
エピソード1『タイ・ハード』“Thai Hard”
あらすじ
タイ最高峰のSWATチームと共同訓練を行うためにバンコクを訪れたホンドーとディーコンとタン。仕事が終わった週末、ホンドーはニシェルと一緒にタイ北部に住むジョーの家に遊びに行く。ジョーは国境付近で麻薬取り締まりの仕事をしていた。ホンドーは、最近LAで流通している、緑茶パッケージでカムフラージュしたヘロインのことをジョーに尋ねる。
ネタバレ感想
タイトルはダイ・ハードとかけているのでしょうか?笑
長く続いているこのシリーズも以前はシーズン6で打ち切りになるという情報が出ていましたが、しばらく見ていないうちにSNSで主役のシェマー・ムーアが突然の打ち切りに対する不満を漏らしたことがきっかけで抗議の声が強まり、その後シーズン7、8と続いたようです。
タイで武装集団に拘束され、ボートでどこかへ運ばれていく〈ダニエル・“ホンドー”・ハレルソン〉の姿が。なんとなく始まり方が海外ドラマというより映画っぽさを感じる仕上がりです。
一方、ロサンゼルスでは〈ドミニク・ルカ〉と〈ジム・ストリート〉が仲間と一緒にレストランに突入して敵を追い込み、「ホンドーは?」「お前のボスにさらわれた、何があった?」と詰め寄り、そこで初めて1万3000キロ離れた場所に連れて行かれると知ることに。一体何があったんだ。
横顔が地味にクリスっぽい新入りの女性はチーム20の“28D”を担う〈ゾーイ・パウエル〉です。アカデミー候補生には〈アレクシス・カブレラ〉もおりましたが、正式な昇格はパウエルで決定ということ?
ボスらしき男は自分を“ゴースト”だと言っており、社会的に存在しないという意味でしょうか?
仲間のまだ年端もいかない少年〈テト〉に銃を渡してホンドーの眉間に撃ち込むよう強要して度胸を試しますが、テトは引き金を引くことを躊躇っております。
遡ること24時間前のバンコク。
タイのSWATを視察に来ていたらしいホンドーと〈デヴィッド・“ディーコン”・ケイ〉、〈ヴィクター・タン〉の3人。
ホンドーは妊娠中の恋人〈ニシェル〉も連れてきており、彼女と国連の麻薬取締官の友人宅を訪ねて数日ゆっくりする予定だそう。
その麻薬取締官というのが、冒頭で一緒に捕まっていた〈ジョー〉のことでした。彼は英国の特殊空挺部隊“SAS”出身で、任務後のビールをホンドーが調達したことから仲良くなったとか。
リゾートホテルかレストランと見紛うほどのとんでもない豪邸ですが、タイでこの規模は普通なのでしょうか?
ここを訪ねたのは単に親交のためだけでなく、緑茶の袋に入ったヘロインがLAで出回っていて製造元がこの地域だと突き止めたからです。
ジョーいわく、「確かに麻薬工場はあったが数ヶ月前に潰した。黒幕もその時死んだ」とのことで、捜査に役立てるために資料を送ってもらえるよう頼むと、「明日の朝現地に行くか?」と誘われ、麻薬工場の跡地を見に行くことに。
そこでは潰したはずの麻薬王“ゴースト”こと〈ゾー・ミン〉の組織がまたさらった子供を使って麻薬を作らせている真っ最中。
ひとまず退散して報告するはずが、見張りに見つかって囚われの身になったしまった、と。
LAでも、ルカが逮捕した売人から「緑茶ヘロインは毎週手に入り、今後もさらに入荷する」という情報を得ており、まったく壊滅できていなかったことが明らかになって、ホンドーの動向を知っている〈ヒックス〉もすぐ連絡を入れるも留守電に切り替わっております。
嫌な予感はしているようですが、まさか死に物狂いで川に飛び込み逃げている最中で携帯も水没したとは思いません。
一度は水流に乗って追っ手を撒くも、まだまだゾー・ミンの縄張りな上にジョーは腹を撃たれて手負いです。
調整役の〈チンタナ〉、〈ソムチャイ〉の2人にタイの本場の味覚を味わうツアーに連れて行かれているタンとディーコン。
タンがやたらと強がってゲテモノや激辛を平気な顔で食べているのが笑えます。
そして、ホンドーは追っ手の車から携帯を盗んでディーコンに連絡し、電波が悪くてロクに聞き取れない中、少ない情報でしっかりトラブル発生だと悟るディーコンはやはり信頼感抜群です。
銃を持ったテトに見つかってしまった2人ですが、子供たちもさらわれて強制労働させられていることは分かっているので「味方だ」と声をかけるホンドー。
「弟と友達が捕らわれ虐待されてる。逃げれば殺される、助けてくれ」と伝えるテトに、君たちを助けるから今は自分たちを助けてくれと説得して車のキーを取ってこさせます。
テトが助けてくれたのはいいけれど、見回りがすぐそばにいるというのにホンドーとジョーは見晴らしのいい場所にいすぎだろ(笑)
チャレンジコインの説明より先に逃げるべきだし、このコインが見つかればテトの関与もバレてしまい、“友達”になった彼を追い込むことになります。
最後の1発をもう一台の車をパンクさせるのに使うあたりはさすがですが。
ディーコンとタンがニシェルに連絡を取り、麻薬工場跡を訪ねて帰ってきていないという情報を掴み、LAの本部と連携。
最後に音信不通になった場所を特定してディーコン達を乗せたタイ警察のヘリが救出に向かう中、LA組はホンドーが訪ねた再稼働している麻薬工場と、死んだはずの麻薬王“ゾー・ミン”の名前が電話で出たことを合わせてゾー・ミンが生き残っていた可能性を考え、逮捕した売人に話を聞きます。
「仲間の命が懸かってるんだ、お前のことなど知ったことか!」
何も話していない売人に密告者のレッテルを貼るデマを流すと脅すヒックスとストリート。こちらも必死です。
ヒックスの剣幕に本気を悟った売人は観念して、元少年兵で顔に傷のあるアジア人〈レック〉の名前と行きつけのミャンマー料理店があることを吐きました。話が早い。
診療所に辿り着いたホンドーとジョーですが生憎の休診で、その場にいた野次馬に時計と引き換えで携帯を借りてディーコンと連絡。
すぐに助けられそうな雰囲気だったところ、先に到着したのは追っ手の方でした。
ジョーも死にかけているし弾もない丸腰でそのまま連行された、と。
遅れて到着したヘリチームはジョーの血を見て事態はより深刻かもしれないと考えています。
ホンドーの時計をしている男を見つけて話を聞くと、「ゴーストがさらった」と聞きます。
ここで冒頭のシーンへと繋がるのです。
LAの突入チームにも続きがあり、レックの携帯を奪い取ってタイの番号との通話履歴を調べて位置を特定。
リアルタイムでヒックスからディーコンにも伝えられ、座標がヘリに送られます。
テトが撃つのを躊躇ってゴーストから恫喝されているところに到着したタイ警察とディーコンとタン。テトはなんとゴーストの甥だそう。
さすがに訓練された兵士達は即席チームでも連携が取れており、次々と見張りを制圧してホンドー達が捕らわれている遺跡内へ踏み込みます。
応援の到着を悟ったホンドーも隙をついて敵から銃を奪い取って揉み合いに。
殴り倒されるもとどめは刺されずに自分が逃げることを優先してくれて助かりました。
しかし、テトはゴーストに引き摺られるように連れ去られ、彼を助けに行こうと暴走しかけるホンドーを止めるディーコン。そりゃそうだ。
ジョーもすぐ病院へ運ばねば危険な状態で、その場はテトを諦めたホンドーですが、シーズン6の全話に渡っても命の恩人である彼を助けに向かうんでしょうね。さすがに全話は長過ぎるか。
麻薬工場跡地は既に撤収した後で、「俺は残る、テトを保護するまで帰れない。2人は帰国しろ」とディーコンとタンに言うホンドーに対し、危険な目に遭ったばかりの仲間を置いて帰れるはずもない2人。
ヒックスに電話をかけると、こちらから言うまでもなく「許可する。滞在を延長したいんだろ?申請書にサインしておいた。ただし無事に帰ってこい、命令だ」とのこと。
ヒックス、ここまで物分かりの良いカッコ良いキャラでしたっけ?尋問の時と言い、この粋なセリフと言い、いちいちかっけぇな。
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