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海外ドラマ≫≫The Night Manager ナイト・マネジャー シーズン2 5話ネタバレ感想

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エピソード5

あらすじ

マシュー・エリスの正体を暴かれパインは逃げ場がない。彼は凶悪なギルベルト・ハンソンと会い取引を持ちかける。パインはひそかにテディに働きかけコロンビアの作戦を内部から解体する計画を立てる。一方ロクサーナは決断を迫られる。

ネタバレ感想

ローパーはマイラに連絡を入れ、アレックス・グッドウィンでありアンドリュー・バーチだった男の本名はジョナサン・パインで、コロンビアで作戦を邪魔していると報告し、コロンビアとロンドンの支援者を特定して始末するよう指示を出しました。


アレハンドロ殺しの暗殺者は元ゲリラ戦闘員のオクタヴィオだと大々的に報道され、危険人物扱いの彼を連れている以上、ローパーやテディ一味だけでなく国全体からも逃亡者扱いになってしまったパインとロクサーナ。

 

ロンドンでは、アンジェラと会う約束をしていたバジルも監視の目があることに気が付いてすぐに電話をかけ暗号で捜査資料の渡し方を伝え、“ポストマーク”という文具店に資料を隠しています。

店から出てすぐに政府の手のものに連行されてしまうバジル。

直前にサリーはバジルから早く逃げろと言われており、送られてきていた偽造パスポートに手を伸ばすもすぐにそれをしまって、アレハンドロの仇をとるためにもまだ現地でパインの手助けを続けるつもりです。


逃亡中のパインはロクサーナの父の死後誰も住んでいない廃屋に身を潜めます。

一旦落ち着いたそこで、マルティンから届いた音声データを開くパイン。

「お前たちが相手にしてたその男は銀行家でも香港の投資家でもない、バンドの演奏者でもない。英国の諜報員だ」と話しているローパーの声を再生しているのを、暗殺者に仕立て上げられ逃げ場のないオクタヴィオも遠慮がちに聞いています。

解決するまでここにいた方が安全だと言うパインに逆らうつもりはなさそうで、「タヴォと呼んで」と言う彼は、ロクサーナがテディらの一味だと心配している様子。

 

ローパーはもはやテディが何を言ってもパイン相手ではその毒牙にかかり情報を引き出されてしまっただろうと考えていますし、因縁の相手と分かって油断することなく確実に息の根を止めにくるでしょう。

マルティンのおかげで正体がバレたことも分かったので、「向こうが動く前にこっちから行動を起こす」つもりのパインです。

ここにきて彼女が寝返るために賭けた材料だったはずの居るといっていたチームも約束した保証も何もないことが露呈。

信じたのに裏切られ、テディに殺されかねない状況でタヴォのことまで匿えと言われるロクサーナはたまったものではありませんが、そもそもそう言えば彼女のせいで3人の仲間が犠牲になっているので文句を言われようとパインはむしろ怒りが再燃して怒鳴りつけています。

言い合いの末に燃え上がるお決まりのパターンとは微妙に違うあのプチラブシーンは何だったのか(笑)


拘束中のバジルはマイラから直接「アレックスの居場所を教えて」と核心に迫られています。

バジルの行動は盗撮もアダム・ホリウェルに携帯を提出されたこともバレているようで、逃げ道はありません。

簡単には口を割ろうとしないことを悟ったマイラは、見張りをさせていた〈チャーリー〉にバジルへの拷問を命じました。


ラングボーンと入れ替わるようにコロンビアへ到着したのは〈フリスキー〉

旧友のフリスキーにパインを捜させることにしたローパーは、テディには「お前は積み荷に集中しろ」と言って実質ハシゴを下ろしかけている感じも。

そんな中、テディにパインから連絡があり、ローパーに代わらせると「丘の上のレストランでアンドリュー・バーチの名で予約した。午後1時に1人で来い」と呼び出し。

復讐に燃えれば自滅に繋がると息子を諭していたローパーも、こうも堂々と宣戦布告のような真似をされて無視するほどの余裕はないでしょう。

真昼間から他の客も居るレストランで対面する2人は旧友の体で握手まで交わしつつお互いに牽制ムードのピリつきがあります。

今回は支援者もおらず独りだと話し、リストを入手したことやアウローラ財団の慈善事業を隠れ蓑にして反乱戦争を起こそうとしていることを指摘し、多くの情報と証拠を持っている上でロクサーナも保身のために国側の証人になる予定だとわざわざ手の内を明かす理由はなんなのかと思えば、この期に及んで「自首するんだ」と迫りました。いやぁ……するわけないでしょう(笑)

諸悪の根源なのだから後が面倒でも今こうして向かい合って油断しているところを撃ち抜いて殺してやればいいんですよ。

もちろんローパーはこれを受け入れず、「証拠など何もない、何もな。ロクサーナなど知らん。カブレラの作戦につながるのはギルベルトという偽名のみ。マイラや英国政府とのつながりも紙切れ1枚で証拠はなく名前の記載もない、大した記事にもならん。お前は何の尻尾もつかんでない」だそうです。

逆にパインには数日後に最終目的地に積み荷が着けば避けられない混乱と虐殺が始まる、その前にロクサーナと書類を自分に引き渡して消えろと要求。見返りはマシュー・エリスの口座に5000万ドルの送金で、殺すどころか報酬までくれるとのこと。“裏社会”のビジネスマンらしい取引を持ちかけるローパーにはやはり不思議なカリスマ性を感じずにはいられません。

分かりきっていたことですが、2人は決裂して別の道へ。パインがリスクを承知でローパーと直接会ったのはマルティンに密会写真を撮らせるためで、ローパーがここで手下に殺させず泳がせたのは追跡して隠れ家を突き止めるため。2つの思惑が交差します。

帰り道に寄ったガゾリンスタンドでマルティンと落ち合い、“ジェーン”ことサリーがまだメデジンにいて裁判所長官と接触中だと聞かされるパイン。マルティンには引き続き盗聴を頼み、メデジンでの次の合流を約束して追っ手を撒くためトイレの窓から脱出しました。


カルタヘナ港では、到着した最後の積み荷を確認するテディの姿が。

テディに電話をかけて「ローパーの正体を話す」とおびき寄せた先にはパインが仕込んでいたノートパソコンが置いてあり、音声ファイルを再生してみると父親の声で『エドゥアルド・ドス・サントス、途中で拾っただけだ。訳ありだが忠実だ、犬みたいに。情報は最低限だけしか渡してない。英国の会員制クラブに連れ帰る?まさか。彼はカウボーイだ、馬に乗るてでは美しいが文明社会向きじゃない。乗り捨てるかはその時が来たら考える』というラングボーンとの会話が流れます。

そこでようやく姿を見せたパインは、「俺は英国の諜報員だ。9年前ローパーの武器取引に潜入してた。当時俺が彼から奪ったカネを君が返してる。彼がコロンビアに来た目的は借金を返し帰ることに。君は利用された」と残酷な真実を伝えて録音の続きを聞かせ、『ダニーとまた一緒に暮らしたい。10年見守れなかった。ダニーだけが俺の後継者だ』というテディにとっては存在すら知らなかった別の息子がいて、そちらを選んでいることを分からせるという更なる酷な仕打ちで揺さぶりをかけていきます。

怒りのあまり腹いせに撃ち殺されても仕方ない状況から彼をまるごと受け止めてしまうジョナサン・パインの人心掌握術よ(笑)

姉のクラーラと引き合わせ、本当に彼のことを想ってくれている家族の存在をその身に沁みさせるフォローもしっかり入れています。

ここぞというタイミングでテディがローパーを裏切る瞬間がやって来そう。


ローパーの方でも愛犬に仕込まれた盗聴器に気がついてしまい、受信者との距離は200メートル程度だと確認するとすぐさま林の中へ捜索隊を派遣。

痕跡を消す暇もなく慌てて逃げ出したマルティンのシーンが今シーズンで一番のハラハラ場面だったかもしれません。

 

すっかり寝返ったテディは、積み荷を遠巻きに見ながら「電磁パルス兵器だ、英国製の。カブレラの手下がメデジンに運ぶ。それを和平合意の記念式典で……起動したら街は闇に包まれる、カオスだ。家も病院も電力を失い人が死ぬ。略奪が起きて政府が責められる。俺たちが軍を送り、国の安全を取り戻す」とすべての計画を簡単にゲロっています。

武器は軍事基地に集めて明日カブレラの野営地に空から武器を落とすのだそう。

針路を変えたいから輸送機の詳細を知らせろと指示し、1人戻るテディに「気をつけろ」と気遣うパインがちょっと面白い。この間まで盛大に騙していた際の友達面と同じなのですよ。調子がいいというか信じ切れないというか(笑)

とにかく魅力的な男なので“正義の詐欺師”とでも言えるような諜報員の仕事は天職だし潜入捜査で相手の懐に入り込む巧みさは才能なのでしょうが、結局は簡単に懐柔されてしまっているテディもそれなりの小物だったというわけか?


監視者にまんまと逃げられたローパーは怒りに任せて3匹の飼い犬を銃で撃ち殺しました。

疑心暗鬼になっているロクサーナがカラスカルに連絡をしてしまい、ローパー側につくのだとしたらそれが大きな障害となりそう。

 

現時点ではメデジンで無事に逃げ切ったマルティンとサリーと合流できているパイン。

積み荷についてはテディの働きに賭かっております。


尋問を受けるバジルは、真実を隠したマイラにバカにされたと感じて尾行した結果、ここを見つけ、ホリウェルを騙して情報を入手したことなどを明かすも、アレックスが生きてたなんて夢にも思わなかった、遺体の隠蔽には関与していないと釈明。

しかしマイラは非情で、バジルはチャーリーに射殺されてしまいました。バジルが一番権力のありそうな支援者だったのに……。


自宅に戻り、ローパーが家中をひっくり返して盗聴器を探させている場面に遭遇するテディ。

隠していたカギを使ってローパーの私物をひっそりと漁ると、ローパー名義のパスポートに英国の会員制クラブのカタログ、極め付けには大切に持っていたダニーの写真が出てきてパインの言っていたことがすべて真実だと裏付けが取れてしまいました。

完全な信用を勝ち取り、パインの元にはカブレラの野営地に飛ばされる輸送機の詳細が画像で送られてきます。


パイン側が優勢となったところで、場をかき乱すのはやはりロクサーナの寝返りです。

「ジョナサン・パインをおびき出せ」とローパーから命じられたロクサーナ。

オクタヴィオは無事なんだろうな?

ナイト・マネジャー/ジョン・ル・カレ/村上博基

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▼次回、エピソード6

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