エピソード5『約束の重み』“Brooklyn Housing”
あらすじ
マイクは、傷ついた家族を助けるため、立場を利用して裏で画策する。ハーヴィーは、慎重を要する問題をルイスに任せる。ドナは事務所に新たな腕利きを雇うか吟味する。
ネタバレ感想
朝も夜も相談所でオリヴァーの手助けをするマイク。ハーヴィーにはもちろん、レイチェルにすら関わらないと念書を書かされた案件を手伝っていることを隠しています。
原告の1人〈マーク・スティーヴンス〉に会いに行ったマイクとオリヴァーは、出所間近になったタイミングでいつもと違う棟に入れられ、誰だか分からない受刑者に襲われて刑期を2年も延ばされたこと聞かされます。
恐らく警備会社が利益のために1人でも多く、1日でも長く収容しておこうとした策略が横行しているのでしょう。
ポーラが訴えられたそうで、本人から助けは要らないと言われてもやはり心配なのか、ルイスに彼女の弁護を頼むハーヴィー。
元担当医で付き合っていることまで明かしているし、大事な彼女の弁護を頼むほどにはルイスのことを信頼しているということです。
ポーラが自分で雇った弁護士はルイスの登場ですぐに身を引いたらしく、ハーヴィーに知られたくないことだってあるポーラも、守秘義務を徹底するというルイスを信じて代理人を任せます。
原告の〈ジェイコブ〉は元ビジネスパートナーでもあり、同棲していたのに浮気されてフラれた元恋人です。
縁を切るために事業を全部譲ったのに、彼の処置で治らない患者たちがポーラの所へ来て、病んでいる人々を追い返せず面倒を見たのだそう。
新規顧客獲得のため、営業活動をしているハーヴィーになんとなく新鮮さを感じます。
エネルギー業界の王“ガルバダイン社”の〈リック〉に良い話を持ち込んで強気さをアピールし、既に顧問弁護士がいるにもかかわらず、ライバルの“ロックウッド社”への訴えを一任してもらえることに。
ホリー・クロムウェルはハーヴィーの所へ来て「コンサルタントとして雇って。失業させない約束でしょ」と迫って追い返されておりましたが、この手のタイプは仲間にしておくと結構有能そうなのでそのうち雇い入れられることになりそうです。
原告20人に対し出所前にケンカをしかけたのは4人で、そのうちの1人で、クリスが居た棟の隣のC棟にいる〈ジャマーカス・コリンズ〉に会いに行くマイクとオリヴァー。
ハーヴィーからの仕事の誘いに嘘をついて断ってまでこちらを優先させています。
コリンズは協力的ではありませんが、誰かに指示されたのではなくて、2年前C棟に来た新顔を襲ったところ何故か襲った相手が独房に入れられた上に自分の部屋にはプレステが届いたことで、誰かが“褒美”をくれることに気が付いて以降、新顔が来たらケンカを吹っかけているのだそう。
出所できるわけでもないのに証言はしてくれるはずもなく、黒幕についても分からないままです。
看守は配置換えされていて情報が辿れないので、外に目を向けて8つある系列の刑務所が同じ手を使っていないか調べることに。
ギャロが前にいた“ランバート刑務所”も“リフォーム社”の経営だと知り、面会に行くマイク。
ギャロは見返りに自分を出所させるくらいでないと協力はしない、とのこと。まぁ、そうなるでしょうな。
ケイヒルに頼んでも断られ、自分を殺そうとした罪で5年延長になった男をどうにか出所させる方法を探し始めるマイクはバカなのか?
「これ以上死者を出したくない」というのは立派な動機ですが、そのために凶悪犯を野に放つのはマイクの正義観からしてセーフなの?
そもそも出所されて一番に襲われそうなのもマイクです。
他にギャロの欲しがりそうなものを探すよう諭してくれるオリヴァーの方が、経験的には未熟でもよほど冷静に見えます。
ロックウッド社のCEOはあくまでも自社開発でガルバダインの技術を盗んだとは認めず、リックから厳しくせっつかれたハーヴィーはクロムウェルに証拠を掴むよう仕事を依頼しますが、「技術を盗んではない。それができるスパイは6人よ。やれば耳に入る」とのこと。
それでもハーヴィーは技術を絶対に盗んだはずだと確信しており、「情報を手に入れてくれれば仕事が降ってくるぞ」と見返りも提示しました。
ルイスはジェイコブと彼の担当弁護士相手に示談交渉を進めるも、向こうは「患者と医師の関係の時に付き合い始めたと倫理委員に報告する」なんて言ってきており、よくよくポーラに話を聞いてみるとフラれた後に復縁を迫られていたらしく、お金ではなくヨリを戻すことが真の目的のようです。
「ひどいことをした後にヨリを戻したがったジェイコブが自分を自分と重ねているのでな?タラとの関係に似ている」と担当セラピストから指摘を受けるルイス。
タラのことを引きずっているのは確かですが、この先ルイスは吹っ切れる時が来るのでしょうか?ルイスが吹っ切るのか、タラと復縁コースがあるのか。
雇い主を裏切ったクロムウェルを雇うことにCOOとして断固反対したドナに、そらならば彼女に雇わないと自分で伝えてくれと言うハーヴィー。
ドナは担当直入に自分が納得していない理由を切り出すと、「そうさせたのはあなたの雇い主よ。裏切ったのは初めてだし、それで失業した。誠実なことが売りだったのにあなたのボスに台無しにされたの」と返答があり、知らなかった事実に驚きます。
人の欲しいものや弱みを探して利用して小さな情報を大勢から集めてすごい情報にするという手法を使うクロムウェルは、ドナとどこか被る能力ですし、今回はハーヴィーの欲しがる情報を手土産に持ってきており、ドナとしては自分の立場が脅かされるか心配になりそうな気も。
リフォーム社経営の刑務所にいた過去があるので原告団に入れる資格があるギャロ。
ギャロには苦しい生活をしている娘がおり、訴えに勝って大金を得られれば娘に渡して彼女を助けられるとアメを差し出したマイク。
ケンカすると褒美が出たから首謀者にルール作りを求めてカラクリが分かったけれど、マフィアと同じで一度悪事に加担したらやめることは許されず、抜けようとした晩に看守がカメラを切り囚人に袋叩きにされたのだそう。
「首謀者の名前を教えるには和解金を前払いしろ」という要求も。マイクは懲りずに自腹を切りそうです。
ジェイコブのストーカー行為の証拠を出して逆に脅し返したルイス。
弁護士もさすがに知らなかった事実のようですし、尾行するために雇った探偵やストーカー行為の目撃者による供述書があるので否定もできません。
自分で浮気しておいて勝手な男です。
ポーラへの訴えは取り下げられますが、自分の末路のような相手を叩きのめしたルイス自身も精神的に負担があった様子。ただ、行き過ぎてしまったジェイコブは反面教師にもなり、「自分を磨く」方向で頑張ろうとしたのは良い傾向です。
ポーラと付き合い始めたことをドナに伝えられていないハーヴィー。やはり本命はドナなのかと思ってしまいます。
元彼が原告だと勘付いていたハーヴィーに対し、ポーラが隠したがったのは『浮気される女は愛されない』というセオリーを気にして、恋人を信じきって裏切られた自分に幻滅されるのではないかと考えていたからでした。精神科医でも自分のことに関してはこうなってしまうものでしょうか。
ハーヴィーからすれば『浮気する女』こそ忌むべき存在ですし、この告白でますますポーラへの愛情が深まった感があります。
レイチェルはマイクが刑務所の件をコソコソ続けていることに気が付きました。
ハーヴィーや自分の信用を踏みにじる行為はクビになるべきものだと警告。
「人のためだからって約束違反よ。それでも私はあなたを愛しているけど、約束の重みを考えて。誰からも信用されなくなるわよ」という耳の痛い忠告も。その通り過ぎるんだよなぁ。
人助けだから何でも許される、自分は間違ったことはしていない、と思い過ぎている節があるのですよ、マイクには。
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▼次回、エピソード6
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