何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫House M.D. Dr. House/ドクター・ハウス シーズン6 22話ネタバレ感想

Dr.HOUSE/ドクター・ハウス:シーズン6 バリューパック [DVD]

エピソード22『がれきの下』“Help Me”

あらすじ

チームは大事故現場で救出活動を応援する。

ネタバレ感想

シーズン6も最終話で、前話ではセラピーを投げ出したことも手伝い、出だしから怪我をしたハウスと、割れた鏡や自力で開けた壁の穴とバイコディンらしきピルケースのカットという不穏な始まり。

時は8着間前に遡り、例の医学書を『リサとルーカスの門出に』というメッセージ付きでカディにプレゼントするハウス。

クレーン車の事故があったらしく、カディも現場へ駆けつけるために贈り物への感想もそこそこに出て行ってしまいましたが。


ハウスもバイクで騒然としている現場へ到着。

とんでもなく大規模な事故が起きており、怪我人も多く、搬送や手術の時間を無駄にしないためにも助かる見込みのない患者は諦めて取捨選択の必要があるほど。

居眠りで事故を起こしたクレーン運転士は意識もあり会話もできている状態で助け出されます。

カフェイン剤とコーヒーを飲んでいた彼は居眠りではなく気絶していたようで、「神経疾患で事故を起こした」と考えたハウスは骨折のみで軽傷に見える運転士をチームで診断するため搬送させますが、ただでさえ人手不足でまだ行方不明者も数十名いるということで、運転士はチームに任せてハウスには現場に残るよう命じたカディ。

ウィルソンも続々とERに搬送されてくる負傷者の手当てで忙しいのに、ハウスは現場から連絡を入れて「カディはルーカスと何が?引越し祝いを渡したら一瞬ためらってた、何か隠してる。引っ越すつもりがないのかもな。君の元妻が不動産の仲介を?詳しく調べておけ」と完全にプライベートな件を頼みました。

電話を切った直後、ハウスはがれきの下から音を聞き調査員や救助犬総出で反応がないか確認してみるも応答はなし。カディも含めてその場からは引き上げ他の作業に戻りますが、直感型のハウスは諦めきれずいつ崩れるかも分からないがれきの隙間から中へ。

奥に進んで行くと、意識のある女性〈ハンナ〉が倒れておりハウスの杖を掴んで助けを求めます。

意識があり思考もしっかりしていますが、脚ががれきに挟まって身動きが取れない彼女を引き上げるために助けを呼びに戻るハウス。

ハウスも閉じ込められてしまうのではないかとハラハラしましたが、案外あっさり外に出てチームに電話して運転士の診断をさせています。確かに今じゃなくていいような気しかしませんが(笑)

「おそらく脳内占拠性病変だ、MRIで確認を」と指示して一方的に切り上げるハウス。ハウスが言う通りの脳内占拠性病変だった場合、ひと晩ともたないような危険性があるのでしょうか?

 

ハンナの存在は周知されて、ライトが導入されて作業班も投入されますが、腹這いでしか進めないような狭さな上、高圧縮コンクリートが器具を使っても割れずに作業は難航。

ハウスも再びハンナのところへ戻って救命士ではできない脛骨からの点滴を施してまた外へ。

 

こんな状況なのにハウスは相変わらずで、カディ本人に引っ越し祝いになぜビビったのか聞き、カディは「プレゼントを開けた時引っ越し祝いじゃなくて婚約祝いかと思った。昨夜婚約したの」と打ち明けます。もうこれ以上ショックは受けないと思っていただろうに ハウスにとってはこの事実も大打撃でしょう。


閉所恐怖症の運転士はMRIに動揺しており、検査で異常は確認できなかったものの、彼の鼻と目からは出血が。

やはりハウスが選んだ患者なだけあってしっかり不可解な症状が出始めているというわけです。


瓦礫を支えている梁を抜くのは危険で、いよいよ脚の切断も検討せねばならない状況です。

ハンナはもちろん狼狽えて嫌がりますが、既に2時間近くが経過しており、カディもクラッシュ症候群を案じて切断を説得する方向へ。

「脚は切断しないぞ。楽な方法を選ぶな」と反対するハウス。この言葉はルーカスを人生の伴侶に選ぼうとしているカディ自身にも向けられているように感じます。

クラッシュ症候群で心臓が止まる可能性のみならすわ、二次崩壊でも起これば一瞬でその場に居る全員が即死する恐れもありますが、ハンナ本人の希望なのであと数時間は器具の到着を待つことに。

ハウスは運転士を診断するために病院へ戻ろうとしますが、今やハウスの存在だけが心の支えになっているハンナがパニック発作を起こしハウスの名を呼び続け、火災の恐れがあって酸素を吸わせることもできないとカディから言われてやむを得ず彼女のそばに戻って話し相手になってやります。

しばらく話しているとようやく梁を持ち上げられるエアジャッキが到着して脚が挟まれている部分を持ち上げる作業に。

しかし、激痛を伴う作業中になんと恐れていた二次崩壊が起こってしまい、更に天井が低くなった状況でまだなんとか息のあるハンナの肺虚脱を再膨張させるハウス。

ハウス自身も崩壊で怪我をしたので外へ出て手当てを受けます。

再度エアジャッキを使うにはがれきを撤去する必要があり、4〜5時間かかるからやはり脚は切断すべきだとカディが判断するも、ハウスだけはブドウ糖やインスリンを投与して クラッシュ症候群を防げばいいと頑なに認めません。

「脚の価値が分かってないな!」と声を荒げるハウス。この言葉に一番説得力のある男です。

「私に怒ってるからって彼女の命を犠牲にしないで」と諭すカディ。もうハウスを愛していないから現実を受け入れて周りの人間を不幸にするなと説教しますが、「幼稚な男と付き合ってる、シングルマザーのくせに」という反発にブチ切れて「最低ね、もうウンザリだわ。あなたが壊れないようにみんなが気を使って不幸になってる。もうイヤ」と火の玉ストレートを投げ付けました。

最後に脚を残したために自分がどうなったのか、今のハウスには何があるのか聞かれたハウスは思い直してハンナを説得することに。

自分は脚の切断を拒否して生死を彷徨う危険な手術の結果、こぶしほどの筋肉を摘出されて脚は使い物にならなくなったし後悔してると語ります。

「毎日脚の痛みに苦しめられて俺は変わった。頑固でイヤな人間になった。そして今、俺は独りだ。それはイヤだろ?君には夫や友人がいて子供だって作れる。人生があるんだ。たかが脚じゃないか」

こんなセリフがハウスから出るなんて。横で聞いていたカディもさすがにもうハウスが前進していないなんて言えません。

等身大の言葉にハンナも決断し、脚の切断はハウスが自分でやると申し出ました。

ハンナの気持ちに寄り添い、これからどのような工程で切断を行うのか、切断後の義足について、そして襲ってくるであろう痛みの度合いを正直に話すハウスはいつになく誠実そのもの。

そして、数時間ぶりに外へ出て救急車で搬送される運びとなったハンナ。骨の切断は簡単ではなく、痛みが一瞬で済まないというのが恐ろしくゾッしますし、切断される側はもちろんですが、やる方も叫び声を聞きながら待つ方も相当にメンタルを消耗しそうです。


脳疾患だと考えていた運転士ですが、ストレスを感じるたびに出血や発熱などの症状が出てとうとう昏睡に陥っており、脊髄下部のクモ膜嚢胞で脊髄が詰まってたところにストレスで血圧が急上昇したのが原因でした。

 

搬送中のハンナは切断が遅すぎて肺に血栓ができてしまったようで、呼吸ができずに苦しむ彼女を診てすぐさま抗凝固薬を使うハウス。

しかし血栓は溶けず、「切断による脂肪塞栓症だ」と愕然とした様子で座り込んでしまいます。

つまり手立てがなく、脚の切断も無駄に終わった、と。

救急車が病院に到着した頃には既に亡くなってしまっているハンナと茫然自失のハウスの姿が。

そのまましばらく動けずに居たのであろうハウスに「脂肪塞栓症は防げません。手術室で切断しても彼女を救えなかった」と慰めの言葉をかけたフォアマン。ハウスの責任ではないと言われても「そうさ!正しい処置をしても彼女は死んだ。それで気が楽になるか?」と怒鳴りつけ、精神状態が限界を迎えているのは明らか。


そして、ここにきて13番も持病が限界なのかハウスのオフィスにそっと休職願を置いて帰りました。

 

心配するフォアマンを振り切って自宅に帰ったハウスは、救えなかったハンナの姿をフラッシュバックし、洗面台の鏡を外して投げ捨て、壁の間に隠していたバイコディンを取り出すという冒頭のシーンに繋がります。

躊躇いながらも、手のひらに薬を出して今にも飲もうとしていたところにカディが現れました。ハウスを1人にすべきじゃないとフォアマンに頼まれたのかと思いきや、カディ自身の判断で来てくれたようです。

すぐにでも薬を取り上げられるかと思えばそうでもなく、怒鳴りつけにきたわけでもなく。カディがどうするつもりなのか分からないハウス。

「ルーカスよ。別れたわ。動けないの、前に進もうとしてきたのにダメなのよ。新居にいてもあなたのことを考えてた。私たちがやっていけるかを知りたいの」

なんと……ここに来てカディはハウスへの愛を認め、賭けてみようとしているのです。

「俺は世界一ダメな人間だ」

「そうね、愛してるわ。イヤだけどどうしようもない」

突然の愛の告白を受けたハウスは薬を飲まずに立ち上がり、とうとうカディとキス。

今回こそ現実の相手です。手のひらにある2錠のバイコディンを捨ててカディを選んだハウスを見ていると、ようやくこの2人が本当の意味でお似合いになれたのではないかという気がしてきました。

辛いことが多過ぎましたが、ハウスにとっては念願の瞬間が到来してようやく幸せになれそうなのでは……?

果たしてこの関係が続くのかという疑問は置いといて、良かったなぁ。

Dr.HOUSE/ドクター・ハウス コンプリート ブルーレイBOX【Blu-ray】 [ ヒュー・ローリー ]

◎Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。

プライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

Dr.HOUSE/ドクター・ハウス

▼次回、S7エピソード1

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー