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エピソード8『医療不信』“Poison”
あらすじ
高校生が謎の中毒で担ぎこまれて死に向かい、ハウスとチームには時間との競争になる。さらに同じ致死の病と診断された10代の若者が発見されて…
ネタバレ感想
微分積分の試験中に退席しようとして倒れてしまった高校生〈マット〉が運び込まれ、検査をしてみてもドラッグや感染、糖尿でもないという原因不明さに目を付けたフォアマン。
だんだん師匠に似てきています。
家探しに一緒に行かされたキャメロンが「杖を持てば?スニーカーもお揃いだし」と皮肉を言うほどには、2人が似ているという話にも。
思わず自分のスニーカーを見つめるフォアマンが笑えます。
見つかった自家製トマトソースは瓶の蓋が膨らんでいて、細菌感染の可能性が高く、冷蔵庫の中に開封済みで使用された形跡があるトマトソースも。
ただ、病院では担当していたチェイスとマットの母〈マーゴ・デイビス〉が言い合っていた最中にマットは痙攣を引き起こしており、食中毒が原因ではないということです。
ハウスのスニーカーを確認して嫌そうにしているフォアマン(笑)しかもハウスの方もフォアマンが気にしている視線を分かった上で「俺のスニーカーはネットで半額だ」と耳元で囁く嫌味を忘れません。
他の可能性となりキャメロンが農薬中毒を挙げるのですが、ハウス医師は既にその結論に達していて、マットの皮膚を洗わせる指示も出しておりました。部下側からしたら面白くないでしょうが、ハウス医師の嫌な性格は自然と下につくものを鍛えているような状況です。
血液検査では有機リン中毒が発覚するも、投薬中に心停止になりパッドで拍動を補助してなんとか安定させるチェイス。
トマトソースではなく、家庭菜園の自家製トマトに原因があると踏んで、キャメロンが再度自宅を見に行くと有機リン系の農薬の缶が空になっているのを発見。
解毒剤を投与しようにも、デイビス夫人は農薬は使っていないと言い張り、もし見立てが間違っていた場合には毒素が強まる結果になると聞いて、解毒剤を頑なに使わせません。
デイビス夫人を脅すような書面を作成して署名を求めるハウス医師は、あまりにも接客が向いてなさ過ぎます。
「息子さんが死んでもいいなら署名を」なんて煽られて息子を愛する母親がサインするはずもなく、拡大解釈で治療の許可が取れました。
しかしマットの治療を始める直前にマットと似た症状を引き起こしている〈チー・リン〉が搬送されてきます。マットとはご近所でも友達でもなく、トマトは関係ないということか。
2人の共通点は全くないかと思われましたが、通学で同じスクールバスを利用していることが判明。
バスの運転手によれば、通学路にある池のそばに臭いトラックがあるのだそう。
マットの担当は母親の希望でチェイスからフォアマンに変えられています。
郡が西ナイル熱対策に殺虫剤を散布したとの情報も入ってきて、対応できそうな分解酵素はあるものの、母親は相変わらず治療を拒否。
「冷静に説明するのはやめて母親を説得してこい」とハウス医師から詰められるフォアマンもチェイスと同じく嫌われており、残るはキャメロンが情に訴えかけるしかない、と。
結局キャメロンも強気に出て、すぐに決断しろと迫ったところ、分解酵素の治療の同意も得られた様子。
しかし、マットもチーも治療中に痙攣を引き起こし、郡が撒いた殺虫剤は2人の症状に関係がなく、分解酵素が逆効果に。ますます母親の信用を失う結果になってしまいました。
改めて共通点を探るべく、電話を繋ぎながら同時に2人の自宅を捜索するフォアマンとキャメロン。
唯一、同じ洗濯洗剤は同じ製品を使っており、これが毒素の皮膚吸収の原因になったのかと思えば、チーが今日着ていた服は新品で、洗濯機も使えないとか。
新品ではなさそうだったマットの衣類も集積所から回収して検査にかけたところ、これがビンゴ。
ホスドリンが検出されて、今度こそこれに効く分解酵素を与えたいのですが、マットの母親の説得が厄介です。
疾病管理センターからの連絡があるまで治療には応じないと頑ななデイビス夫人が付き添いをしているマットの病室に行き、「気が変わるまで付き添いますよ」と分解酵素をそばに置いて座るハウス。
本当に連絡を待っていれば手遅れになりかねませんが、デイビス夫人の電話が鳴り、今の段階では診断は無理だと言われたようです。彼女は意見を変えて「薬をあげて」と苦渋の決断。
チャンスは逃さず、投薬が始まるも、実は電話をかけていたのは疾病管理センターのフリをしたチェイスだったという、あっぱれな詐欺師集団的やり口でした。
おかげでマットの容体は安定し、無事に回復。良い詐欺師です。
盗品のジーンズを安く買ったことでまさか生死を彷徨うことになるとはなぁ。
服を売り捌くのに使ったトラックはとうもろこしの運搬にも使われており、そこで農薬が付着していたという根本的な原因も究明できました。
デイビス夫人はセンターから“二度目の”電話を受けて、仕組まれていたと気付くも、息子が回復した後なのでお咎めなし。終わり良ければ全て良しです。
今回の診察パートでは、82歳にして性格がガラリと変わり、アシュトン・カッチャーにどハマりしているという患者〈アダムスさん〉を検査したところ、梅毒の疑いが。
かつてはキューピッド病と呼ばれており、彼女は卒業パーティーの時の相手とのセックスで一度梅毒を患い治療したと思っていたはずが、完治せず60年ぶりに再発したのです。
そんなことがあるのか……。
ハウス医師が相当いい男に見えて頬を火照らせているアダムスさんは、この昂りが病気のせいだけだと聞くと、処方箋を突き返して「毎日トランプだけの人生は耐えられない、このままセクシーな気分でいたいのよ。若いお医者様に熱を上げていたいの」と訴えます。
脳細胞が破壊されて死ぬことになってもこのまま若い気分でいたいのだという本気を聞いたハウス医師は、「治ったらスピロヘータ菌が全滅する。でも破壊された大脳の皮質は元に戻らない。脳は損傷しています。今の気分は一生治りません」という一見残酷に聞こえるけれど、本人にとっては最も納得できる言葉で彼女を帰しました。
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▼次回、エピソード9
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