エピソード6『倒れたピエロ』“Parents”
あらすじ
子育てにおける決断が長期的な影響を及ぼす。
「レスキュー・ミーNYの英雄たち」のジョン・スカーティがゲスト出演。
ネタバレ感想
手に軽い怪我をして来たタウブは元妻レイチェルの恋人〈フィル〉から娘と一緒にポートランドに引っ越したいと言われてモメたそう。
今回の患者は駆け出しのピエロをしており、子供から股間を殴られた直後に腕と脚の感覚を失った〈ベン〉です。
揃って病院に駆けつけてきた母親はいかにも過保護そうな雰囲気があり、息子のピエロの仕事をただの趣味だと考えているし、あわよくばこの機会に辞めてほしそう。
実の父親は亡くなっており、その父親に近付きたい思いでベンはサーカスのピエロを目指しているのです。
ハウスとウィルソンは相変わらず恋人のような関係で、患者から貰ったボクシングのリングサイド席のペアチケットを使いたいから仮釈放中で外出できないハウスを置いていいか聞こうとするウィルソンに「土曜の夜を別々に過ごすのは認めない」と反対するハウス。ウィルソンも勝手に行けばいいものを確認したり言い訳したりするから(笑)
心膜が肥厚しており、アダムズのシェーグレン症候群の診断ご採用されて免疫抑制剤の点滴が始まります。
継父の法律事務所のインターンが3週間後に始まるらしく、それでもベンは実の父親のようにピエロの仕事で子供達を笑顔にしたいという夢を持っていて、赤ん坊の実父の立場にあるタウブは自分と重ねてご満悦で「夢は捨てるな」とアドバイス。
話している最中に鼻と口からの出血が始まり、シェーグレン症候群というアテが外れました。
ルビーはタウブが預かる番だったのにスケジュール管理ができず迎えに行くのを忘れていた〈ソフィー〉を預けに病院まで来ており、なんとレイチェルとの子は偶然にも〈ソフィア〉だそうで丸かぶりです(笑)
タウブに抱っこされて泣いているソフィーを見て、血は繋がってないのに自分が抱いていた時はグズらなかったと嫌味をぶちかますハウス(笑)
再生不良貧血なら骨髄移植が必要なので、血小板輸血をして時間を稼いでいる間にドナー適合者を探します。
しかし、血小板にアレルギー反応を起こし、親族にドナー適合者も見つかりません。
リウマチ協会の学会から講演依頼が来たから土曜の夜9時にアトランティックシティーへ急遽行ってくれとハウスに仕事を与えるフォアマン。
外出の許可もとるし要求も聞くと言われて、倍にした外来診察を半分に減らして、半分にした経費を倍にしろと取引して意外にもすんなり成立。
ただし、同じ時間帯にボクシングの試合があることも把握しているフォアマンは誘惑の多い夜の町に仮釈放中のハウスを行かせたくないので講演時間を朝にずらしてもらって泊まらせずに帰る、と。
実は講演者のふりをして電話したハウスが自分を推薦した八百長までお見通しです(笑)
実の父親が黒色腫で死んだのに息子を検査させていない母親を不審がるハウス。
交差適合試験で患者に近い血液を探させると同時に、母親が隠しているはずの父親の死についても調べろとのこと。
黒色腫の種類を母親に聞くと、「黒色腫じゃないの。死んでない」と予想の斜め上な隠し事が見つかりました。
〈ゴードン〉と名前を変えてペンソーケンに居るのだそうで、フラフラしている父親をよく思っていないことから息子や再婚相手にもこの事実を隠していたのです。
母親が酔うと書斎に閉じ込められたので本を読むしかなく医師になって成功できたとチェイスが明かすと、アダムズは家が裕福だけど両親は合法的には稼いでいないという、ハウスが必死に探ろうとしている家庭の事情を話し始めます。
ただ、ポーカーから始まり薬物に手を出して「売るだけじゃなく自分も使い始めた」というのはさすがにやり過ぎ感があるし、人身売買で子供を扱ってると言った時点でチェイスをあしらおうとしているのが確定しました。
確かにチェイスはハウスのスパイとなって電話を繋ぎ、彼女の家にも闇があると信じて解き明かそうとしているハウスに会話を聞かせていましたが。
実父に会いにいって訳を説明しても協力が得られないままにベンは呼吸困難を起こして骨髄ではなく肝臓に問題があったと明らかに。
高アンモニア血症なのか合成障害なのか見分けるためにたんぱく質を投与して「合成障害なら心不全を起こし、高アンモニア血症なら昏睡に陥る」といういつも通りの一か八かの確認の仕方で手っ取り早く診断を特定したがるハウス。
しかしボブの左目は眼球が突き出してきてしまい、これは肝臓の問題ではありません。
「ハウスを行かせてやれ。ちゃんと学会にも出席する。ボクシングを1回見るだけだ、あいつは診断科を立て直したし交通違反さえしてない」
ウィルソンからフォアマンに直談判するも、ハウスが行きたがっているからこそ、自分の方が立場が上だとはっきり分からせるために許可はできないと断固拒否で、友達としてハウスと一緒にテレビ中継を観戦して自分の悪口を言うことがウィルソンの役目だから一人で行くなと通告するフォアマン(笑)
何故かこれを聞いて「そうだな……」と目から鱗の表情でチケットを放棄したウィルソンはチョロ過ぎるでしょう(笑)
再婚相手から息子が危ないと連絡を受けて病院に見舞いに来たゴードンを見て、ベンの母親は取り乱して「ダメよ、帰って!」と追い出します。
その様子を見ていたハウスは、帰ろうとするゴードンを呼び止めて「息子を性的に虐待したろ。その歩き方は脊髄癆だ、あんたは晩期の梅毒だ。それを12年前息子にうつした。だから母親は会わせようとしない」と謎解き。
これで合点がいきました。
12年も経てば感染は弱まっているので、梅毒の検査で陰性だったのも説明がつき、子供に股間を殴られたせいで骨盤の菌が目を覚ましたというきっかけも、免疫抑制剤での菌の暴走と、抗生物質による殺菌後に煙が残るように梅毒の毒素が残ってヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応が出たということも、これまでの全てが噛み合います。
ベンの服に染みがついているのに気付き父親と引き離したけれど、ベンは虐待について何も覚えておらず、僅かに残っている記憶から父親を崇拝していました。
過保護なだけかと思えば、真相を知る母親が一人で全てを背負って息子を守っていたのか。
童貞なのに梅毒だという事実を患者にどう話すかの問題は、チームで唯一の父親であるタウブに損な役回りを押し付けて終わらせたハウス。
息子の幸せを壊すまいとした母親の気持ちも尊重する形で、タウブはベンに梅毒だったと伝えた上で父親の虐待は明かさず。
結局、アダムズが学生時代に成績不振だった原因は家出したからで、その理由も他の友達は家族の関係が破綻していて、「それが人間に深みを持たせる気がした」という若気の至り的考えで完璧な両親を遠ざけたという反抗期のせいでした。
ヒッチハイクして年上の男と同棲して2ヶ月後家に戻った娘に、彼女の親は立ち直れなかったそうで、自身の行いに対する反省と親への罪滅ぼしのために頑張って医者になったようです。
なんとなく屈折した感じもあるからこそ、ハウスと働こうと思えるのかもしれません。
ポートランド行きの希望は勝手だったとタウブに謝罪したフィルと、行きたい気持ちはあっても娘の父親が反対してるのに行けないと諦めてくれたレイチェルに対し、タウブは改めて訪ねて行って送り出してやるのかと思えば「引っ越すな」と念押し。
フォアマンからの言葉で思い直したウィルソンがピザを買ってハウスを訪ねますが、居るはずの家主はおらず。
テレビをつけてボクシングの中継を見ると、ビール片手にリングサイドシートに座って生観戦を楽しむハウスとフォアマンの姿が(笑)
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▼次回、エピソード7

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