エピソード12『ワルい男』“Bad Man”
あらすじ
ハーヴィーは事務所のため、古くからの知り合いに貸しを返してもらわねばならなくなる。一方、マイクは予期せぬ相手と闘うことに。ルイスは不本意ながらも、自分を変えようとする。
ネタバレ感想
資格剥奪されるジェシカ・ピアソンを切り捨てる辛辣な声明発表となるも、当の本人は自分に金を渡すための苦渋の決断だったことを分かってくれています。
そして、入ってくる金のうち200万ドルを理由は聞かずに匿名口座に振り込むよう手配しろとハーヴィーに指示。
返しきれない恩があるハーヴィーは「手配する」と約束しましたが、ジェシカは大きなトラブルにでも巻き込まれているのでしょうか?
ジェシカには何か理由がある様子でも、はたから見ればこれは脱税です。ルイスも反対ですが、ハーヴィーとしてはジェシカの頼みなら無条件でやるしかないんだろうな。
金融のプロであるルイス曰く、事務所の口座に入る前の未回収の顧問料を使うことと、その顧客には匿名口座に振り込むことを了承してもらうことの両方が条件になるとか。ハードルは高そうです。
原告のフードバンク“フィード・ザ・ハート”の弁護士として、〈ハドソン・ミルズ〉に訴訟を起こすことになったオリヴァー。
“ハドソン社”はスペクター・リットの顧客なので、なんとかスムーズに進めるためにマイクに間に入ってプロテインの値上げを考え直すよう説得して欲しい、と。
裁判にならずに済むならそれが一番というわけですが、そこはマイクに丸投げでいいのか?
利益相反に片足突っ込んでいるのに、ハーヴィーに何の相談もなく他のアソシエイトの顧客に接触して和解を勧めるマイクは事務所のためになることを何もできていないように見えます。
忘れたいはずのシーラが泥風呂に現れ、また誘惑されているルイスはグレッチェンからの勧めを受け入れて「彼女に本音を伝える」ことになるのか?
ハーヴィーやマイク、ドナの若い頃?はそれなりに出てきましたが、ルイスの青年時代は初めてです。さすがにルイス本人が演じるのは無理か(笑)
冴えなさは昔から変わりなさそうですが、それでも美女とお付き合いして両親からも気に入られていたとは、なかなかやるな。
ジャズ奏者だった父親の曲を廃れさせないよう計らってくれたジャズ・プロデューサーの〈ヴィック〉に、お返しとして融資が得られるよう協力した過去があるハーヴィー。
受けた融資は運転資金に充てるので、事務所からの請求は払えない、報告せずに動け、と頼まれ、その見返りとして“ドリスコル社”の〈リッキー〉がコレクションを2000万で買いたがっているけれど、それを売ってしまえばハーヴィーの父の曲は誰も聴けなくなってしまうから曲を守ると言うのです。
ドナから父親の曲とジェシカのどちらが大切なのか天秤にかけろと背中を押されたハーヴィーは、あれから10年間事務所に隠れて守ってきたリッキーのところに行き「会社を売って俺に借りてる分の金を匿名口座に入れてくれ」と嘆願。
ハーヴィーの覚悟とのっぴきならない事情を察したリッキーは「売るよ」とのことですが、スムーズに行かなさそうな気配がムンムンしています。
70%も値下げさせたのに、元の金額じゃないだのなんだの厚かましいオリヴァー。
刑務所の件で依頼人に和解を断らせていたマイクに仕返しするかのように、こちらの顧客に証言録取をすると言い渡します。恐らくは最初からこうするつもりだったのでしょう。
オリヴァー、めちゃくちゃ良い奴なイメージが強かっただけに残念です。
この状況で“僕を巻き込んだ上条件をつり上げた”オリヴァーの自分を真似たやり口に感心してどこか満足そうな表情のマイクにも無性に腹が立ちます(笑)
シーラに「婚約破棄して私を選んでくれ」と直球勝負しても、「あなたは私を傷つけた。あんな思いはもう嫌」だそうで、正攻法でダメなら浮気になるようなことはしないとキッパリ拒絶したルイス。
こうなってしまって初めて、リプシッツ先生にも話せていなかった過去を告白する気に。
当時付き合っていた〈ミッツィ〉が〈ドレイク〉と二股しているという噂を妹のエスターから聞かされる青年ルイス。
怒りながらもエスターの言葉が気になって、彼女がドレイクと行くらしいパーティーに顔を出したところ、ウワサは現実で、ミッツィ本人からも「彼と付き合ってる。彼よりあなたの方が親のウケがいいから」と開き直られてしまいます。
それでもミッツィからキスされれば抗えず、その後17回もデートを繰り返したそうです。
リプシッツ先生に言わせれば、この経験のせいで「手に入らない女性に惹かれるようになった」のであり、本当にシーラを手に入れたければワルになれ、と。セラピストってそんな事言うのか?笑
オリヴァーは録取でマイクに勝ち、引き際を間違えてしまった感じ。
結局、ハドソン社に相当有利な事実が出てきてしまい、このまま裁判になればマイクが自ら相談所の身ぐるみを剥ぐようなことになってしまい、刑務所の件でも散々振り回して約束を破ってきたオリヴァーにその仕打ちはしたくなくて悩むマイク。相変わらず甘っちょろい。
「彼の将来を思うなら手加減してはダメ」とレイチェルに言われてようやく踏み込む決断に至りました。
ドリスコル社が提示してきた買い取り額は、10年前の半額にしかならない額で、ハーヴィーが交渉して不本意ながら1500万ドルに引き上げて決着。
匿名口座に送金してもヴィックは悠々と隠居生活を送れる額ではありますが、昔ほどコレクションに価値がないという現実を突き付けられて、父親の音楽が世間に流れなくなることを悲しむハーヴィー。
慰めようと一緒に飲もうとしたドナを制して、ポーラに12年前の情事を打ち明けたことを伝えると、ドナも「今の気持ちを話せば彼女は聞いてくれる」と背中を押しました。
フードバンクは生協にプロテインを売っていたらしく、転売は“合意”で禁じられていた行為です。
ただの“合意”ならセーフだったのに、オリヴァー自身が証言録取の際に“契約”だと言い張ったことが仇となる皮肉な結果を宣告するマイク。
自分の負けが濃厚だと分かった途端、「なら90%で手を打つ。ダメなら70%」と調子の良いオリヴァーですが、マイクは譲らず「値上げ率は元に戻す。嫌ならスーパーで買え。僕は二度も値段を下げたし君の依頼人の前で恥をかかせなかった。ヘマしたと依頼人に謝って反省しろ」と突き放します。
「僕の情けにすがってたらこの先成功できないぞ」というのは本当にその通り。これがオリヴァーに届くことを願います。
ハーヴィーの危惧していた通り苦戦したことを伝え、「あなたに何度も叩き潰されて辛かったけど、叩き潰す方がつらいね」とようやくハーヴィーと同じ視点で物を見れるようになったマイクは感慨深いなぁ。
そしてハーヴィーは、つらくてもアレックスから昇進を提案されたけれど検討の結果却下したことを話しました。
ハーヴィーはまだ迷っていますが、今はマイク自身もレイチェルと過ごすことを優先したいそうです。
マイクが家に帰るとなんとキッチンに立っていたのはレイチェルではなくオリヴァー(笑)
「お礼を言いたい。君が手加減したら学ばなかった。負けたけど初めて対等になれた気がする。だから感謝してる」とのことで、やっぱり根はめちゃくちゃ良い奴なのです。
ボコボコにされたことをこんな風にすぐ切り替えて感謝できるなんて将来有望じゃないか。
ハーヴィーが10年もしてきた未報告の仕事に千里眼のジェシカが気づかないはずもなく、自分からの頼みでヴィックを説得して金を回収することまで読んでいたジェシカが一番スーパーマンです。
全てカタがついたハーヴィーはドナに背中を押されてポーラのところへ説明に。
「この2日いろいろあった。父の遺した物がなくなりそうで、ドナが話を聞いてくれた。彼女は俺の人生の一部でかけがえのない存在だ。問題はドナではなく俺が君に隠し事をしたことだろう?もう隠さない。ドナがいることも嬉しいけど、もっと君といたい。謝りに来たんじゃなく、どうしてもそれを伝えたかった」と真摯に気持ちを伝え、ポーラもこれを受け入れてくれました。
ワルい男に覚醒したルイスはシーラを迎えに行き、彼女の唇を奪います(笑)
婚約者からシーラを略奪する展開になろうとは(笑)
プライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。
▼次回、エピソード13
![SUITS/スーツ シーズン7 バリューパック [DVD] SUITS/スーツ シーズン7 バリューパック [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/51fpOWoYyuL._SL500_.jpg)