エピソード10『ドナ』“Donna”
あらすじ
マイクとハーヴィーは思わぬ反撃を食らい、窮地に追い込まれる。一方、レイチェルは、父親が過去に縛られ判断を誤まるのではないかと、心配する。
ネタバレ感想
マリク以外にも厄介な敵が現れ、“ブラットン・グールド”の〈グールド〉の方がアレックスの顧客“ファイザー社”を報復で狙っているとか。
25年前の回想のロバートはシュッとし過ぎだろう(笑)身長も随分違うような気が。
レイチェルは、CEOのキトリッジが自分の叔母にやった仕打ちを他の女性にもしていたことに目をつけ、それはセクハラでもあり言い方を変えれば「人によって扱い方を変える“差別”」に当たるとして、棄却請求を逃れる作戦を思いつきました。
模擬裁判が始まろうとしている段になってルイスはやはりドナに証言する必要はないと言い出します。
というのも、ハーヴィーが検事補の頃ドナは秘書としてクリフォード・ダナーの件に携わっていたので、職務の成果“ワークプロダクト”を主張すると証言は拒めるとか。
それでももしもに備えて練習はやっておきたいドナと、法廷でどう切り出すか考えるために模擬裁判に割くはずだった時間を充てたいルイス。
ドナの嫌な予感が当たって結局何の対策もしていないままに証言台に上がるなんてことにならなければいいですが……。
マイクもドナを守ろうとするあまり、模擬裁判を避けたくて判断が曇っているのではないかと指摘しつつも、託された申立てを進めます。
ゼイン親子のプロボノとハーヴィーvsマリクの裁判が並行して行われ、ゼイン親子はキトリッジの証言録取に漕ぎ着けますが、ハーヴィーの方はルイスが練った作戦通りにマイクがワークプロダクトを申し立てるもマリクにしてやられる形でドナは準備不足のまま証言台に。
昔ルイスは、ハーヴィーが補填してるドナの給与額に目を向いていましたが、年収10万ドル以上なのか。昔のレートでも1,000万円以上とは…弁護士ではなく秘書としてはやはり破格の待遇でしょうね。
クリフォードの件を引き合いに出すことを封じられたはいいものの、マリクは何故かドナが過去にコースタル社の証拠を隠滅してクビになったけれど再雇用されたことまで知っていて、その話を出してきました。誰が内通者だ。
今や資格もないのにCOOにまで上り詰めていることを、「昇進のために法を犯したのでは?違うなら女の武器を使ったとしか思えない!」と責め立てるマリク。
一度証拠を破棄した事実があるのなら今回だって記事にあったメモの処分もやりかねないと捲し立てられて、判事には記事を証拠として認めて訴訟を進める判断を言い渡されてしまいました。
そもそもメモ自体は実在するけれど偽造されたものなのでは?と考え、記事を書いた新聞社の〈ジョージ〉に情報源を教えるよう迫るハーヴィーとマイク。
誰かまでは分かりませんが、情報源はハーヴィーとマイクの2人と組んだことがある人物だとか。
録取になりキトリッジと顔を合わせた父が、妹の恨みでどうなってしまうか恐れたレイチェルは、単独で和解案を相手方に持ちかけました。
しかしロバートは、「もう二度と逃げ出したくないんだ。リングの上で闘わせてくれ」と意思が固そう。
主導権はレイチェルが握るという条件を飲ませて、和解ではなく証言録取を進めることになりました。
しかし、結局ロバートは証言録取中にキトリッジから妹のことを持ち出されて「身ぐるみはがしてやる!女性を苦しめた罰だ。私の大事な妹の人生を壊した報いを受けてもらう!」と怒鳴りつけてしまい、私怨による訴訟だと記録されてしまうという大自爆。
内通者はホリー・クロムウェルではないかと分かり、マリクにブチ切れのドナは自分が話をつけて力を見せつけるとのこと。
マリクから脅されているクロムウェルの説得には失敗してしまい、証言はしてくれそうもありません。
そういえばレイチェルは、ポーラへの贈り物は何がいいかハーヴィーにアドバイスを求められたというマイクに複雑さが勝って、ドナがハーヴィーに想いを伝えられていないことを後悔していると話しておりました。
いくらそれぞれにドナを大事に思っている関係とはいえ、女同士の親友として打ち明けた気持ちを勝手に話すのはどうかと思うんだよなぁ。
もちろんドナに幸せになって欲しいマイクは「ハーヴィーのことが好きなら今すぐ気持ちを伝えた方がいい、手遅れになる前に」と本人に言い、ドナの答えは「ハーヴィーも私も付き合いたいとは思っていない」というもの。
ドナを助けられず、“家族”だからと手伝いを申し出たアレックスの顧客を巡る騒動でも相当追い詰められた状況になり、リプシッツ先生にドイツの製薬会社のCEOを演じてくれと頼み込みますが、「罪にならなくても身分を偽るのは倫理に反する」という正論で協力を断られたルイス。
実はグールドの狙いはファイザーではなく、ハーヴィーの所で得た他の顧客を連れてアレックスに戻ってこさせることでした。
これを聞いて、「僕は全顧客と共にピアソン・スペクター・リットに残る」と宣言し、顧客を盗む目的でファイザーに対する敵対的買収を仕組んだと認めたことを録音していたルイスのレコーダーを見せます。
ハーヴィーの人格が問われたのだからマリクの人格も問えるはず。
クロムウェルを利用したことやメモを渡したことについてマリク自身を証言台に呼ぶ、証言台で恥をかくのが嫌なら訴えを取り下げるよう迫り、マリクに黒星を上げられたハーヴィー。
マイクにも「この案件をやってよかった」とお礼を言って刑務所のプロボノでの裏切りもチャラに。
しかし負けっぱなしでは気が済まないらしいマリクは今度はハーヴィー自身ではなく恩師を狙う、と。
法曹協会に自分の罪を認めたジェシカの弁護士資格剥奪を申し立てたと言い出します。
ジェシカは既にこちらに戻っており、「こうなることは分かってた、何もできない。資格を失ってもいい。シカゴでは誰も気にしないわ」と悟りを開いたかのような落ち着きで、自分の名前を事務所の壁から外す時が来たのだとハーヴィーを諭しました。
役員たちにキトリッジの差別に対する代償金を払えと迫り、和解してキトリッジを解任するか、裁判で争い、差別感情に敏感な庶民の陪審員に委ねるかの二択を迫り、サインをさせたレイチェルとロバート。
予想外の召喚でマリクからの詰問が記録に残ってしまったドナから「私はあなたを頼ったのにこんなことになった!」と怒られていたルイスは、結婚前のシーラと寝てしまい、模擬裁判でのドナへの質問を考えていたら自分が責められているような気がして耐えられずドナを放って逃げたことを認めて謝罪。ドナも事情を理解して水に流してくれます。
「ホテルに出て以来つらいんだ。彼女と昔に戻れたような気がしたが、実際にはもう私の恋人じゃない。運命の相手だと思った女性が他の男と結婚するのを見てるしかない。シーラが婚約者を愛してるのは分かってる。だが彼女に言いたいんだ、“分からないか?君の運命の相手はこの私だ”と。言い損ねたんだ、あとは後悔して生きるしかない」と気持ちを吐露したルイスは意図していなかったでしょうが、長年ハーヴィーに想いを伝えられずにいるドナ自身の末路を語られたかのよう。
ルイスを探してやって来たハーヴィーにそのままの勢いでキスをするドナ。
「ごめんなさい、確かめたくて」という言葉をかけ、戸惑うハーヴィーを置いてその場から去ります。ここにきてドナが堪え切れなくなるなんて!ハーヴィーはどうするんだ?
ほろ苦い大人の恋愛過ぎる2人の行く末が気になって仕方ありません。
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▼次回、エピソード11
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