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海外ドラマ≫≫House M.D. Dr. House/ドクター・ハウス シーズン7 13話ネタバレ感想

Dr.HOUSE/ドクター・ハウス:シーズン7 バリューパック [DVD]

エピソード13『2つの寓話』“Two Stories”

あらすじ

何歳になっても、男女の関係は困難を乗り越えて育つもの。

ネタバレ感想

稀にある時間を遡るタイプのエピソードで、タイトルに聞き覚えがあります。前の時は3つの寓話だったような。

axxi.hatenablog.com

現在から3日前、フォアマンと肺を吐き出した患者のルームメイトを訪ねて、部屋を調べパソコンのパスワードを解読しろと迫るハウスが側にいたルームメイトの友人を撃ち殺しており、大いにハウスの妄想が入った話です。

この話を披露するのは学校の『お仕事紹介の日』というイベントで、生徒の1人〈ティミー〉から「医者は人を撃たないし患者の家もあさらない」と指摘が入りますが、患者の家はあさるんだよなぁ(笑)

『パルプ・フィクション』のパクリとまで言われていますし、その2時間に出会った別の生徒から「あいつは古い映画にハマってる」と言われ、ダブルショック(笑)

規則違反で座らされていた少年少女のカップルの少女の方は顔にひどいアザがあり、アザに注目したハウスに経緯を知りたければ先に話の続きをしろと急かされます。


学校側にはフラーニ先生を名乗っているハウスは、その後も子供相手にはあまりにも不適切な仕事内容を話したり、恋人のカディを激しく怒らせ罵られた話をしたり。

いつもとは違って診断がメインの話じゃない分、患者を診るチームの能天気さというかキャラの立ち方が際立っているのが面白い。

たとえばチェイスが目ざとく新人ナースを見つけてナンパしようとし、晴れて独身になったタウブもそれに参戦して主張し合う2人と、咳き込んで血を吐く患者に対し、胸部CTを撮るべきだという着地点は同じなのにズカズカマイペースに意見を言うマスターズに自分の地位を分からせるため選ぶって抑えつけるフォアマンという構図。

初対面で浮気はしないか聞いたり、3Pできるかと迫ったりする2人のセクハラはハウスの誇張が入っているのでしょうけど、過激なハウスの話は生徒たちに受けています。

その直後に、咳き込んでいた患者は肺を吐き出すことになり、グロシーンの回想には子供でなくてもドン引きです。

壊死した肺組織の塊を吐き出した大学生の患者は今も入院中だそう。

ちなみに寮の捜索に行った先でハウスがルームメイトにパスワードを解読させたあのパソコンは、患者のものではなく怒っているカディと和解するために盗んできたものでした。

しかもそのパソコンを盗むために院内の人を追い払う必要があったハウスは硫化水素とアンモニアをわざとこぼしたそうですが、悪臭で人払いするはずが「どこかのバカが息を止めて失神した」せいで、気付いた時には毒ガス疑いの集団パニックに。

カディの怒りの原因が分からないのでパソコンの中に記された日記を見るためにしてはとんでもない騒動を起こしてしまっております。


カップルの2人は、クラスメイト達に囃し立てられる中、キスを賭けていた勝負で彼女が負けますが、少年としては「賭けで渋々キスしたと見せかければ彼女は尻軽だと思われずに済む」という心意気があったそうです。

ここまで聞いてもまだまだアザの真相には辿り着きません。


カディが起こった理由は、日々の暮らしにおけるストレスの積み重ねというまさに夫婦喧嘩のお手本のようなことが原因でした。

少量のゴミ出しを頼んでも脚の痛みを言い訳にして出さず、レイチェルが起きると言っているのに扉を強く閉めてその音で起こし、便座は上げっぱなし、洗面所は汚したままで、挙句の果てにはカディの歯ブラシを無断利用。

カディの怒りも納得です。

その後カディから歯ブラシを使うなと嗜められても適当に言いくるめてそれ以上話を聞かなかったようで、少女からも「あなたって最低でバカね。彼女を否定する時だけ話を聞いてる」と非難されるハウス。

ハウス曰く、院長で他の誰も彼女を否定しないけれど自分は尊敬してるからこそ彼女に手加減しないのだそうで、これを聞いて少年の方がハウスに賛同。

どうやらアザの原因はホッケーの試合中に彼女と対峙した少年が思い切り打ち込んだシュートが彼女の顔面にクリーンヒットしてしまったことだったらしく、ハウスも「女子に手加減するな」と言ったわけではないので話が違います(笑)

 

日記は読めて謝りに行っても、「あなたは常にやりたい放題だわ。自分が正しいことがすべてなのよ。自分の気持ちや考えだけを優先させるないで。あなたは私を愛してるかもしれない。でも気遣いがない。私は気遣いが欲しいの」と言うカディから距離を置かれてしまいました。

そして、日記の情報から以前レイチェルがお受験した幼稚園は本当の第一志望ではなかったことを知るハウス。

第一志望は寄付金かコネが必要だと分かっていたからハナから検討しなかったようで、その第一志望の幼稚園こそが名門の“ブライパーク”で、今ハウスが来ている学校の附属幼稚園だったのです。

コネを使いたがらないカディに反して、使えるものは全て使う気まんまんのハウスは、ブライパークの役員でもある病院理事長〈ウェルズ〉に協力を頼みに行き、その代償として患者を部下に任せ切りでお仕事紹介イベントのボランティアを務めたのですが、その直前にながら運転で車を派手にぶつけた相手が同じイベントに参加しており、生徒達の指摘でフラーニ先生の名を騙っていたことがバレて身分証を見せろと揉み合いに。

その結果、ハウスも校長先生に呼び出されることになったのです。間違いなく問題児だな。


少年は賭けの結果によるキスは直前でやめて、実は友達に頼んで自分が勝てるようズルしていたことを明かし、怪我させたことを謝ります。

「君が好きだし両思いだと思うけど駆け引きは終わりだ。もし君が本当にキスしたくなったら教えてくれ」と男気を見せており、それに彼女が応じたという流れが冒頭シーンに続いていました。

ハウスも女性への向き合い方について幼い彼に見習わなければならない部分が多そうです。

少女からも「彼女と両思いなんだからとにかく駆け引きをやめて。許してくれるわ」とおませで的確なアドバイスを貰います。

「高飛車だけどたいてい彼女が正しい」という認識をあの若さで持てるなんてなぁ。


これだけ問題を起こしておいてまだ「すばらしい母娘だからここにぴったりだ」とカディとその娘をコネ入園させてもらおうと頼み、彼女が必要だから何かしたい、というハウスのエゴは個人的に理解して貰えるも、校長としての責任を考えると安易な判断はもちろんできません。

 

校長室で『エンドウ豆の上に寝たお姫様』の絵画を見たハウスは診断について閃き、サルコイドーシスを確信していた肺虚脱の患者の病室へ。

実は原因は食べ物で、気管に入り気管支洗浄では取れない大きさのもの、つまりCTには写らないけれど閉塞性肺疾患を起こして薬に反応しなかった、という考えをフォアマンに伝えます。

確認が取れない以上、一種の賭けではありますが試験開胸をしてみるしかなく、ハウスは豆に100ドルを賭けました。

 

カディに謝りに行くと、もちろんウェルズから話は通っていて騒動のすべてを聞いていたカディ。

「君に示したかった、君とレイチェルが大事だってことを。本当だ」と言って、いかにカディが大切かを説き、そして自分が間違っていたことを認めてチャンスを求めるハウス。

カディはハウスを食事に招き、ハウスは用意しておいた自分用の歯ブラシを胸ポケットから取り出して反省を態度で示しました(笑)

流れるようなラストが粋過ぎる!

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▼次回、エピソード14

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