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海外ドラマ≫≫House M.D. Dr. House/ドクター・ハウス シーズン6 11話ネタバレ感想

Dr.HOUSE/ドクター・ハウス:シーズン6 バリューパック [DVD]

エピソード11『麻薬密売人』“The Down Low”

あらすじ

ハウスとチームが、思いがけずヒーローになった人物を治療する。

ゲスト・スターは「ブラザーフッド」のイーサン・エンブリーと「デスパレートな妻たち」ニック・チンランド。

ネタバレ感想

銃を持った取引相手の下っ端と揉み合いになった末に、撃たれていないのに倒れてしまった〈ミッキー〉を病院へ運び込んで来た〈エディ〉

頭にあった傷の処置をハウスがする姿はまるで闇医者のようです(笑)

「倒れる時手をついた形跡がないから失神してたか平衡感覚を失ってた。切り傷だけなら殴られてはいない。火薬で服が焼けてるから発砲があった」

ここまで言い当てた上に、検査しないとまた同じことが起こると脅して杖で激しく診察台を叩くと、ミッキーはそのまま意識を失って倒れ込んでしまいました。

どうやら騒音による空間識失調というものを発症しているようですが、例の如くCTは異常なし、内出血や浮腫もありません。

麻薬密売人という職業柄、ろくな医療記録が残っていないというのもハウスが興味を惹かれた理由でしょう。

「脳に異常がないなら聴神経腫瘍です、聴力の検査を」と提案するフォアマンと、「もしくはコカインの混ぜ物による中毒症状だ。俺はコカインを調べる」と言ってちゃっかり薬の調査は自分が買って出るハウス(笑)


カディから横取りした新居に移ったウィルソンは早速ご近所さんの〈ノラ〉と親しくなり、ディナーに誘いますが、彼女は同棲している“杖をついた色男”がウィルソンの彼氏だと思っていた様子(笑)

確かにこの年で2人きりで一緒に住んでいたらゲイ疑惑は出るでしょうし、2人の仲はほとんど恋人状態です。

エディ相手に尋問ごっこをしていたハウスのところに行き、「ゲイだと思われてる」と相談をするウィルソンが笑えます。


オフィスに落ちていた13番の給与明細を見つけて、「給料が高過ぎるからハウスが作った偽物だ」とまたゲームが始まったぞと言わんばかりにタウブに見せたフォアマンですが、「僕と同じくらいだ」と返され、古株なのに待遇の差が逆転していることに気が付いてしまいました。

更には 頭を丸めるとまではいかずとも、ざっくりと散髪したチェイスにも給与を聞いて自分が一番薄給だと知ったフォアマンはカディに昇給をかけ合います。

「給与は公平性じゃなく交渉材料で決まる。あなたの場合、他から引き合いがない」と厳しい返しをされるフォアマン。ちょっと不憫ですね。誰よりもハウスに振り回されているし責任だけを擦りつけられていた時期すらあったのに。


1時間近くも耳の検査をされていたミッキーは反跳脈を起こし血圧が急激に上がって一時危険な状態に。

血管拡張薬で安定させ、耳には異常がないことを前提に改めて診断のやり直しです。

 

そして、ハウスは頸動脈狭窄症に同意して検査させているうちに患者の病室に盗聴器をしかけて薬の隠し場所を探ろうとしています。完全な違法です(笑)

結局は盗聴器もダメで、退院させろという要望を受け入れて病院の外に出たところを尾行することに。

危険な仕事にはハウスは出て来ず、チェイスと13番が車で尾行するも逃げ切られそうになって信号無視をしたところをパトカーに止められて大失敗です。

フォアマンが見つけたのはハウスではなく13番がうぬぼれ屋な元カレを懲らしめるために偽装したもので、信じ込ませる決め手になった高級時計は借りてきたものだとか。 タウブとチェイスもこれに乗っかったようで、そこまでして何か得があるのでしょうか。

エントランスでノラと話し、ストレートだと宣言した上でいかにもゲイ風に振る舞うハウスも何がしたいんだ(笑)


結局、退院したのにERに舞い戻ってきたミッキーは錯乱状態。

症状からして感染症が脳に広がっているので腰椎穿刺を行います。

ハウスは13番がフォアマンを騙していることに気付いているし、正気を取り戻したミッキーも尾行に気が付いていました。

2度腰椎に針を刺しても心拍は正常で、これは症状だと考えるチェイスですが、報告を聞いたハウスは「腰抜けだな、ストレスがかかったか?いつものベータ遮断薬を飲め」と本人に言いに行きます。

違法行為はストレスだそうで、意外にも人並みの感覚を持つミッキーはこの数ヶ月ストレスに効く薬をもらってエディにも隠れて飲んでいたとか。

最後に飲んだのは入院前日の夜で、入院後に離脱症状が出て一度退院した時に薬を飲んだことで高血圧は治ったようなので、それらの症状を除くと空間識失調と発熱にストレスです。

急に良心が痛んだのでなければアドレナリンの過剰分泌がストレスの原因で、つまりは褐色細胞腫を疑うチェイス。


無駄な嘘のせいでフォアマンは不公平を嘆き、その後もカディに他の病院からのありもしないオファーを駆け引き材料にしたことを見破られて昇給を断られたらしく「薄給はごめんだ。この診断が終わったら辞める」と言い出します。

これで辞められたら後味が悪過ぎるでしょう。

本当のことを言ってもフォアマンの性格的に一度辞めようと決意した職場で働き続けられるかどうか。何かしら折り合いがつけられそうな劇的な展開が必要です。


ウィルソンが誘いたい美女を横取りするためにまずはゲイを装って彼女に近付くハウス。

ハウスは嘘つきで下心を持って近付いているのだと説明しても、ゲイであることを隠したがって嘘をついているとか恋人をとられそうな嫉妬での発言だと誤解されてドツボにハマるウィルソン。ウィルソンはこうでなくっちゃ(笑)


ダメになった盗聴器を直そうとしていた13番はあいている周波数を拾えば使えるようになると言うも、周波数はあいているはずでピンときたハウス。

エディを病室から追い出し、ベッドに仕込んでいた自分の仕掛けた盗聴器とミッキー自身が仕掛けていた盗聴器を探り当てました。

彼は警官で囮捜査をしていたらしく、ストレス症状を緩和するベータ遮断薬を飲んでいたのも納得です。

口を割らないミッキー相手に“女らしく”説得するよう命じられたのはチェイスと13番。

ただ、16ヶ月孤独な潜入捜査をしていてようやく明日の夜州最大のコカインの輸入業者であるボスとエディが手を広げるためにある大物と会う予定らしく、その現場を押さえるのを医師陣に邪魔されたくないと必死なミッキー。

「あと24時間俺の命を繋いでくれ。そのあと何もかも話す」と頼んだ矢先に上腸間膜動脈の血栓で腸梗塞を起こしてしまいました。

もはや24時間もつかも分からない状態で、他の人間にも影響が出るかもしれないからどこにいたか教えるよう言いながらエディに薬入りのコーヒーを手渡した13番。

しかしめまいを起こしても「病気じゃなくて薬のせいだ、違いは分かる」と見破られてしまい、薬を盛ったことを認めるも、相棒が死にかけていると悟ったミッキーは薬の隠し場所のクリーニング店に案内してくれることに。

 

13番が命を張っているときに、ハウスはノラと小洒落た店でディナーしながらウィルソンの嫉妬が酷い愚痴をでっち上げています(笑)

そしてちゃっかりお泊まりを取り付けたところでウィルソンが割り込んできて店中に響き渡る声でハウスへの愛の告白をし、まさかの跪いてのプロポーズ(笑)ウィルソンもやってくれます(笑)しっかり指輪まで用意してきて、今後ご近所さんにそう見られてもいいのか。

気を利かせて帰ってしまったノラと、残された2人のなんとも言えない空気よ(笑)


クリーニング店から持ち帰った様々なサンプルを検査するため病院に戻った13番は、チェイスに本当のことを話すよう言われても「イタズラで辞職に追い込んだなんて言えない」とダンマリ。

患者は塞栓術で出血を止めたのに翌朝になって動脈瘤は3つ増えていて、フォアマンは真菌性の動脈瘤に見えるというのですが、クリーニング店から真菌は検出されていないと反論する13番。

店から出ていないだけでなく、免疫系が抑制されている状態なのに真菌性にしては動脈瘤が少ないのだそう。

しかし、12時間未満で出血部が4つに増えているのも事実で、抗真菌薬を投与しないと危険でもあるのでハウスからはゴーサインが。

ミッキーの容態は悪く、そんな彼にずっと付き添いながら自分が殺されかねないのにクスリの隠し場所に医師を案内したことに対して「何かしたかったんだ、ただ見てるだけじゃ……友達だろ」と真っ直ぐな目をエディから向けられて複雑でしょうね。この男のこともしょっぴこうとしているのに。

病室に残って取引は他の人間に任せてもいいと言ったエディを送り出したミッキーでした。


フォアマンを騙した3人は揃ってカディのところへ行き、経緯を白状します。

「バカで無神経なのはハウスだけだと思ってたけど部下も一緒ね。そんな悪ふざけのために昇給はしない」とバッサリ斬るカディに対し、自分達の給料から引いてフォアマンに補填して昇給してくれと頼む13番。タウブはやや文句がありそうな中、チェイスが「構いません、彼はいいリーダーだ。昇給を」と頼んで話がまとまったのですが、「分かったわ、そうしましょう。ただし、彼とは3日間話してないわ」と付け加えたカディ。

まんまと自分達の給料を減らした3人が院長室から出ると、したり顔のフォアマンが待ち構えていました(笑)とにかく丸く収まってよかった、よかった。


職場に遊びに来たノラに自分達はゲイでなく、全部彼女への下心が動機で近付いたことを打ち明けたハウスは、怒って帰ろうとした彼女を引き留めて「ウィルソンはいいヤツだ。君を気に入ってる」と言ったのは友達思いな男だと見直してもらうためだけではないような気がします。

そこを指摘されて、当てつけでウィルソンと付き合おうかと言うノラにすかさず「あいつもクズだ。3度離婚して末期の患者と寝た。ボーイスカウトにも見えるが……」とこきおろした時に閃くハウス。

病室に行き、血を吐くミッキーを前に「真菌性動脈瘤じゃない、真菌感染に見えただけだ。高血圧は症状の一つだ。バータ遮断薬で意図せず治療してた、ヒューズ・ストーヴィン症候群だ」と呟きます。

病名が分かっても自己免疫疾患がここまで進行しているともはや治療法はないそう。

潜入捜査中会えなかった妻に連絡して来てもらい、痛みに苦しみながら逝ってしまったミッキーと、彼の犠牲の上にエディを含む組織の人間達がまるごとクリーニング店での取引現場を押さえられて逮捕となりました。

こんなに切ないラストになろうとは。

最後の最後でノラにゲイではなく“嘘つきのクズ”にダウングレードされた男2人でやさぐれながらの会話と、ハウスが選んだソファを気に入らないウィルソンが嫌がらせでミュージカルの代表曲Oneを歌い出すシーンは和みました(笑)

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Dr.HOUSE/ドクター・ハウス

▼次回、エピソード12

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