
エピソード4
あらすじ
パインは、イギリスが裏で支援するコロンビア政府の転覆を暴露するための必要な証拠を持っているが、テディはもはやマシュー・エリスを信用していない。ロクサーナが危険にさらされている中、地元の凶悪な武器商人ギルベルト・ハンソンがパインに迫りつつある。
ネタバレ感想
隠居生活を送るアンジェラのスマホに暗号メッセージが届きます。
『なぜウソをついた? パイン』というメッセージと共に添付されていた写真にはリチャード・ローパーの姿が。
リバーハウスでは過去の作戦の極秘資料を手に入れたマイラがアンドリュー・バーチ=アレックス・グッドウィンだと気が付いてしまい、物語が大きく動いていきます。
検察官の後任も見つかり、アレハンドロ抹殺の承認も出てテディは見張り役にもその旨を伝えて準備万端。
6年間潜伏生活を送ってきたローパー(ハンソン)は、シリアの債権者に金を返して自由になるためにアレハンドロの後任検察官から押収物を返還してもらい、それをホセに届ける必要があるのです。
しかしその後はハンソンではいられなくなる、今後はどうするつもりなのか、と匿い続けてきた父親に疑問を投げかけるテディ。
親子して企んでいるのは金儲けのための裏稼業というだけではない雰囲気です。
いくら元警官でも、ただの私立探偵でしかないマルティンに監視を続けさせるのはなかなか酷なのでは?ジョナサン・パインよ。その容姿で騙されがちですが、割と人使いが荒いんだよなぁ(笑)
ロンドンのメイフェア・クラブでは〈アダム・ホリウェル〉を待つバジルの姿が。
ホランド・パークでの〈ラングホーン卿〉やマイラも参加した会合についてカマをかけ、探りを入れていきます。
アレハンドロと結託して見張りを出し抜き、彼を自宅から脱出させるサリー。
危ういタイミングもありつつ、テディにゲートまで見送られたパインは“友達”との別れを済ませ、これからアレハンドロのところに行くつもりのテディがいなくなったのを確認してゲートを引き返します。
同じ空港の中で到着したアンジェラを待つパイン。
6年前にローパーの死を確認して頷いて見せたのは、てっきりローパーが何かしらのトリックを使って死を偽装したのだと思っていたら本当にアンジェラのウソだったようです。
遺体確認の前の晩、砂漠のモーテルのテラスにいたアンジェラ。夜遅くに寝てたらローパーが入ってきて「シリア人と取引してカネを返すために動く。死亡確認して引退しろ、拒否したら2人とも殺す。ロンドンにいる娘も」と言われて選択の余地がなかったアンジェラは茶番に付き合った、と。
レックスにも話したそうで、彼は真実を知っていました。
もちろん激昂するパインに「ローパーだけじゃない、諜報機関の内戦よ。時間をちょうだい」と引き止めますが、大人しくは待っていられないのがこの男です。
遠路はるばるやってきたかつての右腕、〈サンディ ・ラングボーン〉を迎え入れるローパー。
マイラは政権交代のクーデターを支持しており、ローパーが成功させればお礼にとんでもない大豪邸まで買い与えるつもりですし、政府の許可も出ているそう。
この話以外にもラングボーンは土産を持ってきており、英国人“リチャード・ローパー”名義のパスポートです。正式な身分を取り戻せることになるのか……。
ローパーの飼い犬を肉で釣ってその内の1匹に盗聴器を仕込むマルティン。なかなかやりおる。
ローパーがラングボーンにコロンビアでのクーデターへの介入について語って聞かせている会話も筒抜けです。
サリーとアレハンドロが潜伏するホテルの部屋に急いだパインは、「英国が支援してる。政権交代に資金援助してる、止めないと」と伝えます。
サリーにはバジルから連絡が入り、言葉巧みにホリウェルから預かった携帯でメールを調べた結果、最後の積み荷の情報が書いてあったとのこと。
それによれば積み荷の中身は電磁パルス“EMP”742システムという、半径40キロの電源回路を破壊する代物で、街を破壊して戦争を起こすことが可能です。
アレハンドロがもっとも信頼を置く最高裁判所の長官〈コンスエロ・アルベンス〉にリストを渡すから積み荷を開ける命令を出してくれるよう連絡していましたが、取り次いだ秘書にテディの息がかかっており、この動きはテディの知るところに。
その後コンスエロと約束を取り付けたアレハンドロに、リチャード・ローパーという英国人が黒幕だと伝えてもらうよう念押ししたパインですが、まだテディに動きがバレていることに気が付いてはいません。
そして、父親に認められたいがためにアレハンドロを逃したことやリストが渡りそうな事態を隠していたテディですが、ローパーも息子が自分に嘘をついたことを悟っています。
ラングボーンにテディのことを「犬みたいに忠実だ。渡した情報は最低限だけだ」と話し、作戦が成功しても英国に連れ帰らない方向で考えている様子。テディから父親への尊敬の念は確かなものなのに、ローパーからしたら血を分けていようが使い捨ての駒に過ぎなかったのです。
最高裁判所に到着するも、アレハンドロが通された部屋にコンスエロはおらず、代わりに武装兵と大将が彼を待ち構えていました。
ロクサーナからの伝言を聞いてアレハンドロを止めようとするも警備が厳重な裁判所内には入れてもらえず、慌ててサリーに連絡して「問題が発生した、彼を助けないと。ロクサーナの携帯を追え」と伝えて一方的に切るパイン。
裏口に回ると、資金集めパーティーで声をかけたバーテンの〈オクタヴィオ・ペレス“タヴォ”〉がテディからの依頼で運転手役を担っており、裏口に横付けした車に無理矢理乗せられているアレハンドロの姿が。
アレハンドロを助けるため、近くのバイクを盗んで猛追します。目立つ動きをし過ぎてテディにバレるのはいいのか?
ローパーは帰国するラングボーンに一つ頼みごとをします。
それは「ダニーとまた一緒に暮らしたい」というもので、10年見守れなかった後悔があるようで我が子はやはり可愛いのか。ますますテディが不憫になりますが、「ダニーだけが俺の後継者だ」という言葉も。
そして、「パインは優れた敵だか1つ過ちを犯した。とどめを刺さなかったんだ」というセリフは後にフラグ回収されそうです。
テディの待つ人気のない場所に連れて来られたアレハンドロは一歩間に合わず助けられませんでしたが、多くを見過ぎだとしてついでに殺される寸前だったオクタヴィオは、パインの手で救われました。
あれほど友情を押し出していたパインがまさかの裏切り者だったと分かった時のテディの表情が、悪党のそれとは思えない切なさを醸し出しております。
オクタヴィオを連れて逃げ切るので精一杯で、手下は1人始末できたもののテディは置いてこざるを得ませんでした。
とうとう状況をそのまま父親に報告したテディに、ローパーは「その男の写真を送れ」と。
こちらもようやく因縁の相手との対峙に気がつく時です。それにしても6年越しにまた潜入されてるなんてもはや運命の赤い糸ではないですか。
オクタヴィオのみならず、今まさにどこかへ連れ去られて殺されるところだったロクサーナのこともサラッと助け出してしまうパインはヒーローかよ。いや、ヒーローなんですけど。
走ってる車の中の運転手だけ撃ち抜くというのも相当な腕前ですよ?
パインの関与を知り、再三の邪魔者に対して怒りに震えるローパー。残り2話での攻防戦が見ものです。
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▼次回、エピソード5
