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海外ドラマ≫≫House M.D. Dr. House/ドクター・ハウス シーズン6 12話ネタバレ感想

Dr.HOUSE/ドクター・ハウス:シーズン6 バリューパック [DVD]

エピソード12『感情のない女』“Remorse”

あらすじ

謎の激痛に悩む美貌の女性患者。チームの男性陣は魅了され、13番だけが理性を保つ。

ネタバレ感想

キャリアウーマンの美女〈ヴァレリー〉が耳の激痛を起こしたらしく、彼女が美人で夫はイケていないのに社会福祉士で金があるわけでもないと聞いて「人間心理の謎」に興味を惹かれるハウスはこの件を担当。

美人に群がるように揃って彼女に接したがる男性陣と呆れ顔の13番(笑)


医学部の同級生〈ウィバリー〉が昼休みに来ると言っており、彼から逃げ回るためにウィルソンのオフィスに閉じ籠ってるハウス(笑)

嫌いな男なのに、セラピーの一環『自分が傷つけた相手に謝罪文を書く』というものがあり、数ヶ月前に手紙を送ったのだそう。なんでも、教授が自分を嫌っているのか確かめるために彼の論文とすり替えて結局は好成績を貰えたとか。


ヴァレリーの病室には飲んだくれの同僚〈ラス〉が来ており、耳痛の直前に仕事をクビになっていた彼は「あの時は毒を盛られたようだった」と言って彼女がライバルを蹴落とそうとしたことを暗に告げ、あろうことか夫の前でキスをしようとして止められます。

酩酊状態で「俺のことも遊びだったのか」と争いの種を撒いている彼は半年前に被害妄想の傾向ありの診断を受けているそうで、ヴァレリーが「治療を受けて」と伝えたところでタウブが呼んできたセキュリティが駆け付けて来てラスは追い出されました。

「彼の話はデタラメよ」と狼狽える妻に「分かってる」と寄り添う夫の姿を見て、13番は何かを悟ったような表情。相当な悪女なのでしょうか?

 

同僚が患者に毒を盛られたと主張したけれどきっと逆で、そのせいで上室性頻拍を起こしたのだと言い切るフォアマンとチェイスに、ハウスまで治療の許可を出しますが、13番だけは「私は反対よ、全部に。なぜ患者を信じるの?同僚は被害者よ。患者はどこか変だわ。同僚が吐いたと言わなかった」とのことですが、結局治療が始まり、フォアマンは唯一診断に反対している13番に治療しろと命令します。パワハラまがいだな?


結局ウィバリーに見つかってしまい、カフェテリアで食事をするハメになったハウス。

謝罪文を間に受けてもう気にしないでくれと伝える彼は、なんと医学部を中退して医師免許はなく、オーガニックスーパー勤めだそう。

中退理由は仮及第中に単位を落としたからで、よくよく聞いてみれば「君が交換した論文で落第したんだ」とのこと。

本来はAの成績だったのにハウスの自分本位な実験のために中退に追い込まれていたとは。


検査を命じられたことを逆手に取って、MRIをしている30分間患者が愛するものや憎しみや他の感情について話させていた13番。

その結果、感情野を飛び越え言語野を使ってることが分かり、つまり愛や痛みを理解できても感じてはいない精神病質者だったのです。

これはこれでハウスが好みそうな展開でもありますが。

精神病質と身体的な症状は関連しており、危険な心疾患を抱えていることを自覚させて自分のために話すようハウスが説得すると、少し考えて「何を聞きたいの?」とヴァレリー。

13番が同僚に毒を盛ったのか確認すると、「違うわ。精神安定剤と催吐薬を飲ませただけ、毒じゃないわ」と開き直っています。

しかもラスとの浮気もお互いに承知の上で定期的に寝てアイデアをもらっていたし、結婚のメリットは夫の〈ビル〉が持っている信託基金を使えるからだとツラツラと話し始めました。

今回も、本当のことを話した方が治療に役立ち自分に得になるから本性を現したのでしょう。


フォアマンはハウスに「13番は私たちの指示を無視しました。彼女が正しかったから繰り返しますよ、次は失敗するかも。罰を与えないと」と言い、自分は元恋人だから複雑なのだと主張するフォアマンに「これは君の問題だ」と返して切り上げたハウス。まぁ、確かに?

 

夫の前では健気な妻を演じ続けるヴァレリーですが、梅毒の検査に関して浮気を仄めかすような発言をした13番には敵意を隠さず「私が怖い?医師免許を剥奪させて離婚の損害賠償を求めてやる。1900万ドルのツケを払ってまで浮気をバラす?」と噛み付きます。

そして、夫が病室に戻って来た瞬間また取り繕った上に、13番が少し腕を動かしただけで騒ぎ出し、なんと実際に骨が折れていて彼女を担当を外すよう主張。

骨折は腎不全のせいなのですが、それであんなにも簡単に骨が折れるのか……。

 

その後もフォアマンと13番は診断中にもお互いに腹を立てて意味のない口論を繰り返しており、ハウスに「付き合ってた時の方がマシだった。寝るか口論するか辞めるか、とにかく何とかしろ」と忠告される2人。


結局13番は毒素を疑っているから彼女の普段の行き先を夫に訪ね、職場と家以外だと夏の間だけ園芸教室に行っていると聞いてすぐにその場所を調べるよう伝えます。

治療に必要なことだと思わせて夫を動かし浮気が発覚するよう立ち回る13番はなんとなくキャメロンっぽさを感じます。

しかし、ここからの立て直し方がさすがは精神病質者の腕の見せ所というか、元からマインドコントロールをできていたからそれらしい言い訳をするだけでビルは簡単に絆されてしまいました。

ビルと抱き合いながら目線だけは13番にドギツイ睨みを見せるヴァレリー。

カディも呼び出して「クビにして、裁判に持ち込むわ」と脅しにかかり、カディは毅然とした態度ながらも13番のためにも2人を接触禁止に。

しかし、担当を外されただけでなく委員会にセクハラの訴えを出したヴァレリー。医師免許が剥奪されかねない状況で13番は狼狽えて本人に怒鳴り込みに行ったところをフォアマンに制されました。

別室に移っても怒りは冷めやらず、言い合いになった場面でフォアマンがクビにしたことは自分のための行動だったと謝罪。

「すべてぶち壊したが今後も君と働きたい」と伝えられてようやく13番も落ち着きを取り戻しつつあります。


肝臓の異常で血液が逆流し、顔面血まみれのヴァレリーが手術室に運び込まれるも不信感が拭いきれなかったビルはリスクがある治療への同意を求められて決断できず、フォアマンに委ねました。


人生を潰したウィバリーが、父親の医療費のためにローンを組んで購入した天国のような自宅を手放すと聞いたハウスは、数ヶ月間ローンを肩代わりするために小切手を書いています。

カディの部屋に飾ってあったルーカスと映っている写真にイタズラしてハサミを入れたところ、まさかの父との最後の旅行で撮ってもらったものでデータもないと聞いて平謝りする代わりで仕事に精を出して誠意を見せると宣言していたハウス。

ウィバリーのことであのハウスが身銭を切るなんて、 さすがに罪悪感が大き過ぎるのかと思いましたが、ウィルソンからは「カディを大事に思ってるから謝れないのさ。好きにすればいい。他人に小切手を送る方がよっぽど楽だろうさ、大切な人に謝るよりもね」と言われていて、なるほどなぁ。


肝臓移植が必要なヴァレリーですが、もはや夫は提供しないでしょうし家族だって誰も助けたがらないと言っていた13番。

病室から出て行くヴァレリーの姉〈サラ〉を見かけて追いかけて不適合という結果とは別に、ドナー検査を受けるなんて驚いたと話しかけます。

血を分けた姉に患者のことを悪い人だと言い切るのもどうかと思いますが……。

ただ、ヴァレリーの性格が先天的なものではなく、幼い頃に酒癖が悪い父親から姉を守っていたのに罵られて虐待されるうちに思春期に突然冷たい人間になったのだと聞かされました。

精神病質も症状の一つだったと発覚し、すぐにハウスに伝えに行くと、ウィルソン病の結論が。

除光液でヴァレリーのネイルを落としてみると、爪が青いのが確認できてすぐにキレート療法が始められることに。

体が銅を代謝できずに脳を含めてすべての症状を引き起こしていたのです。

ビルが病室を出た際に、懲りずに「治ってもあなたを愛するわけじゃない」と干渉する13番。

これまでの幸せがたとえ偽りのものであったとしても、それでいいのかもしれないと言うビルは心底妻を愛していた様子。


小切手を渡しに行くとウィバリーは受け取れないと言い、「論文はAプラスだった。10年間整形外科医をしてた。ギャンブルがやめられず過剰請求して免許を失った、だから君のせいじゃない」と真実を白状します。

ハウスが昔のままのクソ野郎だと思って騙そうとしていたけれど、思いの外親切にされて良心が咎めたそう。

ハウスは声を荒げて強引に受け取らせようとしましたが、結局は手の中に返される小切手。


治療が効いてきたタイミングで、ビルに暴言を吐いて彼を突き放したヴァレリー。

失意のビルはトボトボと病室を出てしまいましたが、精神病質なら彼の好意を利用するはずなのにそうせず追い払った事実は、治療が脳にも効いていることを示しています。

心を痛めて感情が生まれたことに戸惑うヴァレリーはようやく人間らしくなれたのに辛そうで本当に良かったのかと考えてしまうようなラストでした。


ハウスはカディに謝りに行ったはずが、オフィスの中でルーカスと仲睦まじく笑う姿を見て引き返し、そのままウィバリーの自宅に向かって5000ドルの小切手を郵便受けからコッソリ差し入れて帰ります。これまた切ないなぁ。

唯一明るかったのは13番からフォアマンへの気持ちがプラスにV字回復したことくらいでしょうか。

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▼次回、エピソード13

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