
エピソード4『CEOの決断』“Risky Business”
あらすじ
ビジネス上の決定が、誠実さについて疑問を投げかける。
「ダメージ」のマイケル・ヌーリーがゲスト出演。
ネタバレ感想
会社の中国移転を決めたことで職を失う従業員からのヘイトを買い、抗議活動の名のもとに凄まじい嫌がらせを受けているCEO〈サド・バートン〉。
娘と話している最中に遠近感覚がダメになった彼は、「病院に連れて行ってくれ」と頼みます。
入院して寝て起きたら見え方が治ったと聞いて、アリス症候群だから薬で治療可能だと診断するハウス。アリス症候群は子ども特有の一過性のものかと思っていましたが大人もかかることがあるのか。
これは娘の手前の方便で、彼がすんなり寄付をしてくれないと分かると中国語で「向こうで精神疾患は差別されるぞ」と本人にしか分からないよう脅し、今いる2人に加えてチェイスとタウブも呼び戻せるほどの額をせしめ取ったようです。
バートンが移転を決めたのは金儲けのためではなく、4ヶ月前に妻を非ホジキンリンパ腫で亡くした悲しみのせいでアメリカから離れたかったからだと話す娘。
会社移転は酷いと言って非難したアダムズが娘から経緯を聞いていた途中に病室のバートンは咳き込んで血を吐いており、新たな症状が出ました。
昨夜の時点でバートンは「脅されて小切手を切ったから現金化しないでほしい」とフォアマンに連絡を入れていたそうで、まだまだ診断科の経済難は続きます。
整形外科に盗まれたオフィスを丸ごと取り戻そうと執拗な嫌がらせを始めるハウス。
放射線治療を受けながらアダムズと話すバートンいわく、海外移転と妻の死は関係ないのだそう。
578年創業の日本の会社で仏閣などを建立してきた金剛組は50世代にわたり一族が経営してきたが5年前に破産したという話を出して、最後のCEOの気持ちを考えているバートン。同じ立場の重責を背負っていることがかなりのプレッシャーになっていることは間違いありません。
途中で軽度の心臓発作を起こしてしまい、放射線のせいというわけでもなさそうです。
裕福な家庭で育ってきたお嬢様特有の世間知らず感があるアダムズは、ハウスに金を貸してくれと頼まれて5000ドル貸してもいいけどその代わり「外来診察を週6時間に増やすこと。患者の扱いがひどいわ、もっと患者と接すれば態度が改善される」と自分には何の得にもならない謎の提案をしています。
カディ枠なのか……?それにしては病院からすれば完全なる部外者ですよ。どの立場からの指図なんだ。
どうもアダムズとハウスのやり取りには面白さを感じられないんだよなぁ。
ハウスの悪知恵を使って審問会を取りやめてもらうため、セクハラがあった夜に〈アンドリューズ〉が酒を飲んでいたと知っていて呼び出して仕事させたフォアマンにも非があるしそれを隠していると考えて脅しにかかるパク。
しかし堅物院長のフォアマンによれば、塞栓術が必要な患者がいたのに捕まった医師は彼のみで、彼は酒を飲んでいるからパクを推薦すると言ったらしく、監督者として呼んだそうで、この経緯は既に先週の審問会で役員に報告済みで、2週間分の減額になっていたのです。
脅迫は完全に逆効果になってしまいました。それもこれも賭けのためにパクをクビにさせようと画策するハウスの罠で、今度は殴った相手のアンドリューズ本人に意見を求めに行って2人に気まずい対面をさせています。
患者の症状を伝えてアンドリューズが疑ったのは正常圧水頭症でしたが、パクは真っ向から否定して「自律神経失調症では?」と異を唱えており、元上司に対して一歩も譲らず自分の診断を押し通すところはハウス好みか?
ハウスは正常圧水頭症を支持して「髄液検査で確定しろ」と言い渡し、パクを試しているような気配。
パクも試されていると感じて「彼に逆らう度胸があると示したい」のだそうで、指示とは逆をいく傾斜検査で自律神経失調症を確認したがりますが、大昔のハウス理論でいくと試されているのは忠誠心かもしれないことに気付いておりません。
大して診断を裏付ける医学的根拠もないのに、アダムズも彼女に同意する形で、パクが審問会の準備をしている間に代わって傾斜検査を行うようです。
しかし、傾斜検査のせいでバートンは昏睡状態に陥ってしまい、審問会に乱入してクビを宣言するハウス。えらく演技がかっており、嫌われ者の自分に反抗できる部下として役員達に認めさせようとでもしているのが本当のところでしょうか?
元から正常水頭症とは考えていなかったのに、自分に逆らって傾斜検査をさせるために髄液検査を指示していたその思惑にまんまとハマっていたパクは審問会が再開されても乱入のせいで頭に入れてきた冒頭陳述が飛んでしまった様子。
しどろもどろの説明とクビにしないで欲しいという懇願は役員たちの目にどう映ったのでしょうか。意外と等身大な感じで同情を引けそうでしたが。
アダムズが髄液を調べてみるとハウスの言う通り、頭蓋内圧が上昇が確認できました。
そして、パクはクビを回避できたようで上機嫌で戻ってきます。
部下達と診断を考えようにも隣の部屋が煩く、殴り込みに行ったハウスでしたが、整形外科のレントゲンに映るY字の固定用器具を見て閃くと、「血漿交換をしろ。1時間で目覚める」と2人に命じます。
Y字型の抗体の複合体のせいで血液がドロドロして血管を詰まらせ臓器に異常を来たしていたバートン。
普通、過粘調度症候群は血球などの増加が原因ですが、今回は関節リウマチでできた抗体が原因になっていました。
抗体を一掃すれば血液の粘度は正常になり、すぐに復帰もできそう。
インサイダー取引で儲けるためにすぐにでも書類にサインさせて復帰を発表させ、暴落した株価を回復に仕向けたいハウスですが、娘が「移転するなら私は辞める。お父さん、私にはできない。家族のことを思うならやめて」と中国移転に断固反対の姿勢を示します。
それでもなお書類にサインするバートンでした。
やはりウィルソンだけはハウスの見方が分かっていて、「君はパクに同情が集まるよう仕向けた。君は役員に嫌われてる。君がクビにしろと言っても誰も従わない」とズバズバ言いながらパクのクビに関する賭けに負けた金を手渡しています(笑)
株で大儲けしたハウスは診断科に必要な予算を大幅に超える小切手をフォアマンに渡して、「チェイスとタウブを呼び戻せ」と。
インサイダー取引でまた刑務所に逆戻りなんてことにはなりませんかね?
アダムズのことも正式採用になり、ハウスがずっと疑問視していたオシャレな格好で病院に来ていた理由の答えが、「あの朝離婚届にサインした」ことにあったと明かされます。
1年近く別居していた上での離婚だったそう。既婚者だったとは。
整形外科からすべてを買い取ったハウスはまだ怒りを抱えている彼女にバッドを渡し、骨格標本を始めとする整形外科の遺物をめちゃくちゃに壊させました。なんだこれは(笑)
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