、ドナよりも何年もかけて情報収集から始めたベンジャミンの方が執着しても良さそうな話なのに、ドナがここまで固執するのが少し不思議です。


審査が再開され、ギブスから事務所の人間で無資格だったことを知っていた人はいるかと質問されたマイク。

マイクが答える前に「私です」と部屋に入ってきたのはなんとジェシカでした。

そのまま法廷かのように話し始め、かつて持病のある医大生が勉強のために処方箋を盗み、逮捕されて実刑7年になるところを当時検察官だったギブスが情けをかけて厳しい求刑をしなかった話、彼女は今医師になり人命を救っている話を繰り広げてマイクの現状と重ねさせます。

後は今日中に出るはずの結果を待つだけ。

マイク、ハーヴィー、ジェシカ、ルイス、ドナ、レイチェルが夜の事務所に残って今か今かと報告を待っており、マイクは「ギブスは変わらない」と弱気な発言。

ただ、ジェシカは確信を持っているようで、審査の場でした話は事実とは少し異なり、実際は男子医大〈ジョセフ・オニール〉の話で、ジョセフの名付け親はサムソン。やはり借りがあったわけです。

弱みにつけ込んで強引にギブスを引き摺り下ろすこともできたのに、ジェシカは彼女に慈悲の心を思い出させようとひと肌脱いでくれた、と。ジェシカを呼んだのはやはりハーヴィーでした。

そこでサイデルからハーヴィーに連絡があり、マイクの合格が告げられました。

6シーズン越しにようやく本物の弁護士になるのか!凄いな(笑)

 

万事上手くいくわけではなく、ルイスだけは留守電でタラにフラれるという貧乏くじ過ぎる結果で何とも気の毒です。

 

ハーヴィーは「1年目の給料を前払いする」とマイクを雇おうと破格の小切手を提示し、「半額を相談所の1年分の資金として使え。お前は相談所じゃ物足りないだろ?お互いにとっていい取引をしよう」と超必死。

これに対してマイクは「2倍だ。相談所の2年分の資金といい暮らしができる金が欲しい」と思いっきり足元を見てきたのにかかわらず、「いいだろう」と即答で食いつくハーヴィーはちょっと情け無い(笑)金づるみたいにされてますけど。

更にマイクの厚かましさは天井知らずで、何でも言うことを聞いてくれるハーヴィー相手に「相談所との連携を認めて。相談所の人間も使う。口出し禁止。ハーバード・ルールもなし。最後にもう一つ、この部屋は貰うよ。ジェシカは戻らないんだ、トップに立ちなよ」と言って全てが受け入れられ交渉が成立。

良い感じ風にトップになることへの後押しをして我が儘の連発が帳消しにされたかのような空気がありますが、ここまでハーヴィーが言いなりなら、もはやマイクが実質的トップみたいなものではないですか(笑)発言権は相当なものだぞ?

まぁ、ハーヴィーも納得の上だし、結局2人は事務所の師弟としてタッグを組んでいる時がいちばん輝くので収まるところに収まれて良い結果にはなりました。

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SUITS/スーツ シーズン6 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、S7エピソード1

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