エピソード10『身元不明の女』“Histories”
あらすじ
ハウス医師とチームは身元不明のホームレスの女性の治療にあたるが、悪化する症状と患者の身元が絡み合うミステリーとなっていく。
ネタバレ感想
薬物の過剰摂取の疑いがあるホームレスを受け入れた病院。
手首の痙攣と妄想障害がある身元不明の女性に対し、「金がないなら受け入れない方が」とウィルソンに反対していたフォアマンは、検査中に痙攣を引き起こしたのを見ても「入院するための演技でしょう」と言い、実際に血糖値が下がっていても、「寝床を確保するためにインスリンを故意に過剰摂取したんですよ」と冷たい対応。
病院の良心的存在ウィルソンは、神経科医として様子見してから退院させると判断したフォアマンが間違っている、とハウス医師に相談します。
ホームレスが身近な存在だったからこそ、偏見を持って判断を下すフォアマンと、何かしらの個人的な思い入れがあって食い下がるウィルソン。
その後暴れ始めた患者に噛み付かれたフォアマンは、さっさと退院させるために予約の詰まったMRI検査を今すぐ行おうと患者をすり替え。
しかし、手首に手術用ピンが見つかりMRIは危険ですし、カディ院長に他の患者の予約枠を盗んだことを見抜かれて咎められるフォアマンとハウス医師。
フォアマンの行動はあくまでも患者の治療のためだったという体で加勢したハウス医師は、有無をいわせずフォアマンをホームレス街の調査に派遣しました。
自前のジャケットを代償に患者の寝ぐらを特定したフォアマンは、そこで彼女が描いた絵が大量に入ったファイルを見つけます。
絵から患者の過去を読み解いたような口ぶりのハウス医師でしたが、実際にはシリアル番号が入った手術用ピンを抜き取るためにMRI検査をさせており、既に身元確認を問い合わせていました。
〈ヴィクトリア・マトセン〉が各病院にかかった際の記録を取り寄せてみると、既に投与したデキストラン鉄にアレルギーがあったと発覚。
急いで病室に駆け付けるとアレルギー反応を起こして呼吸停止しているヴィクトリア。
鎮静剤で安定はしましたが、まだ演技を疑うフォアマンと、他の病院の来院記録から腹部エコーを受けたのは卵巣腫瘍の疑いがあったからではないかと推理するウィルソン。取り合わないフォアマンに対抗するかのように、ハウス医師もウィルソン側につき、キャメロンとチェイスが腹部エコーをとってみると実際に固形腫瘍が見つかります。しかも余命は2〜3ヶ月。
一見、卵巣ガン以外に考えられない状態ですが、卵巣ガンなら手の打ちようがないことを逆手に取って、僅かな結核腫の可能性に賭けて抗結核薬と抗生物質を一か八かで投与しろと言うハウス医師。
フォアマンは疑ったことを素直に詫びて、ヴィクトリアの方も「寝床が欲しくてインスリンを打った」ことを認めて謝ります。フォアマンの最初の確信は間違ってはいなかったのか。
結核腫の治療を始めても彼女は突然錯乱して幻覚や妄想を見ており熱も40度以上という状態で、薬が効いていない証拠だと考えたフォアマンでしたが、なんと生検の結果は間違いなく結核腫だとチェイスが朗報を持ってきました。
「診断は合っていたのに治療が彼女を殺そうとしている、完璧だ」と更なる難問を解き明かそうと考え始めるハウス医師。
チームも真相を解き明かそうと議論になり、主にウィルソンとフォアマンの言い争いはヒートアップ。ウィルソンがここまで熱くなるというのが意外で、よほどホームレスに対して思うことがあるのでしょうか?
2人のケンカを制して「血液と尿、胸部X線検査をし、抗うつ剤はやめてセロトニン症候群の治療を」と指示したハウスに、チェイスは結果が出るまで彼女の身体をもたせるためにアイスバスが必須だと進言。その名の通り、氷風呂で外から直接体温を下げるのですね。これはこれで相当な苦痛を伴いそうです。
検査の結果は陰性で、髄膜炎の可能性が出てきました。
鎮静剤を与えたはずが、ヴィクトリアは病室から抜け出してしまい、外で死ぬ気です。
感染症患者が勝手に外に出てしまったことは病院の責任問題になる事態でカディ院長はお怒り。警察に通報して捜索を任せるという院長の言葉で、今にも探しに出かけようとしていたフォアマンはすぐに羽織ったばかりの上着を脱いで、意外と大人しく指示に従うんだな。
診察をサボったツケで院長から研修生2人の世話を押し付けられたハウスは、片手間かつ厳しいながらもハウス医師にしてはわりとまともに面倒を見ています。あくまでも、“ハウス医師にしては”ですが。
警察が州立公園の芝生で倒れていたヴィクトリアを見つけ、意識を失った状態で運び込まれてきました。
150にまで上がっていた脈はアデノシン投与により2秒で安定。
ハウス医師がそれはそれはしつこく賄賂まで渡して彼女を発見した警官に真実を聞くと、テーザー銃を足に打ち込んだのだそう。急な脈拍上昇の理由が分かります。
太ももら局部的に麻痺しており、注射針を刺しても反応がありません。
神経過敏、妄想、水を嫌がる、などといった様々な症状を総合して考えた結果、恐水症、つまり狂犬病だと最終的な診断を下したハウス医師。
狂犬病になると早めのワクチンしか治療法がないらしく、もはや手の打ちようがありません。
噛まれてしまったフォアマンにはウィルソンがワクチンを注射。
「病気で1人では死なせない」とワクチン摂取直後に起き上がって、ヴィクトリアが探し続けていた〈ジェームズ〉を彼女に代わって探しに行くつもりのフォアマン。良い奴かよ。
ヴィクトリアが描いていた絵と同じ場所にウィルソンも付いていき、2人でジェームズ探しが始まります。
ジェームズ本人は見つかりませんが、ヴィクトリアも映っている数々の写真が。やはり結婚していたのか。
ジェームズは息子のことだとも分かり、それと同時に2年前の自動車事故の切り抜きから子どもも旦那も亡くなっていることが分かり、腕の骨折と繋がりました。
なんともやるせない結果ですが、手を握ったフォアマンを夫だと思い込んだヴィクトリアは、自分が運転していた際の事故で2人を死なせてしまったという罪の意識から解放されて息を引き取れたので悔いがなかったと思いたいところ。
ウィルソンには兄弟が2人いたらしく、ハウス医師が知らなかった方の兄弟はホームレスとなり9年間行方知れずだそう。なるほどなぁ。
やたらと高価な顔立ちなので意外な家族関係でした。
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