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海外ドラマ≫≫House M.D. Dr. House/ドクター・ハウス シーズン1 14話ネタバレ感想

Dr.HOUSE/ドクター・ハウス シーズン1 バリューパック [DVD]

エピソード14『医師免許を賭けた嘘』“Control”

あらすじ

病院の新会長がハウス医師を目の敵にし、病院におけるハウスの重要性を疑い、ハウスとチームを解雇しようとする。

ネタバレ感想

後に『ボッシュ』シリーズで主人公ハリー・ボッシュの前妻であるエレノア役を務めたサラ・クラークがゲスト出演の回。

 

“ソニオ化粧品”のやり手女性CEOの〈カーリー〉は右の腿に麻痺症状と痛みを覚えて搬送されます。

多額の寄付をしている役員が名医を探してハウス医師に白羽の矢が立ったそうで、チームが担当することになったのですが、キャメロンは本で読んだ交渉術を実践して仲間の2人を言いくるめ、ハウスと同じ血栓の可能性を指摘。

ハウス医師はこの心理作戦に気付いて牽制するも、一応血管造影をして抗凝固薬も与え、問題なければ脊髄を調べ、次に脚の生検をするよう指示を出しました。

それにしても、ファーストネームを呼ばれて個別に語りかけられただけでまんまと納得する2人に若さと可愛げを感じます(笑)


個人で1億ドルもの寄付金を提供した〈フォグラー〉が、病院の新会長に就任することに。

ビジネスマンでありながら多額の寄付をしたのは、長年会えていなかった父親が重度のアルツハイマーになって治療法もなかったという長い経験の結果だそう。

「治療不能な病気があるかぎり私はいくらでも金を出します」という医療従事者からすれば願ってもいない覚悟の反面、「今後は大いなる変革を望みます」という宣言は、経営や体制にも口を出す気満々ということでしょうか?

早速カディ院長に、“健康”を商品と見立てて利益を追求したいのだと迫るフォグラー。

そんな彼の目に、白衣も着ずにオフィスで座ってヨーヨー遊びをしているハウス医師が見つかってしまいました。

白衣を着るという規則を守っていないハウスに難色を示したフォグラーを見て、「白衣を着て。それでガン治療の研究費が1億ドル増えるの」とハウスに詰め寄ります。

しかし、そもそも製薬会社でもないのに患者が実験台になる臨床実験を行うのは倫理に反すると捉えているハウス医師は「患者の意思より病院の利益を追求するようになる」とチクリ。

白衣を着たくないだけの屁理屈にも聞こえますが、カディは研究費を貰うためだけではなく、ハウスが問答無用でクビにならないように先手を打ちたかった気持ちもありそうです。


カーリーの検査結果は良好で血栓は自然消滅したかと思われたらずが、フォアマンが退院を伝えに行くと彼女は痛みに呻いて大絶叫。

どこもかしこも異常は見当たらないのに、カーリーの痛みは最高値なのです。

平熱が低い人にとっては37度でも高熱になるという理論で、数値上では分からなくてもカーリーにとっては酷い炎症に感じてしまう可能性を見出すキャメロン。

ガンの可能性があるならウィルソンの出番で、結腸にガンがないか調べたいところですが、「検査はお断りよ」と断固拒否したカーリー。

結腸鏡検査が嫌なら、費用はかさむけれどCTスキャンもできると言ってなんとか検査の同意を求めました。これがハウス医師ならキツく脅して同意させそうなものですが、ウィルソンは優しいなぁ。

ただ、結局結腸にもガンは見つかりません。

チェイスがナンパの片手間で〈ジェニー〉に撮らせたレントゲンは両方が左足で、激怒したハウスは再検査にフォアマンを指名。

カーリーは再検査の途中で胸の痛みを訴えて呼吸停止に陥ってしまいました。


診察をした少年に付き添っていた父親〈ヴァンダミア〉について、「ひざの手術をしてから声が出ない」と聞いたハウス医師。

ひざの手術をした整形外科医の〈シンプソン先生〉に話を聞くと、病院を訴えて賠償金を勝ち取っていたことが分かります。

診察室で何の同意もなくヴァンダミアの喉に不意打ちで注射を打つハウス。一度病院を訴えているような人物にこんなことしてまた訴訟でも起こされたらどうするんだ(笑)


特定の検査を断固拒否したカーリーの病の原因に『恥じらい』を追加したハウス医師は鎮静剤で眠っている彼女を見に行き、無数の切り傷があるのを確認します。

そして、「心臓移植が必要だ」とだけウィルソンに伝えます。詳細はウィルソンが移植委員会に目を付けられないよう敢えて話しません。

ちょうどそこへ検査の結果、うっ血性心不全で心臓移植が必要だという報告をしにきたキャメロンとチェイス

CEOという重責に耐えるため、過食嘔吐を繰り返し、それを隠そうとして自傷に走っていたカーリー。

最終的に楽に吐ける薬を見つけるも、イペカックの常用で筋肉損傷と脚の痛みを引き起こし、心不全にまで陥ってしまったのです。

ハウス医師が1人でカーリーの病室に出向いて、この推理を伝えると「週に3回」の頻度を白状しました。

事実をすべて明かせば、移植委員会の協議会では自殺傾向があると判断されて移植待機リストの順位でお預けを食らうことになるので、ウィルソンに原因を隠したわけです。

嘘がバレれば医師免許を失うような賭けですが、「生きる意志があるならそう言え!生きるか死ぬか決めるのは君自身だ」と本音を話すよう珍しく声を荒げたハウス医師に対し、カーリーは「死にたくない、お願い」と切実な願いを伝えました。


ハウス医師率いるチームの『病態解析科』の存在を見つけたフォグラー。

「利益が薄いな。年間300万ドル使って患者は週に1人。ガン治療の役に立つか?君の恋人なのか?過去に寝たことは?」と心外な詰め寄られ方をするカディ院長。

ハウス医師がまだ白衣を着ていないこともネチネチとしつこい男です。

 

もちろん協議会では、検査結果が出る前に移植の申請をしていたことをカディから詰められますが、「直感」で乗り切ろうとするハウス医師。

早くもハウス嫌いになったフォグラーも協議会の場に現れ、カディはハウス医師に甘いと思われないよう相応の理由が欲しいところ。

厳しく追及されても、「この患者には心臓移植を受ける資格があると自信を持って言えますか?」という問いに「もちろん」と返すハウス医師。ハウスからすれば、カーリー自身が生きたいと切実に言葉にした時点で生かすべき相手なのでしょうし、ある意味真意でないことは言っていません。

事前に何らかの理由があることだけは知っていたウィルソンはハウス医師の嘘を分かっています。

「嘘をついたな?」

「抗議すればいい」

「友達だ」

「君に信念はないのか?気を使うな」

「なぜ君が怒るんだ?」

「道義上の責任より友情を取るのか?」

「友情を守ることが道義だ」

というこのやり取りに2人の関係性やらウィルソンの義理堅さやらがギュギュッと詰め込まれていました。

 

部下の3人も、検査結果が分かる前に移植が必要だと分かっていたこと、普段なら鼻高々に自分達に話すのに何も言わなかったことを不審がっており、カーリーの持ち物を調べたチェイスがポーチの中からイペカックの小瓶を発見。

カーリーの移植手術は既に始まっております。

チェイスも報告はせず、ハウス医師の解雇を心配していたそうです。見つけたのがフォアマンだったらどうしたのか少し気になります。

キャメロンがやたらと人を操るするような話し方をしていたのは、女性で人当たりも外見も良い彼女なりの「軽く見られる」という苦悩からくるもので、「君は好かれている、みんなからね」と答えたハウス医師。

「あなたは?……知りたい」と悩ましげに訊ねても「違うね」と期待した返答は得られませんでした。


 

ハウス医師がヴァンダミアに注射したのはボトックス。

あまり例はないけれど、手術で挿管したとき管がのどに刺さってしまい、声帯が麻痺していたのだそう。

「顔を引き締めるボトックスで舌を緩める効果があるからもう話せるはずだ」と言っても首を振るだけのヴァンダミア。

「何も言うな、秘密は絶対に守る。話せるなら2度まばたきを。……もし治ったら賠償金を返さなければならないと考えているんだろ?確かにそのとおりだが、今病院には巨額の資金がある。心配ないよ」と安心させるとようやく、ヴァンダミアは2回まだたきをしてニヤリ。

ハウス医師も自分の診断と治療が間違っていなければ後はどうだっていいので問題解決です。


カーリーの移植手術は大成功。

「なぜ助けてくれたの?医師生命を賭けてまで」という問いかけに対し、「私の患者だから」と答えるハウス医師に、誰よりも真っ当な医師らしい信念を感じました。

 

しかしわざわざオフィスを訪ねてきたフォグラーは、ハウス医師の前にカーリーの所持品から出てきたイペカックを突き付けました。

あくまでも知らなかったとシラを切り、自分のことが嫌いでも、辞めさせるには役員会全員の承諾が必要だし、委員の中には親友のカディとウィルソンがいる、とハウス医師。

「君の言う通りだ。医師より役員を整理する方が簡単らしいね、皮肉だな」と言われてしまい、墓穴を掘る形に。ハウスもハウスなりに、数少ない友人を守りたいでしょうし、難しいところです。

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▼次回、エピソード15

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