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海外ドラマ≫≫House M.D. Dr. House/ドクター・ハウス シーズン7 20話ネタバレ感想

Dr.HOUSE/ドクター・ハウス:シーズン7 バリューパック [DVD]

エピソード20『色あせた思い出』“Changes”

あらすじ

カディの母親が面倒を起こす。

キャンディス・バーゲンとドナル・ローグがゲスト出演。

ネタバレ感想

宝くじで4200万ドルを当てた〈サイラス・ハリー“サイ”〉は、脚が動かなくなる部分麻痺に。

冷蔵庫の修理をする仕事で有毒物質に晒されたのではないかと考えるフォアマンと、突然の発症は大金を持ったことによる趣味の変化が影響した動脈硬化症だと疑うタウブ。

大金が手に入る前からそばにいてくれたのはいとこの〈フィル〉だけだそうで、病室にじゃんじゃん届く見舞いの品は金のせいだと分かっているサイは「当選金で破滅したりしないさ。金の使い道は決まってる」とのこと。

その使い道というのが、運命の女性〈ジェニファー〉を捜し当てて人生を共にすることだそう。


カディの母親が医療ミスで病院を訴えると言っているらしく、ハウスに助けを求めるカディ。

術後の回復中は自分のところに住むよう勧めたところケンカになり、担当医の目を盗んで薬をすり替えたハウスもクビがかかっているし、ハウスとカディの2人を相手に和解交渉したいという要望があるのでカディ1人では母親と話し合えないのだそう。


患者の食生活は大金を手にした後も変わらず、毎食同じ缶詰めを食べているというのは大問題では?

職場の方も環境がいいとは言い難く、缶詰による重金属中毒と揮発性の毒物の吸入の両方に効くキレート療法ではなく、強制利尿と透析で重金属中毒の治療をしろと言うハウス。

わざわざ危険な透析をやるのは「キレートで治ったら仕事と食事のどっちが悪いか分からない」というあくまでも原因究明にこだわるハウスならではの理由です。

女遊びをやめて、禁欲生活で生まれ変わったチェイスは「今は幸せだ」と晴れやかな表情。

カディの母親の訴訟問題でとばっちりを受けるのではないかとピリついているフォアマンに「誰にも腹を立てず診断を終えてみろ」と持ちかけていたことが効いて、倫理的にはアウトな案もすんなり受け入れたフォアマンはハウスから治療が必要扱いされています(笑)

 

13番はハウスに隠れて透析装置を片付けてキレート剤に変更しようとしていましたが、カディの命令ですべての治療が禁止に。

ハウスが和解交渉に参加しない限り患者の治療もさせないつもりです。


サイラスの病室にはかつての恋人ジェニファーが訪ねてきたのですが、吐き気もなく嘔吐する部分発作が出て感動の再会は束の間となりました。

カディは歩み寄って治療を許可するし外来も免除すると言いますが、ハウスは大人げなくそれ以上を要求し、呆れて付き合い切れなくなったカディ。

ハウスは自分からウィルソンに「交渉に参加しろと言わないのか?」と聞き、「君が正しい。カディとアイリーンは自分たちの問題から逃げてる。偶然にも君の幼稚な行動が大人としての対応だ」という思わぬ回答をもらいました。

ここまで聞いて、ハウスは本当は自分に来て欲しくなかったカディの作戦に気が付きます。

カディを困らせたいハウスは彼女の真意に気付くとすぐに母親との交渉の場に行き、更に火に油を注いでおります。


なんと患者には3種類のガンが見つかってしまい、血管内皮細胞増殖因子を投与してガンを増やし大きくすると言い出したハウスの案に、フォアマンの怒りボルテージは鰻登り。

医師らしく職権濫用で測っていた血圧の数値がみるみる上がっているのを目の当たりにした本人は「怒りを抑えたらダメか!?」とブチ切れながら開き直ります(笑)

 

結局、遺伝的な基礎疾患を知るためにガンを増殖させるというリスクが伴う治療法の同意を取りに行くと、サイラスは「結婚しよう。それなら今ガンで死んでも本望だ、未来に期待せずに済む。愛してる」とプロポーズし、ジェニファーは安易にこの申し出を受け入れず本当に金目当てではなさそうな雰囲気。

しかし、最初から患者の恋愛に否定的だった13番は、1泊のつもりで来たと言っていたはずの彼女が毎日着替えていることを目ざとく見ているし、プロポーズを断ったのも「すぐに承諾したら怪しまれる」からだと考えています。


ウィルソンが間に立ってカディとハウスの戦争を 2人ともに非があったとして仲裁。

ウィルソンが明日アイリーンの家に連れていくのでカディは金を渡して同居は必要ないということ、ハウスはバイコディンの処方を止められたくなければひと言“ごめんなさい”と謝るように言い渡されました。

普段優しい人間が怒ると効果的なあの感じです。

しかし、翌日3人でアイリーンを訪ねるも、言い値だったはずの3万ドルでは納得する様子もなく「遺産は全部ジュリアに渡すわ」という母親にカディがブチ切れ。

一番難航すると思われたハウスの謝罪は及第点だったのに、カディが辛口で母親に噛みつき、娘が持ってきた慰謝料の小切手を目の前で破り捨てる母親。交渉は決裂です。


増殖因子を投与していたのに新しいガンがないし元々のガンは小さくなるという奇妙な結果が出たサイラス。

診断の際にはまたフォアマンに血圧計がつけられ、今回こそ自信満々だったはずなのに数値はどんどん上がって狼狽えたフォアマンは「降圧薬を飲んだ!」と自白。

チェイスは血圧計に細工をしており、前回の時も数値を操作していたようです(笑)

アツくなりながらもフォアマンはそのまま患者の診断を続けて、ハウスは消化管生検と化学療法を指示しました。


ジェニファーから金を託すなら寄付や家族に使ってはどうかと言われていたサイラスはフィルに1000万ドルの小切手を渡します。

感動的なシーンになり、ジェニファーももらい泣きかと思いきや、彼女が眼鏡の下にカラーコンタクトを付けていることに気付いて指摘する13番。

ジェニファーは茶色の瞳をしていたそうで、すかさずサイラスが彼女の愛称である“クマちゃん”の由来を聞くも、「そんなこと忘れちゃったわ」と。

愛称の由来は、彼女の左胸にクマの形のアザがあったからで、忘れるはずがないのです。

彼女が病院に来た時、“クマちゃん”の愛称が本人確認の合言葉のようになっていましたが、この由来についてだけはフィルにも話していなかったこと。

フィルとジェニファーを騙る女が組んで自分から金を巻き上げようと企んでいたと確信したサイラスは声を荒げて2人を病室から追い出し、人生を嘆きながら多臓器不全を起こしてしまいました。


アイリーンは病院で警報を鳴らす騒ぎを起こしてまでハウスとカディを呼び出し、正式に訴えを申し立てると言ってきて、ハウスが「ヨリは戻さない」と核心に迫ります。

訴えると脅すばかりで実際には申し立てないことを見抜いたのです。

警報まで鳴らして2人の共通の敵になることでカディとハウスを協力させて元鞘に戻って欲しいと考えてのことでした。

母親のおかしな介入があってもなお、カディの意思は固く「共通の敵がいてもヨリは戻せない」と。カディも本当に理想が高いよなぁ。付き合っていた頃のハウスを見ていれば多少妥協しても良さそうなものですが。


『共通の敵』に閃きを得たハウス。

脳に異常がないのに脳症状が起きたのは、脳自体が共通の敵だったのではないかと考えます。

腫瘍内の原始細胞が脳細胞に成長し、異物細胞が血流へ。異物に対して体が抗体を作り、元々の脳細胞も抗体に攻撃されていました。

何にでも成長して増殖する原始細胞が腫瘍となって臓器全体を破壊していたのです。

ガンについては早く成長しすぎたことが原因で、その重みで崩壊。

奇形腫と残りの腫瘍を摘出すれば彼の命に問題はありません。

生きながらえると分かってもショックを引きずっているサイラスに、愛した女が詐欺師だったわけではなく、彼女は元から詐欺師で騙されただけだと微妙な違いを指摘し、「不幸なのは愛した女のせいじゃない」と自分自身に言っているかのようなセリフで励ましてやりました。

サイラスの元にはなんと別のジェニファーが現れ、今度こそクマのアザがある本物です。

2人の様子を見て、「たとえだまされてお金を取られても彼は希望があるからずっと幸せよ」と意外と前向きに捉えている13番。

「君は母を亡くして兄を安楽死させ、自分の寿命もかなり短い。だから自分はどのみち不幸になる運命だと信じ、不運な人生を嘆かないようにしてる。運命論が神の支えだ」と言い当てようとしたハウスに、「あなたは?愛する人に捨てられリハビリは失敗。脚はかまれたように痛む。人は変わらない、宝くじはくだらない」と返した13番でした。

 

フォアマンは怒りんぼを気にしており、チェイスの元来のスケベさは治らず結局次の相手とベッドインしたことにやや自己嫌悪もありそうな気配で全体的に皆悩んでいる暗めな雰囲気です。

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Dr.HOUSE/ドクター・ハウス

▼次回、エピソード21

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