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海外ドラマ≫≫House M.D. Dr. House/ドクター・ハウス シーズン7 12話ネタバレ感想

Dr.HOUSE/ドクター・ハウス:シーズン7 バリューパック [DVD]

エピソード12『色あせない記憶』“You Must Remember This”

あらすじ

人は誰でも仲間が必要。

ネタバレ感想

一過性麻痺とCK値上昇、それに加えて完璧な記憶力を持つ33歳の女性〈ナディア〉を担当することになったチーム・ハウス。

思春期以降すべての瞬間を記憶している驚異的な記憶力の持ち主にハウスが惹かれないわけありません。


病理診断は慣れているはずのタウブは病理学の認定試験に落ちて免許を失いクビになる寸前だとかで、当日は風邪をひいていたから再試を受けると言っても、「どうやってチビを救う?」と問いかけたハウスにマスターズが「家庭教師?」と答えて、3人の候補からタウブが選んだのは『退屈で堅物』なフォアマンでした(笑)

タウブは妻と別れたあれこれによるメンタルの不調で試験に落ちてしまったのでしょうか?意外なんですよね。

「ある男によれば事前に問題を入手できる人物がいるらしい」と良からぬ相談をフォアマンに持ちかけて睨みを効かされているということは、体調が回復しても再試に受かる自信が完全にあるわけではなさそうです。


食生活を菜食主義に変えたという患者の自宅では下剤を飲んでいる形跡が。

大量の下剤によるマグネシウム中毒を疑ったフォアマンとタウブが電話で報告すると、ハウスはウィルソンの車を漁っている真っ最中で、なんとトランクから大麻っぽい草が入った怪しげな袋と大量の注射針を見つけてしまいました。口に入れてみて味で確認できるというのがハウスらしい(笑)

深刻な事態の片手間でも、血圧と呼吸数が正常という理由で高マグネシウム血症をすぐさま除外するハウス。

駐車場から引き上げたハウスは患者の記憶力を活用して、年単位で何回転んだりつまずいたりしたか答えさせ、突然平均値を上回った年を確認し、若年性パーキンソン病だと考えて神経学的検査と薬物治療を命じます。


ウィルソンは大麻に手を出していたわけではなく、あの草はイヌハッカというものでネコが好むものでした。

なんとウィルソンはネコを買い始めており、「独身男の末期症状だぞ。そのネコにインスリンを打ち、クサを買い与えてるのは女をあきらめた証拠だ」と本人を前に大騒ぎ。

持病があるネコの“サラ”は亡くなった隣人から処分寸前だったところを引き取ったのだそう。


店長からナディアが倒れたことを聞いたという姉の〈エレーナ〉が見舞いに来ます。

しかしナディアにとっては苦々しい記憶が蘇る客だったようで、明らかに嫌がっている彼女はそのまま不整脈を起こしてしまいました。

6年以上会っていなかった姉が来たタイミングで不整脈が起きたことを考慮して「ストレス誘発ならQT延長症候群かも」と発言するマスターズの意見が採用されて、負荷検査で確認することに。

ハウスが考えた負荷のかけ方は、クスリによるものではなく「姉を使え」というもので容赦ありません。

すぐには心拍に異常が出なかったので、チェイスから「昔の話を蒸し返せばいい。嘘をつかずに検査に貢献できる」と言われたマスターズは嫌々ながらも姉妹仲をかき混ぜる役割を務めます。

エレーナは車で妹に衝突したことがあるらしく、自分がいるのを分かっていたのにわざと確認しなかったと考えているナディア。

言い争いになり、またナディアに発作が起こるのですが、見舞いに持ってきた花束といい、今回のエレーナの発言といい、花のデイジーが強いストレスを引き起こす要因になっているのでしょうか?

妹から出て行けと怒鳴られたエレーナは「二度と来ないと伝えて」とマスターズに告げ、マスターズは黙っていられず、心拍を上るためにけしかけた自分のせいなのだと明かして強い怒りを買ってしまいました。


ウィルソンは2度目の離婚後にシャム猫を飼い始めて電話にも出ず家は荒れ放題で“なぜか”窓が開けられてネコが逃げたから正気に戻れた、という過去の時間があるから、ハウスはネコ騒動に過敏になっていたのです。


フォアマンはわざわざタウブの滞在するホテルの部屋に出向いて試験対策を手伝おうとしているのに、文句と言い訳ばっかりで「ユージュアルサスペクツでも見ないか?」と話を逸らすタウブはさらに「君は人を見下してばかりだ」と言い、フォアマンは撤退。

出て行く間際に「K・スペイシーが“カイザー・ソゼ”だ」と、タウブが見たがったどんでん返し映画の盛大なネタバレを教えていきました。

正直に生きるマスターズとは別のベクトルで何でも話してしまう密告屋のチェイスは、フォアマンがタウブの家庭教師をおりたことを早速ハウスに話し、ハウスはタウブが合格するまでフォアマンに保険の手続きをさせるという嫌がらせを始めます。

これをタウブは「カディじゃなく先生の意向ですね。僕を失いたくないんだ、僕の心配をしてる」と受け取りますが、実際のところどうなんでしょう。

 

ずっと保険担当でいるわけにもいかないフォアマンは本腰を入れてタウブを指導するようで、自分の家にタウブを招き入れて不在の兄の部屋を貸して「試験まで俺の監視下で勉強しろ」と言い放ちます。「俺の将来も懸ってるんだ、不合格なら殺すぞ」という脅し文句付き(笑)


ナディアは損得勘定で周りの人間を許すか許さないか決めているようで、姉といると昔から損することが多く、自分は全てを記憶しているだけに、周りが記憶を書き換えて真実に目を向けないことに憤りを感じている様子。なかなか生きづらそうです。

チェイスと話している途中で呼吸ができなくなったナディア。

腎不全を起こしているから透析をすべきなのに、透析アレルギーだったようでまさに手の施しようがないといったところ。

腎臓の移植が必要ですが、正規の移植手続きを踏むために自己免疫疾患を確定している時間もなく、親族に提供してもらう必要が出てきました。

ナディアの損得勘定について聞いたハウスは、彼女は感情や思惑のせいで目が曇ることもなく客観的に人を評価できるので姉と一緒にいると損をするというのは事実だろうと考え、ならば主観的感情がある姉につけ込んで腎臓提供を説得しろとマスターズに命じます。


毎日生死に関わる判断をしている上にハウスの下でプレッシャーも受けているというのに、タウブは認定試験で緊張してしまったというのが真相でした。

「前回の試験は妻と家を失う前だった。今回はさらに点数が下がるね」と悲観しているタウブに、フォアマンも「俺は自分の診断が不安になって眠れなくなる時がある」と打ち明けます。ハウスの下で働いていると少なからず選ばれし者だと自負しそうなものですが、勘違いして天狗になることもなく、 皆それぞれに色んな感情を背負いながら過度な責任が伴う医師としての日々を戦っているのだと思うとグッとくるものがあります。


エレーナは腎臓提供をわりとあっさり承諾。

損得勘定で考えれば姉のこの自己犠牲はとんでもなくナディアにとって得になるのでは?

しかし、移植手術から目を覚ましたナディアは血栓が出来て急変。並行して調べていた自己免疫疾患も陰性でステロイドも効きません。

ハウスは「患者は姉に礼を言ったか?本当に現実を客観的に見て損得勘定をしてるなら今まで姉が何をしようと腎臓提供で帳消しになるはずだ」と言い、確認して礼を言わせるようチェイスとマスターズに指示を出しました。


試験を翌日に控えているのに模試の練習問題でフォアマンが恥だと言った70点を遥かに下回る54点しか取れず、取り乱すタウブ。

試験問題を打ってもらおうとカンニングに手を染めかけますが、正義の堅物フォアマンはこれを止めて「君は優秀な医者だ、瞬発力と決断力と度胸がある。問題を盗む必要はない」と評価してタウブの自己肯定感を上げ、合格点が取れるまで夜通し模試をやり続ける熱血指導。

……のはずが、結局試験問題を金で買うタウブに付き添っており、よほどタウブの成績が上がらなかったと見えます(笑)


ナディアは姉のところへ会いに行って感謝を伝え、昔話を始めて辛かった記憶を楽しい思い出話として語り、エレーナは細部を覚えていないのか美化された記憶に同調。

しかし、自分が姉から受けた仕打ちを忘れられないナディアは涙を流しながら「ごめんなさい、やっぱり無理よ!」と叫び、姉の病室を後に。

これを見ていたチェイスは、友人や家族から離れてレストランで働く彼女は損得勘定なんかではなく、イヤな思い出にこだわって何一つ許さないでいるのだと気が付きました。

舞踏運動という不随意運動も起こったので診断はまた振り出しになり、せっかく移植手術を受けたのにこのままだと長くはもちません。

家に何十個もパズルがあったというフォアマンが診断とは関係ないと思っていた光景を知ったハウスは「抹消血塗抹で有棘赤血球を探しておけ」とひと言。

強迫性障害の症状の一つで、ナディアの場合はパズルをやって記憶を溜め込んでいたのです。

記憶力が優れているのは彼女自身が自分の人生に執着しているせいで、他の臓器症状や記憶力自体は遺伝性のマクラウド症候群によるものでした。

完治はしませんが投薬で症状を緩和していけば最長で20年生きられるとか。最長で、か……。


答えを知っていればさすがに緊張はしなかったようで、タウブは自分を励まし面倒を見てくれたフォアマンにホテル暮らしでは不相応な大きなテレビをプレゼント。

そのまま帰ろうとするタウブを引き止めて会いてる部屋にしばらく泊まればいいと声をかけ、意外過ぎる2人の同居生活が始まりました。


強迫性障害に効くSSRIという薬を教えるチェイスですが、それを飲むことにより記憶力を失い“普通”になることを恐れているナディア。

「特別だったら孤独なままだ」と病室に薬を置いていき、彼女も記憶力を手放して孤独に死なずに済む道を選んだようです。


ウィルソンが孤独になることが心配でたまらず、罪悪感もあるハウスは強制的に女性をひっかけにバーへ連れ出したり、以前ウィルソンが気に入っていた看護師を保険であてがおうとしたり躍起になっていましたが、ウィルソンにはやはり時間が必要なのだそう。

その言葉を聞いて「10日間やろう」と割と無茶なことを言ってるのにウィルソンもこれを了承するのです(笑)

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▼次回、エピソード13

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